ママのCity Hall日記

　今日、何気なくウェブ・バンキングで残高チェックをしていたら、聞き覚えのない会社からクレジットカードにチャージされていました。

　金額は約４０ドルで、普段だったら見落とすかもしれない少額です。
　たまたまそれが一番新しいチャージだったので気がつきましたが、普段だったらこんなに早く気づくことはなかったと思います。しかも日付は昨日です。

　慌ててクレジットカード会社に電話すると、まずはその会社に問い合わせて、回答に不満があればもう一度掛けなおすようにとのことで、電話番号を教えてくれました。

　件の会社に電話を入れると、それはオンライン・ゲームのサイトで、娘のファーストネーム入りのホットメールのアドレスが会員IDで、私のクレジットカードの番号がウェブから入力されているとのことです。
　そのIDも、娘のファーストネームが入っているというだけで、実際は娘のものかどうかもわかりません。なにしろ「ファーストネーム＠ホットメール」というような省略の仕方で、実際のIDは教えてくれませんでした。

　問い合わせをした時に、名前や電話番号を訊かれるのではなく、クレジットカードの最初と最後の４桁から会員情報を検索するという会社は初めてでした。
　怪しいことこの上なし。

　これまで娘にクレジットカードを渡したことはなく、iTunes Store でも何でも、私が直接入力しています。
　もしや？と思ったのが、つい数日前にディズニー系のサイトに登録したこと。そこから何かをクリックして買ってしまったということも考えられるかと思いました。

　iTunes Store のように、ポイントを使い切った後には登録してあるクレジットカードから自動引き落としになるようなシステムだったとして、これまでに登録したサイトとリンクしていたら、知らないうちにチャージされたとしても支払い責任はあるのじゃないかと思います。
　が、今回はまったく関係ないゲームサイトでした。

　娘が登録したというようなことを言うのですが、娘が間違って登録しようにも、カード番号がどうして入力されたのか謎です。（娘はまだ満１３歳になっていないので、カード番号を入力していたとしても法的な責任はないのではないかとも思います。…それは言いませんでしたが。）

　とりあえず、その回答には納得できないということだけを伝えて電話を切り、クレジットカード会社に再度連絡しました。

　クレジットカード会社には、娘の名前らしきIDを示されたことも含め、包み隠さず聞いたとおりの情報を伝えました。
　カード会社はそのチャージを取り消してくれたばかりでなく、カード自体をキャンセルして新しい番号で作り直してくれることになりました。クドクド説明して、お願いしなければならないかと気が重かったのですが、即答で、こっちの方が驚きました。
　今週末はロング・ウィークエンドになるので、火曜日に最寄の銀行で新しいカードを手渡してくれるそうです。

　トラブルには違いないですが、クレジットカード会社の対応は迅速でした。最初の電話から、２０分で問題解決です。あっけないくらい簡単に事が済みました。金額が小さかったからか、ブラックリストに載っている会社なのか、ちょっとわからないですけれど。

　会社名をグーグルで検索したら、このゲーム会社は、無料ゲームと謳って会員登録させ、数日後にプレミアム会員料金として月額約４０ドルほどをチャージするようです。
　無料というのは、数日以内に連絡してプレミアムをキャンセルして、通常会員に格下げすれば無料ということらしいです。連絡しなければ、無料会員ではなく「プレミアム会員でトライアル期間のみ無料」という規約に同意したことになるらしいです。

　登録した時点でプレミアムになっているとは知らず、クレジットカードから引き落とされた時点ではお試し期間の数日を過ぎているという詐欺まがいのやり方です。

　我が家の場合は、娘が仮にこのサイトに登録したとしても、クレジットカードの情報がどうやって入力されたのかわからないところが怖いです。
　また、他の方々も同様でしょうが、無料のサイトにクレジットカード番号を入力しますか？　無料と言いつつ、クレジットカード番号が必要とされたら、その時点で怪しいから登録しないですよね。
　
　実際に会員登録する際にどういう手順を踏んで、どういう同意書にクリックするのか知りたい気もしますが、関わりたくないので、そのサイトに行って試すようなことはもちろんできません。
　今回はドキッとしましたが、小額なのでストレスは少なかったし、銀行の対応もよかったので後味のよいトラブル処理になりました。