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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:私のお仕事
まだ55歳になったばかりの同僚が退職することになり、飲み会がありました。
ただの退職ではなく、Retirement、引退です。早期定年退職にあたり、まだ若いのですが年金生活に入ります。 市役所勤務だとCPP(カナダの国民年金)の他にもいわゆる公務員年金があります。つまり年金をダブルでもらえるわけですが、掛け金もダブルです。若いときから市役所づとめを始めていれば、満額をもらえる33年間の期間は早期定年退職年齢の55歳(警察官は50歳)前までに勤め上げてしまいます。 こういう若年で年金生活に入る人は、その後一切働かないわけではありません。 一定期間(約3ヶ月)仕事をしないでいると、年金生活が始まるのですが、その後、就職しても年金受給額に変化はありません。しばらくノンビリとした後、再就職をしてパートタイムで働く人もけっこういます。 私のオフィスでは中高年の新人もけっこう多いのですが、前職を定年退職して3ヶ月経たないのにウチのオフィスに就職してしまい、もらえるはずの年金受給時期がズレ込んでしまったというようなうっかり者が時々います。 さて、今日退職のETですが、彼女は退職して故郷の東海岸の街に帰ります。 引越し前に家具類など売るので、その整理が大変だそうです。もう何年も前から少しずつ売ったり処分したりして、準備はしてきているそうですが、引っ越した先では新生活のための家財道具をまた揃えなければならず、それも大変。 シングルなので、65歳というような一般的な定年退職の年になってしまえば、そんな大仕事はできないですね。だからこそ早くに退職することを選んだのかもしれません。 今から引っ越して新生活を始めれば、正真正銘の老人になる頃には友達もたくさんでき、生活にも馴染んでいるはずです。 違和感を感じたのは、パーティーで見送る方のメンバーの中には彼女よりもずっと年上の人たちがたくさん混じっていたことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.05.26 13:39:47
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