天使の通り道

実家に行ってきました。
母がまた浮かない顔で、
「私ほんとにもうボケがひどくて、またやっちゃったのよ。」
「何を」
「この間お見舞いの熨斗袋に一万円札を入れて名前を書いたら失敗しちゃってねえ。書き損じの袋をびりっと破ったら一万円札も一緒に破っちゃったのよ。」
「あら、銀行に行ったらすぐ替えてくれるわよ。」
「でもボケてるって思われるかも。恥ずかしい・・・」
「じゃあ〇〇さん(隣のお嫁さん)に頼めばいいのに。」
「それも恥ずかしい・・・」
てなわけで私が銀行までひとっ走りして替えてもらってきました。
「よかった。ずっと一人で悩んでたのよ。」って。
ああ、歳をとると私もいちいちあんなふうに悩むのでしょうか・・・
まあとりあえず解決してよかったです。

帰りに弟のヨーロッパ出張のお土産をいただきました。

　　　

パリって書いてあるだけでなんかうれしい。
ああ、いつ行けるんだろうか、私はパリに。