某月某日　　　

自分を偽っていると、滅入ってくる。

だけど、自分が本当は何をしたいのかも
わかっていなければ、
偽っているかどうかも、感覚の問題でしか無いんだろうか。

こんなことを考えたのは、
ともだちと「嘘」について話をしたから。

外に向かってつく「嘘」
自分に向かってつく「嘘」

まあ外に向かってつく「嘘」は置いておいて、
自分に向かってつく「嘘」。
これは、自分を傷つけてしまいそう。
自覚が無くても、なんだか気分が悪くなる。
重くなる。
だましだましでやっていけても、
そのうち、こんがらがってくることもある。

自分は何をしたいのか、ということを
ハッキリ言えないときって、
たぶんこんな感じなのかな？と思う。

私も時々気がふさぐけど、
たいていどっか無理をしていたりするんだな。

とまあ、こんな話をしていたのだけど、
自分を表現してみればよいのかも、と。
誰かに話を聞いて貰う。
何だって良い。
それか、何かに気持ちを書き出してみる。
誰も見ていないのだから、どう書こうと自由。
飾ることはない。

きっと何かが現れてきて、
自分の状態がわかるかも。
状態が解ったら、原因もわかるのかな。

うつになる人って、優しい人だと思う。
そして、本当は強いのだと思う。
かつて、強い自分を表現して、
誰かを傷つけてしまったことがあったのかもしれない。
そして、相手が傷ついたことに気づく優しさもあるのだと思う。
とかく「言った者勝ち」という傾向があるけど、
それに乗じてしまったら、
傷つく人も出てくるのも、きっとわかってる。
それよりは、自分を少しだけだましたほうが穏やかだ。
そしてその穏やかさは、自分にとっても幸せと感じられる。

せめて、何かで表現出來たら・・・と思う。

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