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テーマ:韓国!(17286)
カテゴリ:韓国って・・・
またまたお久しぶりです。
前回の日記の時よりメッキリ寒くなって、いよいよ12月になってしまいますた。 全くなんの変わりも無く、ただボケーーーと過ごしていたけど私の内側では、かなり熱い韓国ドラマブームが渦巻いていたのだ。 今まで韓流ドラマの類は興味なく、ウォンビンにお熱だった当時に『秋の童話』を見たぐらい。内容はともかく、目の保養的な意味でウォンビンを眺めていただけ。 それがどうだろう。 夫の大推薦により『砂時計』という韓国ドラマを借りて見だした所、あまりの面白さに家に引きこもって見続ける日々が始まった。 韓国に住んでいる人や、韓国通なら知らない人は居ないとまで言われてるこのドラマ。 95年に放送され、韓国史上最高のドラマと言われており、説明は不要なぐらい。 一気にDVDを借りて、休みの前の日の夜から見るのが極上の休日の楽しみとなってしまった。 出演はチェ・ミンスやパク・サンウォンやコ・ヒョンジョンやイ・ジョンジェ。 さすがに13年前のドラマとあって、非常にみんな若いし、当たり前だが髪型や服装がダサい。(今の感覚で言うと) 内容はラブストーリーと平行して、2人の男の友情や韓国の時代背景や、当時の状況、そして光州事件などがリンクし、あの時代(70年代~90年代まで)の韓国でなければ生み出すことができなかったドラマと言った感じ。 非常に感慨深く見れたし、今まで見たドラマで一番好きなドラマになってしまったほど。 が、私の隣には夫が居る・・・。 ヤツが私が一生懸命見ている横で黙っているはずもなく、 パク現代社会先生(自称) と、自分自身を豪語し、イチイチ説明を始めてくるのだ。 確かに、あの時代の韓国のことは知らないし、民主主義運動なんて言葉は、教科書でしか見たことも無い私は無知だが、いくら韓国人とは言え、夫だって79年生まれ・・・体験してないじゃん!!! 夫側の親戚は全員が全羅道出身で特にシオモニは光州出身なので、80年に起こった光州事件は他人事じゃ済まされない事件だったとは思う。 前に日記に書いた、千葉に住むシオモニの弟は、当時光州事件で占拠された朝鮮大学の学生で、民主化運動に参加していたらしいし、80年に生まれた夫のイトコは光州に居ると危ないから・・という理由で、ソウルに家族で引っ越してきた。 ドラマでも描かれているが、犠牲となった人はもちろんのこと、デモや運動に参加する学生や市民も大変だっただろうし、それを押さえつける兵役中の軍人もかわいそうだった。 自分の生まれ育った街や、もしかしたら知り合いが居るかもしれないであろう状況で、命令通りに攻撃し、発砲して。。 こんな痛ましい事件が、大昔の出来事でない位置にあるのにも驚きを隠せない。 ドラマの内容も印象的だが、やはり出演者が素晴らしかった。 チェ・ミンス。。。彼ほどのカリスマ性が出せる役者は居ないだろう(夫曰く・笑) 最終回の演技はリアルすぎて痛ましいほど。 ただ、隣で夫がずーーーーと 「俺・・震えてるか??」 と、最終話のチェ・ミンスの真似をしていて、当時学校でどれほど流行ったかを教えてくれた。マジ、しょーもない教え。 そして検事役のパク・サンウォンに至っては、くりーむしちゅーの上田に似とる!!と大笑いし、しまいにはノ・ムヒョンにも似とる!!!となかなか的を得たことを言うので、まるっきり無視できない。 ただ、チェ・ミンスのライバル(というか敵)にジョンドと言う小賢しい男が出てくるのだが、こいつがアンジャッシュの児島にソックリなことと、当時のコ・ヒョンジョンが昔の松嶋ななこに似ていることを私が夫に伝えると 「そうでもないよ・・ちゃんと見て!!重要なシーンよ」 と、言われた。 節々で、チェ・ミンスの物まねを織り込んでくる夫に言われたくないセリフ。 そんなこんなで、私がブログに感想を書くと、どうも軽さが出てしまい(笑)ドラマの重厚さが半減してしまうのが口惜しいが、素晴らしいドラマだった。 あまりにも感情入れすぎて、心に鮮烈に残っては居るが、気力を吸い取られた感じなので、すぐには2回目を見る気にはなれないが、来年にでももう一度ゆっくり見てみようと思う作品。 それにしても・・顔もかっこよくて声もかっこよくて、演技も素晴らしいチェ・ミンスだが、失笑を買うのはなぜだろう(笑) 確か私がソウルに居る時に見たバラエティでも、男性アイドルと真冬に氷水に入り、暑苦しい説教を垂れていた・・・。(わかりやすい、いい兄貴的な感じで) つい最近芸能ニュースで見た彼は、髪を伸ばし髭をボーボーにし、裸足でインチョン空港に居た・・。 まぁそれを差し引いても、彼の演技力とこのドラマは申し分は無いのだが。。なぜ??なぜゆえに??? パク現代社会先生に聞いても解せない謎が残った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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