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前回の日記を書いたのが土曜日、残りの時間を大切にと書いたのですがその日は思っていたより早く来てしまいました。
翌日曜日、朝のうちに買い物をすませてしまおうとスーパーに行っていたら携帯電話に何通も着信記録が残っていました。 慌てて駆けつけると血をいっぱい吐いたので管を鼻から入れられていました。 たまたま義兄の妹さんが看護師さんでお見舞いに来ていてくださっていて脈を診てくださったり、少しでも楽になるように考えてお世話してくださったのもとってもラッキーなことでした。 母、私たち姉弟、その連れ合い、鹿児島にいる孫全員、姪たち、大勢ベッドを囲んで意識が落ちそうになるとみんなで「じいちゃん!、じんちゃ~ん!」と大声で呼ぶものだから、驚いたような表情で目を開けては赤ちゃんみたいににっこりと笑うということが何度も繰り返されました。 亡くなる30分ぐらい前には、右手に私と弟の手、左手は母と姉の手をしっかりと握って弟に「よろしく頼む。」と言い、胸に5人の手をしっかり重ねました。 そして両手を挙げて、弱々しい声ではありますが「ばんざ~い!!」と言ったのです。 私たち全員も「ばんざ~い!!」と続けました。 みんな笑顔でした。 6月19日午後6時45分、91歳。 こんな最後でした。 ありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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