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テーマ:塾の先生のページ(7835)
カテゴリ:学研
最近つくづく思うこと。
私の仕事は「学習することは楽しい」と思わせること。 2月から開室して既に8ヶ月を過ぎた。 開室からの生徒の話なのだが、最初の態度と今の態度の違うこと。 昔はとてもじゃないけど、勉強のべの字も嫌い座ることさえ 嫌がった中学年の生徒だった。 毎回目の前に座わってもらい、一緒にするのが日課。 ほんとに手のかかる子で私は家庭教師か。。と思うくらいだった。 その子が最近変わってきた。 入ってくるなり私の顔色見て、 「せんせー、今日どうしたと?暗いよ~なんかあったと?」 と聞いてくれるまでなりました。 学習に取り掛かりは遅いものの、ちゃんと与えられたやり直しや 今日の分とか言い、あーつらい~とかもらしながらもちゃんとやって いる。ほんとにこの瞬間、やっててよかったという感じです。 ほんと、教材は道具に過ぎない。(マー坊パパさん、ありがとぉ~) 勉強は難しいところは難しくて楽しくない。 その楽しくないところをどう楽しませるか・・・これが私の 仕事だとつくづく感じるようになった。 低学年の女の子も昨日、お母さんの後ろに隠れて恥ずかしがって 机に着こうとしない。じゃあ~ということで、お母さんと引き離し て「お母さん、さよなら~」と私が言うと泣き始めた。 最初はずっと泣いていたが私は無視。 私の隣でずっと泣いていた。 でも、私が無視するのでみんなも無視。 そうすると、結果が見えてきた。 なんで泣いているのかわからなくなったようだ。笑 そう、これは私の作戦だ。 バックから宿題を出してもらう。 「開けてもいい?」と聞きながらバックを面白く開く。 チャックを開けたり閉めたり。 笑う女の子。しめた! 女の子がバックを開けて宿題を出し始めた。 既に泣いていたことすら忘れてるみたい。笑 そういうものだよね、子供って。 昨日は私の隣で助手のようにして問題を解かせた。 この子がちょっとLDの症状を持っている子なのだ。 計算があまり得意ではない。 となりで採点や教えたりしていると甘えてくるそのこ。 余り他の子と差がないように接しないとと思いつつ、 プリントを一緒に解き始める。 その様子がおもしろかったのか、他の子が笑い始めた。 そのほかの子のおかげで雰囲気ががらっといい感じになった。 心でありがと~と思いながらその子に微笑んだ。 その子もこちらに来たいのが山々なのだ。 プリントを持ったまま、こちらを見ているからだ。 こっちにおいでというと、首を横に振る。 後で思いっきり見てやるからね~と思い、この子をさっさと 終わらなければ・・・とプリントを進ませる。 子供たちはちょっと考えたらすぐわかるようなことを聞きに来る。 それが読んでないからというのか、お~すぐわかったね~というのか・・・ この違いでずいぶん学力の差が出てくるだろうと実感。 子供たちはとてもいい感じに成長してくれていると思う。 私の気持ちと一緒に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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