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テーマ:英語で仕事(208)
カテゴリ:私のお仕事
バレンタインデー。
日本ではバレンタインデーは女性が男性にプレゼントする日ですが、こちらでは主に男性から女性へのプレゼント。 男女に限られてはいず、小学校で友達同士カードを渡しあい、家族でプレゼントを渡し合ったりする日です。 朝から、花束の配達がフロントドアの呼び鈴を鳴らし、受付嬢はフロア内を駆け回っています。バレンタインデーのプレゼントのバラの花束が、続々とオフィスに届きます。送り主は、同じオフィスにいるご主人からだったりもします。 日本でも女性に渡す花束の代表格はバラですが、こちらでもバラ。深紅のバラです。 家で渡せばいい、あるいはディナーに行ってレストランで渡せばいいのですが、女心を満足させるには、職場で「私はこんなに愛されている」という所を同僚たちに見せ付けたいと心得ているのはあまり若くない夫たち。 さすが年の功ですね。 花束は、一日机の上に飾って、夕方持って帰ります。 「アラ、きれいね」とか「仲がよくていいわねぇ」と声を掛けてあげるのも礼儀です。 帰りに花束を抱えて駐車場まで歩くのも、あるいはバスに乗るのも鼻高々なんでしょうね。 オフィス街では花のデリバリーが右往左往しているばかりではなく、屋台の花売りもいます。近くを通りかかったので、値段をチェックしたら、バラの花束の大きなのが70ドル、小さいのが45ドルでした。 同僚たちに届けられた花は、小さいものでもここの屋台の大きい花束のサイズ。抱えるほど巨大な花束もありましたから、大金をつぎ込んだんですね。 この値段じゃ、あげる方も、もらう方も鼻高々なわけです。 一本の花をカスミ草と一緒にラッピングしてあるものもあり、それは10ドルでした。 娘に買ってあげようかと思ったけれどやめました。バラ1本10ドルよりは、チーズケーキを2個買ったほうが喜ぶ年頃ですから。 我が家ではバレンタインデーでも特別なことはしません。 娘がキンダーの頃から、バレンタイン前に娘が友達と交換するカードを書かせたり、プレゼントをラッピングしたりとてんやわんやの大騒ぎで、バレンタイン当日は「はぁー」と気を抜く日になってしまっています。 そういうのもホノボノしていて、私は好きなんですけど。
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最終更新日
2012.02.16 02:22:48
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