鬼婆伝説
毎年、家庭事情で福島へ行くので、そのついでに二本松市へ行く。二本松といえば、伊達政宗に落城された二本松城。そして安達ヶ原の鬼婆伝説。鬼婆といえば、昔ばなしで有名ですな。宿を求めた旅人を泊めては襲い、その人肉を食べるという妖怪?で足は超人的に速いらしい。もともとは京で乳母をする人間で、病気の姫を治す薬を求めてこの地に来たそうな。その薬というのが、妊婦の生き肝(肝臓のことかな?)で殺めた妊婦が、生き別れた自分の娘だと知り、発狂して鬼婆になったらしい。その後は、昔話の通り、坊さんに退治される。その鬼婆の住処が現存するということで、はるばる行脚の旅へ。(ミステリーハンターみたいだね。)かやぶき屋根のあばら家かと思いきや、岩を積み重ねた「岩屋」という住処ということだった。う~っむ、こんなところに住めるか!というのが第一印象。観世寺という寺の境内に現存する。ちなみに鬼婆は「岩手」という名前がある。奈良時代の人だそうだ。伝説では存在したというが、はたしてどうなのか。資料館には鬼婆の出刃包丁や人肉を食べたという器が展示されている。⇒パソコン情報なら人気ブログランキングパソコン購入にお役立てください