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カテゴリ:本
今日、『海辺のカフカ』の下巻を買って一気に読み終えました。
(上巻は昨日、やはり一気読み。) ああ、普段海外もののミステリばかり読んでいるせいか、疲れたー!! 面白かったですよ。 まだ読んでいない方で村上春樹が好きな方は、私のように一気読みでなく、是非是非晴れた日の公園で一章ずつ読んでいただきたい。 物語は15歳の田村カフカ(偽名)少年の神話的成長の物語と、猫と会話のできるナカタ老人の失われた半身探しの旅が平行して進みます。 タイトルが海辺のカフカなんだから、カフカ少年が主人公なんだろうと思いつつ読み進めるうちに、実はカフカ少年は物語の語り部に過ぎないような気がしてきます。 この物語の中では、いくつもの物語が語られるのでちょっと油断すると置いてけぼりをくらいます。 うーん、何かに似ている。そうそう、そうそう、ブギー・ポップ。 何が似ているって、ジョニーウォーカーやカーネルおじさん、猫たちのキャラの演じ方が似ている。 こんなこと言ったら春樹ファンに怒られるかもなー。 あくまで一読者の感想ですから、お気になさらずに^^ 旦那に「どんな話?」と聞かれて答えました。 「明るい太宰治。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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