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原子力安全神話の次はダム治水神話も崩されないといけない。
轟々と流れる洪水の川を一目でも見たらわかるだろう。 もしここを堰き止めたらすぐにいっぱいになってしまうだろうって。 だからダムに治水効果があるとしたら、カラの状態から満水になるまでの時間稼ぎ程度のものだろう。 そもそも多目的のダムでは利水、発電では満水が理想。治水にはカラのほうが都合がいいはず。だからここでそもそも相反してるのだ。 大雨が降るとサイレンが鳴ってダムの放流が知らされる。 数時間後には急に水位が上がって河川敷は水浸しになる。 これは大雨本来によるものと言うよりも、今後の大雨に備えてダムの水位をさげるために緊急に放流した結果だろう。 むしろそのダムの緊急な放流によって被害が出ることもあり、今までも各地の水害で訴訟も起こされている。 今回八ッ場ダムの治水対策ではダムを造る方が経費が安いという結果が出たらしいけどこれって原子力安全神話と一緒。 国土交通省河川局に都合のいい意見を集めた結果だろう。 八ッ場ダム:「建設が最良」に学者10人反論 声明文 毎日jp http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111015k0000e040069000c.html 河野太郎氏のツイート 「河川局は原子力並に悪質。データ捏造してきた。 八ッ場ダムについて国土交通省関東地方整備局が「コスト面からダム建設が最良」との結果をまとめたことを受け、河川工学や防災地形学の学者10人が検証結果について「科学性・客観性が欠如したものと言わざるを得ない」として公正な検証を求める方針。」 毎日の記事の引用 「建設の是非を検証中の八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)について国土交通省関東地方整備局が「コスト面などからダム建設が最良」との結果をまとめたことを受け、河川工学や防災地形学の学者10人が近く、野田佳彦首相や前田武志国交相に検証の抜本的なやり直しを求める声明文を提出する。検証結果について「科学性・客観性が欠如したものと言わざるを得ない」として、公開の場で公正な検証を行うことを求める方針。 声明を出すのは大熊孝・新潟大名誉教授(河川工学)、奥西一夫・京都大名誉教授(防災地形学)、今本博健・京都大名誉教授(河川工学)ら。 関東地整は利根川の治水対策にあたり、今後20~30年で達成可能な毎秒1万7000立方メートルを河川整備計画相当の目標流量に設定。ダム建設に加え四つの代替案を比較検証した結果、コスト面ではダム案が約8300億円で最も安く、10年後の治水効果を一番見込めると判断した。利水面でも必要性があるとした。 これに対し、今本名誉教授は「治水面では科学的な裏付けがないまま、ダムを造ることを前提に目標流量を設定している。八ッ場の洪水調節効果量は少なく、全く役に立たない。利水面も流域自治体の意見を追認しただけで、現状とかけ離れた過大な水需要予測になっている。河川行政に批判的な専門家も入れた第三者機関を設置し、公開の場で検証してほしい」と話す。 関東地整は現在、検証結果について一般から意見を募るパブリックコメントを実施しており、終了後に対応方針案を国交省に報告し、国交相が有識者会議の意見などを踏まえて最終判断する。【樋岡徹也、奥山はるな】毎日新聞 2011年10月15日」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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