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テーマ:英語で仕事(208)
カテゴリ:私のお仕事
先月の下旬にバイト職員のうち7人が正職員になりました。
バイト職員といっても、日本でいうアルバイトとは違い、ベネフィットや雇用の安定がないだけで時間数はフルタイム働いている人もたくさんいます。もちろん学生や、他に本業があって副業的な感覚で働いている人もいます。 7人の正職員の枠に対しての応募数はそれほど多くなかったと聞いています。 バイトから正職員になるのに何の不満があるかというと、正職員はシフトで働いているので、新米は週末が休めないシフトや、深夜勤になったりと、セニョリティーが上がっていくまでいわゆる「月金、9時5時」のシフトがもらえないのです。 バイトで正職員並みの時間数が働けるのであれば、休暇も無給ですがいつでも取れるし、土日もたまには休めるし、そのほうが魅力的なのです。 正職員並みに働けるならば...。 そこが曲者で、バイト(非常勤)は、口約束で週に何日働くと約束したとしても、それはオフィシャルなものではありません。時間数が保障されているわけではないのです。 私が今の仕事を始めて今年10年目になるのですが、今回初めて非常勤職員のシフト日数の制限が出されました。 週1日、給料〆の2週間の単位で2日間です。 これまでも週1とかの頻度でしか働いていない人もいましたが、一部は週4、5日、正職員と同じだけの時間数を働いていた人もいるのです。たくさんシフトに入っていた人はこれが本業に当たるわけで、いきなり時間数が何分の一に減ってしまえば生活が立たなくなります。 シビアなようですがこういうことは有り得ないことではなく、私が非常勤待遇だったときにレストランでのアルバイトをキープしていたのも雇用が安定していないことへの対策のためでした。 何の準備もなくバイトのままでノホホンとしていた人はおそらくそれほど多くなく、貯金があるなり、パートナーがいるなり、何か頼りにするものがあるのではないかと思いますが、これを機に辞めてフルタイムで働ける仕事を探す人も出てくるのでは? 今年はバイト職員の採用がなく、新人は一人も入ってきていませんが、退職する人あり、辞めていく人もポツリポツリとあり、デパートメント全体ではだいぶ人数が減ってきています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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