焦るおっさんが、癒しの曲に救われる
今朝、今日の授業先一軒目のお母様からメールで開始時間を2時間ずらして欲しいとの連絡があった。放課後、球技大会があるので、帰宅後すぐだと勉強に集中できないかもしれないとのことで、5時から7時の予定を、7時開始にして欲しいという内容だった。しかし、8時半から塾での授業があったため、6時開始でお願いして、快諾された。 ということで、6時から8時まで授業をして、いつもは30分ほど懇談するところを、2~3分で切り上げ、11月分の月謝も頂かずに急いで、一軒目を後にした。先週の灘中学の入試問題は全問正解していて、塾で「誰に教えてもうたんじゃ~。」と怒られたそうなw。間違えてなくてよかったけど、そのまま提出するなよ~~。 一週間のレギュラー授業の中で、金曜の一軒目から二軒目への移動が、普段からもっともきつい。この日は、さらにタイトなスケジュールだったため、あらかじめ、二軒目の生徒(高2)には「勉強しながら待っておいて。」と連絡を入れておいた。遅れそうになっても安全運転で来てや~と、いつも言ってくれている生徒なので、問題はないのだが、やはり遅刻することはよくない。そういうことに甘くなる自分がイヤだ。なんとか、間に合わないだろうか。 阪神高速堺線の堺料金所を通過するとき、8時22分だった。授業開始は8時半。う~ん、なんぼなんでも厳しいか。普段は、阪神高速では、だいたい70~90km/hくらいの速度で他車の流れに乗って走るのだが、さすがに今日は少しぶっ飛ばしたりもした。ここ1年はめったにない100km/h超え走行もした。でも、やはり捕まるのもイヤだし、なんといっても事故を起こしては、人生が終わる。 そんなとき、心を鎮めてくれたのが、オーディオから流れる音楽だ。ちょうどクラシックのCDが入っており、「パッヘルベルのカノン」「ハイドンのメヌエット」というような曲が、「おいおいpargenさんよ。焦らずゆっくり走りなさい。生徒は許してくれるよ。」と言ってくれているように感じた。その後は、落ち着いていつもくらいの速度で走ることができた。弁天町出口を出る瞬間に8時31分。中央大通りで引っかかる信号が長く感じる。塾に到着したとき、8時36分で6分の遅刻となった。いつもは徒歩5分程度の駐車場に停めるのだが、これ以上の遅刻はできないと、路駐にした。 遅刻したため、生徒に「お詫びに予定の10時より長めに授業するわ~。」と言うと、試験前ということもあり、張り切りだして10時40分までの授業となった。前向きな生徒は好きなので、しんどいこともなかったし、その時間までいたおかげで、他の講師と遊ぶことになった。(それについては土曜の日記へ記載) それにしても、今日ははげしい速度超過、路上駐車と、ここ1年はほとんどしていなかった違反行為を繰り返してしまった。交通違反は、見つからなければ、点数やら罰金的には一応セーフだが、検挙されることよりも、「まあ、いいやろ」という油断が事故につながることがもっとも怖い。 翌日、土曜日に阪神高速池田線で帰路についたとき、加島付近反対車線での車両火災の悲惨な事故現場を見た。こちらの車線まで熱を感じるほどの激しい炎の勢いだ。カーブ付近でスピードでも出しすぎたのだろうか。向かいから消防車、救急車が次々にやってきて、加島-豊中南間が通行止めのとなり大渋滞も起こっていた。運転手は無事なのだろうか。本当にぞっとする光景だった。 やはり、あまりにはげしい速度違反や、ここはあかんやろという場所での路上駐車、走行中の電話は、警察の検挙にもビビリつつ、気持ちの緩みを防ぐ意味でも、しないようにするぞ!