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イギリスぐうたら生活

[学校生活] カテゴリの記事

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野外コンサート。

ここはGlastonbury？いやいや、うちの学校で行われたArt Festivalの写真です。２０日から一週間、Art Festivalという名前で、学校のオーケストラが演奏したり、Dance Societyがダンスを披露したり、劇をやったりという学園祭です。で、本日が最終日。このテントでは、クラシック音楽が演奏されたり、Jazzが演奏されたりしてました。観客は、学生だけでなく地元の方々も多く見受けられました。一緒に行ったイギリス人M、ほとんど毎年Glastonburyに行っていたそうなのですが今年はチケットが取れず…。２時間で売り切れちゃったもんね。なので、Glastonburyのつもり、と思って楽しんでました。規模は全く違いますが…。コンサートの締めくくりには花火大会。でも日本のようなものを想像してはいけません。イギリスの花火、しょぼい。なかなかたくさんの色はあったけど、大きさが違う。種類も少ない。日本の花火大会が恋しいと思った夜なのでした。

Jun 23, 2005

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Ben Folds来校!!

このイギリスの田舎町にBen Foldsが来てくれました。UKツアーの最終日として。チケットはソールドアウト。仕事で見れるなんてラッキーでした。２０時開演で、Supporting ActはClem Snideのソロ。４人組のバンド「Clem Snide」のボーカルClem Snideがアコースティックギターを持って登場。なんだかすでに酔っ払ってるようで、前後に左右に揺れながら歌ってました。声はREMのMichael Stipe似。今回歌ってくれたのは、酔っ払った女の子のことを歌ったもの、Hip Hopのミュージックビデオによく登場してくるセクシーなお姉ちゃんのことを歌ったものなどヘンテコなものばかり。そして「Ben Foldsはいいひとです。」と言いながらステージを去っていきました…。１時間後、Ben Foldsの番！！オレンジ色のまぶしいシャツを着たBenがドラムス、ベースギターの人々を従えて登場。Ben Folds Fiveと構成一緒じゃん。黒ぶちのメガネをしたBen、髪の毛が増えたような…。おでこが狭くなってました。ピアノの前で足を前後に開き中腰になって演奏開始。一曲目は・・・忘れました。二曲目・・・忘れました。８か９曲目ぐらいにはThe Cureの'Inbetween Days' を演奏。これはかなりかっこよかった。それから数曲後に「次の曲はDr. Dreとコラボした曲です。多分彼は僕のコト知らないだろうけど…。」と言って、とってもキレイなピアノのメロディーにあまりふさわしいとは思えない、品のない歌詞をくっつけてました。コラボっていうか勝手にカバーしたってコトだと思います。ドラムスとベースの人々はステージから去り、Benだけになりました。ここで「The Army」歌ってくれました。会場の人々を真ん中でトランペット隊とサックス隊の二組に分け、間奏部分を「パラッパ～♪」と歌わせてました。表現の仕方が難しい…。「Ben Folds Live」を聴いたことのある人なら分かってくれるはず。ピアノだけで会場を魅了させ、盛り上げてくれるのはホントにスゴイと思う。アンコールを含め２時間の公演。本当は去年の１１月に来る予定だったのですが、キャンセルになってしまい今日まで約８ヶ月待っていたのです。待っててよかった。日本にも９月に行くはず。絶対楽しいはず。行ったほうがいいはず。

Jun 17, 2005

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試験終了！！

先月の中旬から始まった試験。やっと終了いたしました。大変だったけど、何気に楽しかったなぁ。試験期間が始まる前のせいかつは、午後１時ごろに起床して午前３時、４時に寝るという生活をしていました。けど、この期間中は体調に気をつけなければいけないと思い、朝７時起床、夜１２時前には就寝というなんとも健康的な生活を送っていました。朝７時起床なんて無理かなって思ってたけど、やれば出来るもんです。日本でも会社に行くために１０時ごろに起きてたし。今のイギリスの日の出の時間は午前４時。日の入りは午後１０時。なので寝る前にカーテンを開けておくと、次の日の朝、まぶしくて自然に目が覚めるのです。これで毎朝頑張って起きて、勉強にも励んでおりました。これからは卒論にとりかかります。テーマを早く決めないと！！明日はBen Foldsのライブ♪すっごい楽しみ。

Jun 16, 2005

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Jazz Festival

本日、City Centreにて行われているJazz Festivalに行きました。Festivalって言っても、数日間にわたって街のクラブやバー３、４軒でそれぞれ一組のバンドが演奏する程度。ちっちゃなものです。でも、このために遠くから泊りがけで来ている人もいるとか。City Centreを歩いてると、いろいろなところ（といっても、数軒）からジャズが聞こえてきました。今日行った所は、入場料無料のトコ。９時開演で９時３０分ごろに着いたのですが、すでにバーは満杯。「Excuse me」とずーっと言いながら、ドリンクを注文するためにやっとカウンターに到着。が、カウンター前にも長い行列…。約２０分待ち。ここで演奏していたのは、Jazzだけではなく、FunkとかR&Bとか様々な音楽要素を取り入れてるOne Nationという８人編成のバンドの演奏でした。とっても新鮮で楽しかったです。実際のトコ、酔っ払ってて、踊ってて、曲とか覚えてないのですが、夢中になってたってことは楽しかったってこと。１２時に終了し、とっとと帰りました。なにせ田舎町なもんで、開いているお店がない。また、この街は治安が悪いので。

May 29, 2005

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暑かったっ！！

昨日のイギリスは暑かった。イギリス中部に位置するわが田舎町の最高気温は28度。しかも、ちょっと湿気があったため、腕がベトベト。だらけ気味。そして、だらけたのは人間だけではない。あのロンドンのビッグベンも、暑さにやられて止まってしまったそうです。BBCによると、原因ははっきりとしてないのですが、気温のせいで止まってしまったとの見方もあるそうです。昨日のロンドンの最高気温は32度!!ビッグベンさん、約150歳。無理しないように体にはお気をつけください。

May 28, 2005

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教授を呼び捨て！？

去年の九月から始まった授業も、もう終了してしまいました。残すは、3つのテストと卒論。月日がたつのは早いもんです。授業が始まった頃のことを思い出してみました。慣れないことがたくさんあったものです。その中でも、いまだにちょっと抵抗があるのが教授の名前を呼び捨てにすること。日本では、「先生」とか「教授｣とか「○○先生」とかって呼ぶはず。私は先生のトコへ相談に行ったことがなかったので、呼ぶ機会がなかったのですが・・・。ここではファーストネームで呼びます。今ではすっかり仲良しの教授、ジュリアン・ガーデナー。彼は、今年で定年を迎える65歳のステキな教授。最初の頃、セミナーでクラスメートのイギリス人たちが彼に向かって「ジュリアン」と呼んでいたのにビックリしました。「年上の人に向かってジュリアンとは何事！プロッフェッサー　ガーデナーぢゃないんかいっ！？」と思ったワタシ。そんなワタシの思いをよそに、クラスメートたちは「ジュリアン。ジュリアン。」と呼びまくり。この状況に以前よりは慣れたけど、やっぱりまだちょっと抵抗がある…。

May 25, 2005

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中休み。

ひっさびさの日記更新です。今まで何をしてたのか・・・休み中はエッセーに追われ、タームが始まってからは期末試験のために猛勉強だったのです。試験、今日までに二つ終わり、来月も三つ残っております。しっかし、イギリスの試験、大変です。大学入試試験並みに勉強しました。夕飯なんかも、時間がもったいないから解凍するだけのものだとか、本を読みながら食事だとか。うちの学校の試験、会場に入るとすでに机に問題用紙と解答用紙が乗っかっています。その解答用紙、日本では両面に記入できる紙っぺら一枚だったのですが、ここイギリスではノート。約３０枚程度綴りになっているノートが提供されるのです。一日目の試験は、１２問あるうちから３問選ぶもの。例えば・・・Was Boniface VIII interested in art?　（ローマ教皇ボニフェイス８世は美術に興味あった？）設問はこんなに短いもの。Yes, he was.　やNo, he was not.なんかじゃいけません。これらについてエッセーを３時間ずーっと書くのです。試験始まった瞬間から、周りのイギリス人たちは書き始めて、休む暇もなく書き続けてました。そんな中、私は「なんだったっけかぁ～…。」なんて考え、上を見たり、シャーペン回してみたり。試験が終わり、クラスメートに「一問につき何ページくらい書けた？」と聞いてみると「７、８ページかなぁ。」と…。ワタシ、多くて２ページだよ…。日本のスタイル（問題文に空欄があり、そこに単語を入れるものなど）に慣れており、あまりエッセーを書く機会のなかったワタシ。残りの３教科を含め、無事に試験をパスできるか、かなり不安です。余談ですが、本日Eelsのライブに行って参りました、というか仕事でした。最近UKだけでなく、アメリカの音楽も聴くようになったのですごく新鮮。今度は、Ben Foldsが来るので、見に行く予定（仕事で）。

May 19, 2005

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エイプリルフール！

初めてこの日に、人を騙しました。今まで、騙されてばっかりだったので、とっても新鮮。朝、キッチンで台湾人のTと喋ってるときにT「今日、エイプリルフールなんだよね、いっつも騙されてばっか。」私「私もぉ～。誰かに嘘つきたいよね。」T＆私「S～!!!」あっという間に意見が一致。ターゲットは、やはり台湾人のSになりました。私たち、いっつも彼に騙されて困ってたのです。ターゲットは決まったが、どのようにして騙すのか、これが問題。数分間悩んだ末、Tが気分が悪くて寝てると言う想定に決定。私はすぐにSに電話。私「台湾から薬持ってきてる？」S「うん。」私「Tが気分悪いみたいで、今、寝てるんだけどそれに効く薬持ってきてくれる?」S「えっ？ほんと？どんな症状？」私「えっっとぉ…頭が痛くて、顔色が白っぽいの。」S「腹痛は?」私「待って、聞いてくる。」（Tのところに行っておなかが痛いか聞いてくる。元気なT。「うん、おなか痛い。」と笑って答える。自分の部屋に戻ってSに報告。）私「おなか痛いみたい。」S「OK。分かった。今から行くよ。」やった～、Sが来る!!この時点でもう私とTは大喜びでした。そして20分後、Sが来ました。Tはベッドの中でスタンバイ。S「E（同じく台湾人）に自転車を借りて飛ばしてきたよ。ゼェハァ。」この後、SとTは中国語でしゃべってたため、何をしゃべってるのか分からず。私の推測によると、いろいろな漢方薬を見せてたため、頭痛はこの薬、腹痛はこれ、とかってしゃべってたんだと思う。そしてT「ありがとう。Sに言わなくちゃいけないことがあるんだ…」S「何？」私＆T「エイプリルフーーーーーーーーール!!!!」Tはベッドから飛び起きて、ベッドの上をうれしそうにピョンピョン跳ね回ってました。そしてS。「この二人にやられるなんて…」と悔しそう。続けて「今度はEに同じことやろうよ。」とSから私たちに提案。いいねぇ。同じことを２回繰り返した私たちなのでした。ちなみに、同じ寮に住んでいるSとE。SがEの自転車を借りてしまったため、Eは私たちのところへ来るのに走って、来てくれました。ごくろうさま。

Apr 1, 2005

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勉強に終われる日々。

ワタシのフラットメイト、本日倒れました。理由はエッセーに追われる毎日でストレスがたまっていたのと、睡眠不足。彼女が倒れたとき、ワタシは部屋で寝ていたのですが、廊下がなにやら騒がしいと思って目が覚めたのです。でもそのまま、また夢の中へ…。後から聞いた話によると、その子が他のフラットメイトと朝ごはんを食べてるときでした。「調子が悪い。」と言って部屋に戻ろうとして立ち上がったときに、力尽きて倒れてしまった模様。その場に居合わせたフラットメイトは「どうしよう。」と思いながらも機転を利かせ、Securityを呼んで車でHealth Centre（学校内にある保健所。）に連れて行ったそうです。むむむ、エッセーのせいでこんな風になってしまうとは…。今現在、フラットメイトの中でエッセーのため、または来学期始めに行われるテストのために勉強して部屋に閉じこもってる人、８人中８人…。ワタシ達、全く余裕の無い、つまらない生活を送っているのです。ロンドンで生活してれば、状況は違ってくるんだろうなぁ。ここは田舎町だから…。羊や牛などには不自由ないです。

Mar 28, 2005

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春到来。

イギリスはここ２週間ほど、コートが要らない気候になってきました。最近エッセーのため、部屋に閉じこもりきりでCambridge以来、全く外の空気を吸ってなかったため、気分転換に大学内を探検することに。しばらく歩いてると、ピンク色の花のついてる大きな木を発見。「んっ！？こ、こ、これはもしや。」桜の木１本発見！イギリスで、しかも学校内で桜を見れるとは思わなかった。これって桜ですよね？八重桜っぽい。満開でした。続いて、学内の森へ。昼間は散歩してる家族なんかが居ます。外灯が無いため、夜は歩けません。この辺りには鴨やら白鳥やらがウヨウヨいて、彼らの‘落し物’が道のあちこちにあります。歩くのに一苦労。鴨のカップル、お昼寝中。うちの大学内には、野生のうさぎ（ピーターラビットみたいにカワイイ♪）、リス、キツネが生息しており、本日は、たーくさんのリスを見かけました。

Mar 27, 2005

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Beer for Students。

Easter Holidayに入り、イギリス人は実家に帰り、ヨーロッパ人も徐々に寮を出て自分の国へ一時帰国してるこのごろ。スペイン、ドイツ、イタリアからの友人たちはまだ学校に残っているけど、そろそろ帰る準備をしてるとか。むむむ、うらやましい。飛行機で1、2時間あれば着いちゃうから。安いしね。この田舎町から、ロンドンの空港に行くほうが時間がかかる、と皆申しておりました。そろそろ大学内ですれ違う人々は、アジア人ばかりになるはず。イギリス・日本間は直行便で片道12時間…。とっても遠いのです。アジア人が多いはずのキャンパス内なのに、今日行ったUnionのPartyは欧米人だらけ。アジア系は私を含め、3人ほどしか居なかったような。今回のPartyはPostgraduateのためのもので、いつも行くUnionのイベントと比べると年齢層が若干高め。音楽もそれを意識してか、いつもと違い楽しめました。いつもはUKポップスでGirls AloudやLiberty Xなんかのアイドルの音楽がかかってたり…。でも今回は、Chemical BrothersやBasement Jaxxなど。ジャンルが違うけどJames Brownもかかってたなぁ。今回の選曲、ワタシ好みでした♪今回オーダーしたお酒はいつもと同じく「Purple」。この飲み物、名前のとおり、色が紫色です。中に入ってるのは、ブラックカラント（カシス）のジュースと、二種類のビール（一つはCarling。もう一つは…わかんない）。ワタシ、ビールが苦手で飲めないのですが、これは大丈夫。あまりお酒っぽくないので、飲みすぎには要注意です。Shandyよりも飲みやすい。うちの大学でのPurpleの値段、1パイント（約570cc）→1.95ポンド（約400円）でした。最初、学校でこの紫色の液体を飲んでいる人々を見たとき、ずいぶんと体に悪そうなものを飲んでるなぁ、と思ったものでした。で、友人のイギリス人にたずねたところ、「This is a beer for Students.」と言われ、中に入ってるものを教えてくれました。普通のイギリスのパブで「A pint of Purple, please.」と言っても、通じないと思います。この「Purple」って言う名前、多分うちの学校でしか通用しないはず。もしこれを飲みたい場合は、「ブラックカラントのジュースと…」といちいちお店の人に説明してください。でも、カクテルでこういう材料を使ったものがあったような気が。休みを実家で過ごす友人に多く会い、「Have a Nice Holiday!」なんて言いながら、「私もイギリスで楽しく過ごしてやる。」と心に誓ったのでした。

Mar 16, 2005

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春休み開始！！

一ヶ月間の休み！うれしいぃ。けどけど、エッセーを書かねばならないし、復習をしなければならないし、仕事もあるし、休みといってもなかなか忙しいのです。しかし、今週一週間は勉強しないという目標をたて、ココ数日間ぐうたら生活。今日は、ルームメイトの台湾人Ｔがくれた映画「ハウルの動く城」（タイトルあってる？ジブリのヤツ）を部屋で鑑賞。どうやら誰かが映画館で撮影したらしく、トイレへと向かう観客の影が見えたり咳が聞こえたり、クオリティはよくなかったです。海賊版ってこと。いかんよね。なんか酷評してあったコメントを見たけど、そんなに悪くはないとおもったけど。Ｔは2回見て、2回とも大泣きしたと言ってたけど、泣くほどではなかった。そのあと、暇だったのでインターネットで和菓子の検索したら、春間近ということで桜餅や桜をイメージしたお菓子を多数発見。う～ん、どれもこれもおいしそう。今週は何もしないと一緒に誓ったフラットメイト台湾人Ａを部屋に呼び、和菓子（の写真）を見せびらかし、2人で「おいしそぉぉ」「うわぁ～」と叫んでました。夕飯の後だったのですが、おいしそうな写真を見ておなかが減ってきた私たち…。何か甘いもの食べたい。Ａ「ライチの缶詰持ってるよ。」缶詰めか…。でもライチは大好き。うん食べよう。缶を開けるとイイかほり。しかし食べてみると「シャリッ」という音が…。食べた瞬間、2人で笑い出してしまいました。私たちが予想していたライチは、柔らかく、でも弾力があるもの。缶詰ライチはシャリシャリしてて、味はなんかカブみたい。はっきり言ってまずかったです。でもＡは「おいしい、おいしい」と言って食べてました。Ａ「台湾にはたくさんフルーツあるよ。マンゴー、バナナ、パイナップル、スターフルーツ、ドラゴンアイ。」私「あっ、マンゴー好き。」Ａ「どんなの好き？台湾にはいっぱいあるよ。私は小さいのがすき。（長さ8cmくらいのものらしい）赤いのもいっぱいあるよ。」私「日本では黄色いのが多い。ワタシの地元のスーパーには木箱に入った50ポンド（約一万円）ほどのマンゴーが売ってた。」と、言った瞬間、Aは驚いて食べてたライチを吹き出してました。台湾では当たり前の食べ物で、とっても安いフルーツなのに、なんで50ポンドもするんだ、とびっくりした模様。うん、ワタシも、木箱に入ってるマンゴーを見たときにはびっくりしました。勉強に追われない、とてものんびりした日を過ごせたのでした。

Mar 15, 2005

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送別＆ターム終了パーティー。

昨日は友人の韓国人Ｊ宅で元クラスメイトたちとパーティー。私たちは去年の夏の英語コースでのクラスメィトで、そのうちの2人（日本人）が帰ってしまうので送別会、そしてタームが終わったということも兼ねてパーティを開いたのです。今はみな違うDepartmentに所属しているため、夏ぶりに顔を合わす人もおり、久しぶりの再会に抱き合って喜び合ったりもしました。以前にもＪのお宅にはお邪魔したことがあり、その時Ｊの奥様が韓国料理をたくさん作ってくださいました。料理上手すぎ！！今回も、前回とは違った料理を提供していただき、韓国料理を堪能いたしました。今回の目玉料理は、コレビビンバでございます。ニンジン、紫キャベツ、レタス、スモークサーモンがのっかったヘルシーなビビンバでした。もちろんコチュジャンをたっぷりのせて…うぅ、また食べたい。他にも、お手製のキムチもいただきました。Ｊは奥様と2人のお坊ちゃまととてもステキなお宅に住んでおり、長男（推定4歳）のほうは機関車トーマスの大ファン。洋服、靴、パズル、フォーク、ほぼ全ての機関車の仲間たちのおもちゃ、なんでも持っており、わたし達が食事中にそれらを見せにやってくるのです。その長男の餌食になったのがタイ人のＪ。長男が一生懸命にトーマスとその仲間たちの話をするもんだから、なかなか食事に集中できてなかったような…。トーマス好きぶりを発揮する長男。そこで私たちは父親であるＪに「English NameをThomasにしたら？」と提案。韓国人や中国人の名前は英語圏の人たちにとって、とても発音しづらいものらしく、彼らは英語名を持っているのです。Ｊは私たちの素晴らしい提案を、笑顔で却下。いい考えだったと思うんだけど。久しぶりにみんなで集まって楽しく過ごしたひと時なのでした。

Mar 12, 2005

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Aviator。

今日もCinemaで仕事。終わったあとの感想。「だるい。」この映画を観た友人や仕事仲間から、「ただ長いだけ。」とあんまり映画に関する良い評判は聞いてませんでした。でも、アカデミー賞を5部門も受賞したんだから、何かしら良い点はあるだろう、と少し期待して仕事場へ。映画が始まって30分、もう飽き気味。しばらくたって、時計を見てみると、まだ45分しか経ってない。またしばらくして時計を見てみると、さっきから10分しか経過してない…。時間がすっごく長く感じる映画でした。実際、3時間の映画なので長く感じるのは当たり前なんだけど。衣装はすごくステキでした。うん。うちのおばぁちゃんは観に行くんだろうなぁ。ディカプリオ大好きだから。

Mar 9, 2005

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プチプチクッション。

昨日、カフェでクラスメイトと話をしてたとき、プチプチクッションがつぶせるＨＰがある、とＬに教えてもらいました。Ｌはコンテンポラリーアートの授業を取っており、先生が芸術作品の一部としてそのサイトを教えてくれたそう。先生に教えてもらったＨＰを見つけ、Ｌは画面に出てきたプチプチクッションをつぶして楽しんだ模様。それを聞いた私たち、「寂しい生活してるねぇ。」とＬに同情したのでした。そして部屋に帰り、そのＬの話を思い出して検索エンジンで検索してみると…あるわ、あるわ、たくさんのプチプチクッションサイトを見つけました。でも実際に画面上のプチプチに矢印を当ててマウスをクリックしても、触感がないし、音もいまいち。やっぱり本物が一番。でももし興味があれば探してみてください。‘bubblewrap’と入力して検索かければたくさん見つかるはず。

Mar 8, 2005

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Thai Night in イギリス。

今日、学校でThai Society主催のThai Nightがあり、先ほど帰って参りました。終了後のコメント。「楽しかったぁぁ。」です。まず会場に入って出迎えてくれたのは、タイの衣装を身にまとったタイ人のキレイな女の子。化粧が結構濃いのに、すごい似合ってた。ワタシが化粧濃くすると、化け物に見えるだけなのに…。おかしい。イロイロな催し物を考えてくれており、タイのダンスや、歌、ゲームなどを披露。もちろんタイフードも。量が少なくて不満だったけど。そしてそして、一番気に入ったのが、ムエタイ！！まじカッコよかった。こんなかんじ。学校のThai Boxing Club（しかも本日はイギリス人女性が披露してくださいました。）のパフォーマンスを間近で観ることができ、大感動。さらに、彼ら、本物の刀を使った戦いも見せてくれました。すっごい動きが早くて、時々顔の横を刀が通るってこともあり、見てて怖かった～。刀と刀が交わるときに火花が出てたりしてたし…。そのパフォーマンスの後、手が汗で湿ってた。横にいた友達は、かなりビビってて体が後ろに反ってました。そのPartyが終わって、腹をすかせながら（食べ物が十分でなかったので）キッチンに行くと、インド人のＡが料理中。「ムエタイがとってもカッコよかったの。」と言うと、なにそれ？という返事が返ってきたので、ワタシがＡを相手にムエタイを披露してあげました。とってもエキサイティングした一日なのでした。

Feb 28, 2005

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折り鶴で名誉挽回!!

夕飯を食べ終わりフラットメイトとキッチンで談笑してるとき、ちょっと暇になったので、そこいらにあった紙で、折り鶴を作ってみました。するとみんな興味があったらしく、「何を作ってるの？」とか「もっとゆっくりやってぇ。」とか言ってくる。紙がかなり硬かったのですが、時間をかけて折り鶴1羽完成!!みんなから「おぉぉぉ。」という歓声が。普段から、日本料理を作れない、日本文化を知らない日本人、としてフラットメイトから馬鹿にされ続けてきたワタシ。折り鶴のおかげで、名誉挽回が出来ました♪「私のこと尊敬してる？」と聞いたら、みんな「してるしてるぅ。」と答えてくれました。それで気を良くしたワタシ。もうちょっと折り紙の腕前を披露してやろうと‘やっこさん’と‘ゴミ箱’も作りました。それらを見たフラットメイト。感動してました。そしてワタシを見直してくれました。（「God Hand」とかなんとか言ってた人も居たっけか。）またなんか作って見せびらかそぉっと。

Feb 25, 2005

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またイギリスは雪／台湾のお祭り。

今朝7時ごろカーテンを開けたら、外が白くなってた！！顔も洗わずカメラを手に取り、シャッターを押しました。わーい、雪、雪。積もったぁ。十分じゃないけど。鴨も喜んでます。これ、ウチの庭に住み着いてる鴨。顔も洗い、朝ごはんを食べるためキッチンへ。しばらくすると、タイ人Ｐと台湾人Ａ登場。私「外の雪、見…」Ｐ＆Ａ「え～っ、なんでここに居るの？」へっ？私ここの住人よ。なんでそんなこと聞くのさ、知ってるっしょ？しかも、二人揃って。Ａ「だっていつも起きるのお昼でしょ。朝からここに居るのって珍しいじゃん。」いやいや、たまにはワタシだって朝からの授業ありますよ…。そして途中まで3人で登校。Ａとワタシは雪の中ではしゃぎながら写真撮影。そして夜、Ａから「今日は台湾（中国も）のお祭りの日だから、デザート作るよ。」と言われ、キッチンに集合。キッチンにはすでに数人の台湾人がデザートを作ってました。君たち、どこのフラットから来たの？おかずは自分たち各自で用意し、デザートは彼ら台湾人が作ってくれたものをいただきました。今日作ってくれたのはコレ。白玉みたいなのの中にピーナッツペーストや、ゴマペーストが入ってます。この写真はピーナッツ。その白玉が、ショウガ・黒砂糖のスープに入っててウマイ！！他に、小豆のスープ（お汁粉とほぼ同じ）、緑豆のスープも作ってくれました。6人の台湾人に囲まれたワタシ。なんでみんなでここに集まってんのかがさっぱり分からんので、今日は何の日と尋ねたところ、「lantern festival」と教えてくれました。日本語に訳すと、ちょうちん祭り（？）。Chinese New Yearから数えて15日目にこのお祭りがあるらしく、ちょうちん行列をやったり、缶に穴を開けてキャンドルを入れハローウィンのカボチャっぽくしたり。台北では火の入った大きなバルーンを飛ばすそう。そのバルーン最終的にはどこに行くんだって聞いたら、「知らない」って…。あぶなくないんかい？イギリスに居ながら台湾文化を学んだ一日なのでありました。

Feb 23, 2005

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今日も雪、雪。

わがイギリスの田舎町、昨日に引き続き本日もヘンテコな天気でございました。雪が降っては晴れ、降って、晴れ、降って、晴れ…。これの繰り返し。だから降る時間が少しのため、全く積もらなかった。台湾出身のフラットメイトA。「これから授業に行って来るの。雪が頭にのっかるんだよ。かわいくない？楽しみ♪」雪が頭に乗っかる程度で喜んでるＡ。純粋でかわいいです。そしてそして、今わが田舎町は23日になったばかり。午前12時30分。おなかがすいた～、と思ってキッチンに行き、窓の外を見てみると、ちょっとだけ積もってるぅ。急いで部屋に戻り、写真をまた撮っちゃいました。またビミョウに見えづらい。でも今日はブレてない。写真下のほうに少しだけ雪。これをＡに送ったら、大喜び。よかった、よかった。さっき天気予報チェックしたら、今現在この町は－1℃。寒い寒い。（けど、土曜日の東京の天気最高11℃、最低－6℃ってあったんだけど、これほんと？）また明日も降らないかなぁ♪あっ、キッチン行ってなんか物色してこないと。

Feb 22, 2005

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イギリス国会議事堂の中身。

今日は授業でロンドンに行きました。学校でコーチか電車を用意してくれるのかなぁ、と思ったら「待ち合わせはロンドン・バンケティングハウス前に午後1時30分集合」とのこと。自分たちでコーチを手配して、出発です。Victoria Coach Stationに到着したのが午前11時30分頃。時間がまだあるので、Tate Modernに行きました。まずはSouthwarkへ。 ‘Good Service'今日は順調でした。駅からしばらく歩くと、見えてきました、茶色い建物。Tate Modernは、コンテンポラリーアートが満載の美術館。以前も申し上げたように、ワタクシ、コンテンポラリーアートには興味ございません。んが、かなり楽しめました。特に、エントランスのスピーカから流れてくる叫び声。桃、ぶどう、梨などが腐っていく模様を録画したビデオ。妙にそそられました。イロイロと回ってると一緒に行っていた友人Ｅが、ロダンの作品の前で何やらプロっぽい写真家に写真を撮られてるじゃぁありませんか。旅行者用の雑誌に載せる写真を撮ってるとかなんとか。その様子を見てると、別のスタッフらしき人が「あなたがあの作品を見てるところを写真撮らせてもらいたいんですけど、いいすか？」と。おぉ、私もついに全英デビューねっ☆「立ち位置はココ」「コートのポケットに手を入れて」「少し笑って」などとめんどくさいコト言われながら要望に答え、写真を撮られていた私。ホントに雑誌の人だったのか、今になって疑問が浮かんできました…。そろそろバンケティングハウスに向かう時間。Tate ModernからWhite Hallまで歩いていきました。集合時間ちょうどに着いたら、他のクラスメイトがもうすでに集合。イギリス人って、そんなに時間を守るっけ?まずは先生からバンケティングハウスの説明。「17世紀にInigo Jonesが～」そして少し歩いて首相官邸前へ。ここでも建物の説明。官邸を見つめる人々。そしてそして、やってきましたHouses of Parliament!!かなり楽しみにしてたのです。まずはVictoria Tower。年に一度、国会が開かれる日に女王が車だか馬車から降りるところへ。イギリスの象徴のバラの彫刻が至る所にありました。続いては女王のためのRobing Room。ローブをまとい、王冠をかぶる、お着替え専用の部屋でございます。こちらも豪華。全ての柱、壁、天井に彫刻が施されてて、キラキラと輝いてました。その後、いくつか部屋を渡り、Lord's Chamber。上院（貴族院）が議会を行う場所。絵画やら狛犬みたいな置物やらで華やかでした。金色もたくさん取り入れられてたし。すでに何週間か前に授業で建物のことを勉強してたので、ある程度の知識はあったのですが、これほどすごいとは思わなかった。感動です。次にCommon's Chamber（下院が議会を行うトコ）を訪れました。最初に思ったのは、「少しかわいそう…」Lord's Chamberが華やかなのに対して、こちらは全くデコレーションがなくて、かなりシンプル。部屋の明るさも前者と比べると暗めです。席も少なくて、659人の議員に対して席が437。床に座らなくてはならない状態になるそうです。この部屋が出来たとき、下院の議員が席数を増やすように要望したらしいのですが、上院出身の首相に却下されたとか。お気の毒。階級社会をまざまざと見せ付けられた議事堂ツアーなのでした。

Feb 18, 2005

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英語力の乏しい留学生…。

イギリスに来て6ヶ月。いまだに英語がすんなりと話せません、書けません、読めません。こんなんで本当に大学院を卒業できるのだろうか、かなり不安。ていうか、よく私を受け入れてくれたなぁ、と学校に感謝。ウチの学科では、文化が違うからと言う理由で毎年1人程度のアジア人しか採用しないそう。今までにもドロップアウトしてしまうアジア人がたくさんいたみたいだし。確かに、馴染みの無いキリスト教がらみの絵を見ても、聖書をきちんと読んだことが無く、知識の無い私は頭が混乱してしまいます。ていうか、英語力、本当に無いです…。TOEIC、TOEFLやIELTSの結果も散々なもの。もともと、英語を学ぶことは嫌いなのです。今も嫌い。中学から高校2年生までの5年間、ずっと同じ英語の先生に習ってて、しかもその先生が、イヤな感じだったのです。そのせいで、英語には全く興味もなかったし、わかりませんでした。けど、高校3年生のとき、やっと英語の先生が代わりちょっとだけ興味を英語に持ち始めました。で、その先生に薦められたのが卒業した日本の大学の英文学科。このときも、私の英語力はひどいモンでした。よく受かったよなぁ。その日本の大学で英作文の授業があったのですが、ある時、先生が「今ニュースになってて、気になってることを英語で書きなさい。」と言ったのです。そのころ話題になってたのが、東京湾近くでタンカーが座礁したか火災が起きたかで、石油が海に流れ出しているというニュース。これを題材にして書こう、と決めたのでした。で私が書いた文章。I heard oil from a ship came into Tokyo-wan. I'm worried about fish. Because I won't be able to eat Edomae-zushi.（東京湾にオイルが流れてると聞きました。魚のことが心配です。だって、江戸前寿司が食べられなくなるだろうから。）忘れもしません、このへったくそで幼稚な文章。これが英文学科に居る人間の文章かって自分で情けなくなりました。だからと言って、英語を勉強しようという気にはならなかったけど。じゃぁ、なぜここイギリスの大学院にいるのか。謎です。でも、イギリスが好き、History of Artを学びたいっていう気力だけで何とかなっているような気もするのです。

Feb 16, 2005

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A Very Long Engagement／インドカレー

皆様、昨日のバレンタインデーは、いかがでしたでしょうか。私は、日本に居る彼氏からメールをもらっただけでした。私からは何も送ってません。去年、バレンタインのことでケンカしたから面倒で…。バレンタインデーでも普通に授業はありました。朝から。1時間講義を受けて、そのあとに2時間セミナー。授業が終わってから、図書館へ直行。習ったことを忘れないように復習です。気が付けば15時。おなかが空いたので帰宅。部屋に着いたけど、キッチンに行くのが面倒。部屋から、たった5メートル程だけど…。なので部屋にあった板チョコ一枚で空腹を満たしたのでした。バレンタインデーだしね。18時からはArts Centreで仕事。今日の持ち場はCinema。そして今日の映画は「アメリ｣の監督の作品の「A Very Long Engagement」。私、この映画をかなり勘違いしてました。監督が「アメリ｣の人、主演女優も「アメリ｣の人だからすごく楽しい映画なんだろうな、と思ってたらとんでもない。最初の30分間、目を開けてられませんでした…。グロイ。きもい。スーパーの精肉コーナーも通れない私が見るもんじゃない。戦争の場面から始まるのです。うぅ。「プライベート　ライアン」よりもグロイんぢゃないのでしょうか。あぁ、夢に出てきそう…。でも、その戦争シーンなどキモイ所を除けばとっても美しいお話なのです。あと、キャストが「アメリ｣に出てきた人ばかり。「あっ、この人八百屋さんだった人、この人はカフェのストーカーっぽい人だったよねぇ｣など。橋田ファミリーに通ずるものがあります。仕事が終わり、本当におなかが空いたので、部屋に戻る前にキッチンへ。そこではインド人のAがカレーを作ってる最中。私が仕事から帰ってきたばかりで、お腹を空かしてると知ると、「作ってあげるよ」と。まじっすかぁ♪取りあえず自分でお米だけは用意して、Aの料理を拝見。なんだかよくわからないけど、いろんな香辛料を入れてました。（教えてもらったけど忘れた。）料理完了！さぁ、お皿に盛るぞぉ。と、その時、久々に鳴りました、ファイアアラームが…。ファイアアラームが鳴ると、寝てようがお風呂に入ってようが、直ちに寮の外へ出なくてはならないのです。部屋でお湯を沸かしたり、お風呂をキッチリ閉めてないと湯気で作動してしまうこともあり。かなりの厄介者なのです。ココ数週間、鳴ってなかったのに。ほんと久しぶり。10分後キッチンに戻ったときには、ご飯が冷たくなっちゃってました。電子レンジが壊れてて温められないのに…。でもカレーを火にもう一度かけて温めなおし。これでご飯も少し温められる。今度こそお皿にカレーを。う～ん、いいかほり。インディアンレストランと違って、かなりサラサラのカレーです。私「家で作るカレーは液状なの？スープみたい」A「そう。レストランのカレーは複雑で時間がかかるの。これは簡単に作れるよ。」確かに。Aが作ってるのを見てて、とっても簡単そうに見えました。香辛料さえ整ってれば。今度は私が、何か日本料理っぽいのを作ってあげねば。

Feb 15, 2005

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キッチンミーティング。

さっき、フラットメイト7人とキッチンでミーティングを行ってまいりました。お題は「キッチンの利用方法について」。毎日掃除のおばさまがキッチンを掃除してくれるのですが、週末は、お休み。なので土日のキッチンはとっても汚くなってしまうのです。次に使う人のために少しでも、テーブルをきれいにしよう、と決めました。そして、誰だかは分からないのですが（大体見当つくけど）、他の人の了解を得ず勝手にフォークやお皿を使う人が居るのです。これ、私にとってはとっても困ること。私、ベジタリアンなのです。だから、誰かが私のフォークや皿を使って肉を食べたと思うとちょっと気分悪い。こういうことをはっきりとしておかないと、あとで困るので、みんな自分の言いたいことをガンガン遠慮なしに言ってました。私は、「私の物で肉食べないで。」とだけ主張…。他にも「食べ終わった後の皿なんかは、次の日まで置いとかず、すぐに片付ける」などの意見もありました。当たり前だけど、皆で使う場所なのだから、他の人のことも考えようというミ－ティングなのでした。共同生活って楽しい反面、気を使うこともたくさんあるのです。

Feb 13, 2005

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貴重な体験。

今日、すごい人に会っちゃいました。ヨルダン人。彼、王様の側近として働いてるのです。お、お、お、王様かよ。日本人Mと話してるとき、「ヨルダン人のAっていうのが同じクラスに居て、王様の側近として働いてるんですよ。いつも王様とかの写真を持ち歩いてて、見せてくれるんです。」と教えてくれました。ほぉ、そんな人がウチの学校で学んでるんだ。M「授業中にもヨルダンから電話がかかってきて、教室出て行っちゃうんです。」イギリスに居ても、お忙しいのね。その話題も終わり、違う話をしてるとき、「Hi」とアラブ系の男の人がMにあいさつ。M「あっ、あの人です！！」と言ってAを紹介してくれたのです。私「王様のもとで働いてるって聞いたけど」A「うん」私「この間、王様のところに赤ちゃん生まれたよね。（ゴシップ大好き）」A「電話でおめでとうを言ったよ。」ほんとうに？Aはカバンをガサゴソ。数十枚の写真を取り出してきました。A「これはローマ法王と、これは日本の天皇ね。スペインの王様に、韓国の大統領…あっ、これはヨルダンの国王の飛行機の中」出るわ出るわ。次から次へとAとヨルダン国王と世界各国の要人との写真を見せてくれました。余談ですが、ヨルダン王妃は、お美しい。日本のファッション雑誌などにも、おしゃれな女性としてよく登場してきます。その方も、写真に写ってました。本当だったのね。疑ってごめんなさい。そんな珍しい人との語らいも終わり、今日も仕事へ。今日の持ち場は、Concert Hall。ワルシャワ・フィルハーモニック・オーケストラの公演だったのです。（ありん子さん、この人たちって有名？ありん子さんは、会社の同僚で、クラシック担当だったのです。）クラシック音楽の公演は初めての体験。あっ、でもオペラがある。全く詳しくはないのですが、とっても楽しみにしてました。こういうのをタダで観れるってサイコー。初めてのクラのコンサートで思ったことが、拍手の仕方が難しい、ということ。曲が終わった、と思ったら一つの曲の第一部が終わっただけで、まだ拍手できない。誰も拍手しない。今度こそ終わった、と思ったら第二部終了。で第三部もある。何回も両手が宙で止まってました。クラは奥が深いのであります。今日は貴重な経験をした日なのでありました。

Feb 5, 2005

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フラットメイトA

フラットメイトのインド人Aは質問好き。何にでも興味を持って、質問をしてきます。‘世間知らず’という言い方もあるかも。でも、会うたびに、答えるのが難しい質問をしてきて、たまにイヤになるときも…（だからと言ってAのことが嫌いなわけではない）彼女、イギリスに３年住んでるのに、何にも知らない。一番の遠出は、学校からバスで約１５分のCity Centre。日曜日も実験室に通って勉強(仕事)をする、保守的でマジメな人なのです。この間は、「アスパラガスって何？」と聞かれました。だから私「緑で、長い野菜。」A「それだけじゃ分かんないよ。味は?」私「味!?スーパー行って買ってくればいいじゃん。」A「でも味が分からないと、買いたくない。」説明のしようがないことを聞いてきて、ほんとに困る…。今日の夕飯中も、いつものように質問攻めにされました。そして話題が「うどん」になったとき。A「うどんってどういう意味？」私「えっ！」またもや、困った私。周りにいる他のフラットメイトも私を注目。ムムム。これは負けられない。そこで私、私「じゃぁさぁ、カレーってどういう意味？」と逆質問。Aは困った様子。それを見たフラットメイトから、私は拍手喝さいを浴びたのでした。みんなも、彼女の質問にはいつも困ってたのね、と思った瞬間でした。でも、自分の部屋に戻ったとき、「うどん」ってどういう意味なんだろう、と思ってしまいました。だって、タイの代表的な料理、「トムヤムクン」だって「辛いエビのスープ」っていう意味がある。そう思うと、「うどん」にだって意味があるはず。これは調べねば。そしてAの質問対策をせねば。

Jan 31, 2005

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レズビアンの授業

今日の授業のテーマは「レズビアン｣。どんな授業かと意気込んで出かけました。けど実際、草むらで横たわっている裸体の女性の２０世紀初頭の写真を見るだけのもの。ちょっとがっかり。ワタシ、２０世紀のアートってさっぱりなんです。知識もないし、興味も無い。授業中も上の空で、何にも聞いてなかった…。LecturerはUniversity of Londonで教えてるアメリカ人の方。やっぱりね、っていう感じでした。「アメリカはコンテンポラリーアートに強い。その代わり、それ以前のアートにはめっきり弱い。」とはアメリカの大学を卒業した友人談。アメリカはご存知のように新しい国。歴史が無い。だから古いものを知らないし、知ろうともしない。（これも友人談）History of Artを専攻してる、とアメリカで言うと、「何でそんなもん勉強する必要があるの？意味無いじゃん。」みたいに思われるらしいです。実際、友人Eのフラットにお邪魔したときに、Eのフラットメイトのアメリカ人に遭遇しました。その時に何を大学で専攻してるの？と聞かれたので「History of Art」と答えたら、「それ専攻して将来何になるの？」と皮肉っぽく言われた経験あり。ムムム。学芸員にも教授にも、なろうと思えばなれるさっ、ふん。全然話題は違うけど、今日は大学院の卒業式でした。去年の九月にコースを終了した人の為の卒業式です。一度自分の国に帰って、また今日のためにイギリスに来た人、コース終了後もイギリスに居座った人などなど。久しぶりの再会で、友人同士抱き合ってる姿もありました。ワタシも来年の一月にガウン着て卒業式出れるかなぁ。

Jan 26, 2005

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イギリスの授業

終わった～～!!!魔の一週間が終わった。先週から今日までプレゼンに追われていたのです。プレゼン１個だけならまだしも、先週の木曜、昨日、今日と３コもプレゼン。ほんと忙しかった。その割にはホームページ開設しちゃったり、遊びに行ったりしてたけど…。一番タイヘンだったのが今日のプレゼン。イタリア・アッシジにある聖フランチェスコ教会について。先生が与えた質問に対しての答えが一週間経ってもどうしても見つからず、先生に何の本を読めばいいのか助けを求めに行きました。読むべき本を教えていただき、いざ図書館へ。「やった～、本見つけちゃったぁ。」と喜んで中をペラペラめくると…英語じゃない!!どうやらドイツ語で書いてあるらしいぃ。他の聖フランチェスコ教会に関する本も英語じゃなく、フラ語かドイツ語。なんでぇ～。取りあえず、これらの本は無視してDictionary of Artという（これは先生から教わった唯一英語の本）、Artのことならなんでもおまかせ辞典で片っ端からロマネスク美術やゴシック美術を調べました。いざ本番。今振り返ってみると、ワタシほとんど何もしゃべってません。用意していったメモの20％しかしゃべってないかも。先生がワタシの言いたかったことほぼ全てカバーしてくれて、教会の写真を見せるだけでした。ワタシが留学生だから、特別にフォローしてくれてるって言うわけではなく、その先生、イギリス人がプレゼンをしててもよくしゃべってます。３時間の授業で、よくもそんなにしゃべることがあるよなぁ。このセミナー、生徒はワタシを含め６人。とっても少ないので先生のオフィスで授業です。五畳くらいの部屋かなぁ。先生が優しいから(?)かどうかは分かりませんが、みんなリンゴとかマフィンなんかをモグモグしながら授業を受けてるんですよね。先生も、机に足を乗せながら説明。これって日本じゃぁ考えられないシチュエーション。それよりほんと、プレゼン３つ終わってよかった。今日はのんびりしよう。けど明日からは、また勉強。来週またプレゼンがあるから…。

Jan 25, 2005

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中国・台湾ぐうたら生活

学校にはアジアからの留学生がたくさんいます。私のフラットは台湾人２人、タイ人２人（１人は中国系)、インド人２人、フランス人１人そしてワタシで構成されてます。中国人Aのフラットには８部屋中８人中国人。（イギリスに来てる気がしないよね。）とあるDepartmentには９０％ほどが中国人、または台湾人。そこで勉強しているヨルダン人のMは「これだったら中国で勉強してるのと変わらないよ。皆相談してるとき中国語だし、それに中国のほうがイギリスより授業料も物価も安かっただろうし、中国行けばよかった」と。実際、ワタシの友達も、アジア人がほとんどです。主に台湾。中国語の単語を少しずつ習得してるような気が…。そして特技も出来たのです。中国語の発音からその人が中国本土から来たのか、それとも台湾から来たのかを区別できるように。さっきキッチンで台湾人のフラットメイトでしゃべってて、台湾では日本語単語が頻繁に使われているとのこと。外来語みたいなかんじ。例えば「おじさん」「おばさん」。台湾ではこの日本語をそのまんま同じ意味で使ってるそう。むむむ。これはなかなかスゴイ。

Jan 23, 2005

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大盛り上がり。

今日はJapanese Societyの新年会がありました。Japanese Societyとは、ウチの大学の日本人会みたいなもの。バイトがあったので遅れて行って、一時間だけ参加。新年会の会場に着いてみると、みんなテレビに夢中。何を見てるのかと思えば、去年の紅白歌合戦の録画。ほとんどみんな日本に帰ってないため、そしてイギリスで勉強していると「テレビを見る」という行為自体がめったにないのでクギヅケ。どうやら皆そろって、お目当てがある様子。皆のお目当てのものは、「マツケンサンバ｣。今か今かと待ちわびてるのです。（ビデオなんだから早送りすればいいのに、と思ったけど。）今回初めて歌を聴く人、歌は聴いたことがあっても踊りを観たことがないと言う人も多数。そしてお待ちかね、「マツケンサンバ」の前奏♪それを聴いたとたん皆、TVにどどどぉっと大接近。松平健さんの腰の動きや、審査員のあ然とした顔なんかを見て、大爆笑でした。歌が終わると、一斉に拍手。紅白歌合戦がこんなに楽しい番組だということは思わなかった…ていうか皆で一緒に観て、大笑いしたから楽しかったのかも。それと松平健さんのおかげ。一通り紅白を観て、お開きになる時、もう一回「マツケンサンバ｣を観たいと言う要望があったので、ビデオを巻き戻して観ることに。２回目の健さん鑑賞も大盛り上がりでした。

Jan 22, 2005

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いいひと。

昨日一ヶ月ぶりにUnionに飲みに行きました。Unionとは学校内の施設で、レストラン数軒、パブだかバーだかみたいなの数軒、クラブみたいなの数軒が入ってる建物の名称です。現在、One World Weekと言う学園祭みたいな物をやってます。月曜日はBritish Day、金曜日はAustrAsian Dayというふうに曜日ごとにテーマが決まっており、Unionを中心にストールが出て各国のお土産が売られたり、国ごとにパフォーマンスをしたりイベントが盛りだくさんなのです。昨日はEuropean Dayでした。で、日本人E、T、Yと香港人TとUnionに10時頃くりだしたのです。一番気になっていたバーが混雑しており、そこをあきらめてひとつ上の階へ。カラオケができると言う情報をもとに行ったのですが、いざ行ってみるとお客さんがひとりも居ない…下の階とは全く違い、賑わってない。でも、ここはイギリス。９時開始のパーティーでも11時頃にならないと、お客さんは来ない、ということでとりあえずお酒を頼み、そこに居座ることに。ドアのガラス越しに覗く人はあっても、入ってくる人は居ない。そして更に、どうやら今日のカラオケは中国人が企画してるらしく、日本語はもちろん無いけど、英語の歌も無いと判明。「European Dayなのに中国語の歌しか用意しとらんのかい」と文句を言っておりました。（香港人Tも知らない中国の歌だったらしい）文句を言いながらも居座った私たち。そしてどうせワタシたちしか居ないんだから、日本語の歌でも歌おうということに。でもさぁ、日本語の曲が無いよ。部屋でお勉強中の仲良し台湾人Sに電話して「日本語の曲集めてCDにして持ってきて～」とお願い。今思うと、ワタシ達ってサイテー。でもそんなワタシたちのワガママにも快くOKしてくれたS。ほんとにありがと。彼は、12時頃強風の中Unionまで持ってきてくれ、そしてすぐに帰ってゆきました。EとYが気持ちよさそうに歌ってる最中、香港人Tが「じゃぁ俺、他の曲取りに行って来るよ」と。「えっ!?」とあっけに取られてる間に、彼は吹き続く強風の中、走って自分の部屋に曲を取りに行ってしまいました。そして１５分後…香港人TがiPodを手に帰ってきました。その中には、ケミストリーやらm-floやら日本の曲がどっさり。その時１時ごろ。スタッフは飾りつけを外したり、机やいすを撤収し始めました。「ワタシたち、まだ居ていいのかなぁ」と不安を抱きつつも歌いつづけます。そして、スタッフも居なくなり…ワタシ達５人だけのカラオケ大会。マツケンサンバなんかもアカペラで歌っちゃったりして…（今更ながら、ウチラの中で流行ってます。）２時になり、スタッフ再登場。「閉めま～す」って言ってきたので、潔く撤退いたしました。そしてE宅に押しかけ、インスタントの力うどんをいただきました。おもち食べれて幸せだったなぁ。台湾人は友達をすごく気にかけてくれる、とは前々から思ってたけど、昨日改めて実感いたしました。そして香港人もね。

Jan 21, 2005

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