ママのCity Hall日記

　日本では各地で３５度などという猛暑ですが、バンクーバーは２５度くらいの気温で大騒ぎをしています。
　ウチのオフィスは冷房も効いているのですが、事務職は４０代半ばから５０代半ばという女性たちが多く、年齢的にも暑さに弱いのです。

　ホットフラッシュ、つまり、更年期障害の「のぼせ」の症状なんですよね。

　寄るとさわると、その話。
　「生理が２ヶ月来ないわ」とか。
　生理の話になると、「閉経かと思ったら、妊娠してたなんてことになったら恥ずかしいよね。」などと笑って終わりになります。

　この年頃の女性たちは、女性ホルモンが減少してくるので骨粗しょう症もよく話題にのぼります。

　今日はそんな女性たちと話していたら、カナダ人の女性たち、「カルシウム？　たくさん撮っているわよ。アイスクリームをたっぷり食べているもの。」なんて言うんです。

　アイスクリームは確かに乳製品だけど、カルシウムをたくさん摂るというときには、牛乳・チーズ・ヨーグルトなどのシリアスな食品を考えていました。
　アイスクリームをカルシウムの摂取と結びつけて考えたことはありませんでした。

　うーん、さすが！　デブデブのカナディアン。

　生理が不規則になって、女性ホルモン減少、カルシウムの摂取量を増やそうとしてアイスクリームをたくさん食べて、お腹が出っ張ってきて…。
　これが、更年期の閉経でなく本当に妊娠だったら、お腹が大きくなってきてもアイスクリームのせいだと思って臨月まで気づかないんじゃないの？　胎動も、「嫌だわ、私ったら…ガスが...」とか。

　洒落にならないけど、いいオバサンが妊娠の心配をしているあたり、元気だなぁ、と思います。
　でも、オバサン仲間の誰かがうっかりでも何でも赤ちゃんを産むなんて、私まで若返りそう。なんか、いいなぁ。