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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:私のお仕事
カナダ人の女性が職場で泣く、というのを初めて目にしました。
概してカナダの女性は気が強く、もちろん上司に怒られる(八つ当たりされる)ようなことも普通はないし、泣くような場面がないのです。 今日のLNの場合には、メソメソというのではなく、悔し涙がにじんだというような状況ですけど。 事の起こりは、午後のオフィス・スタッフのミーティング。 ミーティングの前半は全員で、新しいポリシーその他についての説明。後半はオフィスの一部のスタッフを対象になりました。私は関係ない分野なのでそこで退出しました。 数人がその時点で持ち場に戻ったのですが、いっしょに退出したLNが席に戻って泣き始めました。 私たちといっしょにLNが退席した時、「あれ?」とは思ったのです。私には聞こえていなかったのですが、その席に残るはずだったLNも退出を促されたようです。 LNは、残ってミーティングを続けるカスタマー・サービスの相談役のような立場であり、1日に何度も他のスタッフが助けを求めにやってきます。全然無関係な私と違い、「追い出された」とか「私はもう必要ないってこと?」という思いが駆け巡ったようです。 マネージャーのひとりが、そういう気持ちの問題にとてもこだわる人なので、終業前に話しに行きました。 いっしょに退席した他の同僚たちの誰が行くかということになったのですが、他の人たちは非常勤の期間限定勤務だったり、新人(数年は経っているけど)だったり。職種柄オフィス内人事などの多少のマル秘事項も知っていることから私が代表になりました。 上司やマネージャーは別の思惑もあり、悪気があったわけではないのですが、事前の説明がなかったためにLNを疑心暗鬼にさせてしまったのでした。 明日、フォローしてくれるということで、心配した私たちもスッキリ仕事を終われました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.05.10 00:07:53
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