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2012.11.02
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カテゴリ:読書
カミソリシュート V9巨人に立ち向かったホエールズのエース
平松政次

僕が野球を知った頃、各球団にはエースと呼ばれるピッチャーがいて

広島だったら外木場
巨人だったら堀内
ヤクルトは松岡
中日は星野
江夏が抜けた阪神は不在。
そして大洋は平松です。

この本は平松選手の幼少期
そして中学、高校。プロ引退までの活躍が凝縮された一冊です。
選抜大会の優勝。そして夏の大会は予選から肩の故障とライバルたちとの激闘。
だってこのときすでにヤクルトのエース松岡と岡山大会で戦うわけですからね。

社会人は日石。岡山東商業から日本石油は後輩の奥江選手も同じ進路ですね。
平松選手がこの就職先を作ったと書かれています。
まあ二人ともこのあとあのまぶしい緑とオレンジのユニフォームを着るわけです。

この時期のセリーグのエースと呼ばれた選手の中で、
200勝をあげたのは堀内と平松だけです。
当時から弱くて200回もどうやって勝ったんだ?
という感じです。
結局、松岡や外木場はチームが弱くて200勝行きませんでしたからね。
まあ星野はそんなに毎年活躍した印象がないです。

甲子園の優勝投手で200勝をあげて名球会入りしたのは平松さんだけです。
桑田がもう一歩でしたが届きませんでしたよね。

その後、フジTVの有料チャンネルのプロ野球ニュースでしかお目にかかれませんが、現役時代一度も味わえなかった優勝を指揮官としてかなえてもらいたいですね。



ベースボール・マガジン社新書 051カミソリシュート V9巨人に立ち向かったホエールズのエース/平松政次【RCP】





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最終更新日  2012.12.06 21:19:12
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