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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:私のお仕事
なにか…、毎日毎日ランチがどうのと書いていて、またランチのことを書くのも気がひけるのですが...。
今日はオフィスでランチです。 ソシャル・コミティーと呼ばれる、オフィス内のお付き合いやレクリエーションのためにファンドレージングをしているグループがあるのですが、今日は、ファンドレージングのランチです。 Wok…すなわち、中華鍋。今日は中華のランチでした。 チャーハンと、フィリピン風春巻、中国緑茶で、5ドルのランチです。 作るのは同僚の中の、チャイニーズ・カナディアンのグループです。中国系の女性もいるのですが、圧倒的に多いのは男性。今日は買出しも、料理も全部男性の手によるもの。 チキン・チャーハンのチキンは、にんにく醤油でマリネしてしっかり下味がついていました。下手なレストランで食べるよりおいしかったです。 (ステレオタイプですが、)アジア系では女性が家事をすることが多いと言われていますが、ウチの同僚たちはもう3世だか4世だか、だいぶ文化や慣習が薄まっています。 白人の奥さんを持つ同僚たちは、普段からブンブン教育されているのでしょう。鍋を振る手際のいいこと。 野菜を刻む音もリズミカルで、不器用な白人のオバサンたちの方が「すごいわっ!」と感心しているような始末です。 オフィスの台所は電気ケトルでお湯を沸かし、電子レンジでお弁当を温めなおすくらいの設備しかなく、今日のランチ会場は、会議室です。 会議室の、日本でもよくある長細いテーブルの上にカセットコンロを置いて、そこで中華鍋を振るのです。キッチン用品のデモンストレーションのように場違いな雰囲気で笑えます。 その間を別の同僚がお茶注ぎに回っているという、何とも微笑ましい、なさけないランチです。 ソシャル・コミティーのランチは、いつもはビーフ・ディップ・サンドイッチとか、ホットドッグとか北米のお手軽な食べ物が多く、中華なんて初めての試みです。 しかも、手間が掛かることを男性の企画でするとは、なかなか見直してしまいましたよ。 みんな大喜びで楽しく食事し、すっかり気をよくした料理人たちは、次はチャーメン(中華焼きそば)をするとか、インド風のバターチキンをするとか盛り上がっていました。 こういう日は、時間が過ぎるのが速いです。
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最終更新日
2012.04.26 11:23:30
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