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テーマ:英語で仕事(208)
カテゴリ:私のお仕事
使えない受付K嬢、2年以上経っても、毎月各種の請求書が来るたびに私のところに質問に来ます。同じような会社のもので、目新しいものはありません。
「これはコピーしなくていいのよね?」などと言って請求書を見せにくるのです。 毎度のことで、2年間のうち、最初は口頭で説明し、次に一覧表にして渡し、また同じことを口頭で質問されているのです。私だけでなく、元受付嬢のLNも上司のDDも、私とまったく同じことを同じ順序で繰り返し続けています。 「これはいいの。ありがとう、ここでもらっておくから...」と受け取り、その後、メイルスロットを見れば、コピーしてIT(コンピュータ担当)に送るはずの請求書が封筒に入ったまま置かれています。 K嬢を捕まえて、「あのね、さっきのはいいけど、こっちはコピーするの!」と言えば、「知っているけど、担当だったBFは移動になったから...」 そうです。 担当者は移動になりました。でも、仕事は移動しないよね? 誰かがその仕事をしているはずだよね? せめて、「誰がBFのやってた仕事をしているの?」と聞いて欲しかった。本当だったら、そんなこととっくにチェックしておかなきゃ仕事にならないじゃありませんか。これまで、書類や電話はどこに回していたのでしょう? BFが移動になってから2ヶ月も間があったんだから...。 100まで言わなきゃわからないのか? K嬢は本当に役に立ちません。K嬢がトイレに行ったり、ランチに行ったり、オフィス内をふらふらしておしゃべりしに出かけているときに限って、ドアの呼び鈴が鳴ります。 そのバックアップでマネージャーが、玄関先でパッケージを受け取ったりしている始末なのです。150人の部下がいるマネージャーが、受付のエリアでバイク便のお兄ちゃんから荷物を受け取っているのはサマになりません。 年が明けたら、K嬢のポジションはなくなります。つまり、レイオフ。 それまでの我慢です。 K嬢は何かにつけこんな調子で仕事にならないので、受付のポジションがなくなることになったときにマネージメントも守ってくれなかったようです。 ポジションがなくなる、なくなりそう、といっても、実はどこかに人手が足りない部門があり、どこかからかお声が掛かるのが普通なのです。それか、上司が知り合いのツテを頼って、そういう情報を仕入れてきてくれるというパターンもけっこうあります。 私のポジションも、他のいくつかのポジションも去年の一時期レイオフの危機がありましたが、マネージャーが頑強にポジションを確保してくれました。K嬢の場合は、ユニオンもあるのでこれまで辞めさせることができなかったのにレイオフになってラッキーくらいにしか、マネージャーも見ていないのでしょう。 K嬢は、もともとヤル気があるのかないのかわからない態度だったのですが、最近ますます役に立たないのは本人も辞めさせられるのをわかっているから。 上司のDDは、K嬢が何かやらかすのを見るにつけ「もうちょっとだから...(我慢…ということ)」と言うのですが、ユニオンが動き出してK嬢がこのまま仕事を続けるようなことになったら、ダラダラ仕事をする癖だけは残りそうなんですけど。その日が来るまで、実のところ何が起こるかわからないのです。 日本人のように「有終の美」などという働き方を退職間際にする人は少ないですが、K嬢みたいなのもちょっと少ないです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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