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テーマ:映画館で観た映画(8527)
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2週続けて土曜日に映画を観てきました。
「杉原千畝」と「海難1890」 「杉原千畝」は第二次世界大戦の時、6千人ものユダヤ難民にヴィザを発行し続けた外交官として有名ですが、戦後そのことで外務省を辞めさせられていたんだそうです。 彼の名誉が回復したのは、亡くなった後だったそうですよ。 ビックリです。 日本人は、もっと優れた日本人の偉業を知る努力をするべきだと思いましたよ。 「海難1890」も然り。 1890年に起きたエルトゥールル号遭難事件。 トルコのエルトゥールル号が台風で紀伊半島の海で座礁したとき、村民たちが救助して親身になってお世話したのだそうです。 貧しくて自分たちの食料も潤沢でないのに提供したり、亡くなられた方々の棺桶を全員分そろえたり、自分たちの漁も休んで遺留品の回収をしたり、遺留品をきれいに磨いたり修復したり・・・ 村民たちの真心に涙が出て止まりませんでしたよ。 そしてそのご縁が1985年のイラン・イラク戦争に続くわけです。 テヘランに取り残されていた日本人約300人。 日航は安全が保障されないということで飛べない。 自衛隊機も国会の承認がないと飛べない。 という事態にトルコが日本人のために救援機を出してくれたあの事件ですよ。 真心のお返しですね。 これもまた日本人の知るべきお話と思いました。 ところで新国立競技場A案B案どちらがいいと思いますか? 私はちょっとB案に心惹かれるのですよ。 だってB案は三内丸山遺跡をイメージしているっていうじゃないですか。 この間NHKで観たんですけど、縄文時代って一万年も続いていたんですってよ。 自然と共存して、平和で、豊かで、想像していたよりもずっと進んだ時代だったみたいです。 稲作が進まなかったのは、農業は土地を切り開くことによって環境破壊に綱がるから。 自然の恵みで食料は潤沢にあったからなんだそうです。 まるでエデンの園みたいな世界です。 知らなかった~ これも日本人が知るべきことと思います。 さてA案は法隆寺、B案は縄文。 さしずめ外来仏教と自然崇拝(八百万の神々)との対決といったところでしょうか。 明日の決定が楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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