適正価格ってなに?
「おぅ、元気?」「うん、そっちはどうや?」「まあまあやなぁ」台湾に仕事で赴任している友人に、電話をしてみました。一昔前なら、海外に電話をかけるなんて、どれだけ電話料金がかかるか、おっかなびっくりしながらでしたが、今では、ほとんどお金がかからないでかけることができます。「スカイプ」という無料のソフトウェアを使っているのです。これ、両方ともパソコンにダウンロードしていれば、無料で通話ができるという優れものなのですが、向こうはまだそれをやっていない、ということで通話料がかかります。こちらはパソコンからかけて、現地は固定電話にかかり、30分弱話して約63円ほど。先に10ユーロ(1,380円ほど)先払いで支払うのですが、これ、ほとんど使い切りません。この通話料金、半年間の有効期限があるのですが、一度使ったらまた半年伸びました。世界規模で、電話は一定の固定料金、もしくは無料化が進んでいます。携帯電話の分野では、一部そんなサービスも出てきていますね。お隣の家に電話をかけるより、台湾へかけるほうが安いなんて...それと、航空運賃もそうですね。5月にその友人に会いに、台湾に行ってきたのですが、往復運賃が19,000円でした。新幹線で、実家の大阪へ帰ろうとしたら、往復30,000円はかかるのに。(飛行機でもそのくらいはするかな...)モノやサービスの適正価格って、いったいなんだろう、と思ってしまう今日この頃です。