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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:海外雑感
カナダのコイン、ペニー(1セント硬貨)が使われなくなります。
お店では二捨三入、5セントに繰上げか繰り下げられて決算になりますが、クレジットカードやデビットカードでの支払いはこれまで通りです。 小さな商店ではこれまでもペニーを切り捨てしているのをたまに経験しました。たとえば、3ドル52セントというような請求の時に4ドル出すと50セントのお釣りがくるというようなことは時々あります。2セント切り捨てているわけですが、理由は銀行に両替に行く手間を考えれば、切り捨ててしまった方が安いということではないでしょうか。 もちろんそういうことをするのは、家族経営の個人商店のようなところでした。 1セント硬貨を鋳造するのにも1セント以上のコストが掛り、お釣り用として用意するために銀行を往復する人件費よりもいっそ切り捨ててしまった方が安いのなら、誰にも歓迎されません。道端に落ちていても誰も見向きもしません。 決断が下される時期なのでしょう。 普段の生活で現金を使うことはあまりないので、私には影響はないです。ペニーがお財布にたまらないのは実は嬉しいです。 娘は私たちのいらないペニーを集めて、コインロールに巻くのを楽しみにしていたのでけっこうガッカリしています。幼い頃はペニーを貯めて銀行で換金してお小遣いの足しにしたものですが、昨今は募金用として集めていました。 職場にもペニーを集める大きなボトルがあるのですが、これもそのうちになくなります。 今現在出回っているペニーは回収されるだけで、新たにお店からお釣りでもらうこともないとなると短期間に市場から消えていくはずです。 小さい子供が道端に落ちている1セント硬貨を「ラッキー・ペニー!」と呼び、ジャムか何かの空きビンに集めるようなことも昔話になっていくのですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.02.06 05:06:05
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