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テーマ:海外生活(7773)
カテゴリ:家族と友だちと鬱病
今年のダーリンの鬱は、年明け早々から始まっていました。
1月1日付けで今年上半期の有給疾病休暇が10日分バケーションバンクにクレジットされましたが、1月下旬にはそれを使い切ってしまい無給の病欠を続けていました。2月後半になると出勤できる日が増えてきてはいましたが、そのまま今まで週に2日くらい休んでいます。 まともに仕事に行けた週がほとんどないのです。 休みの理由は、年次休暇を使った有給のバケーションだったり、無給の病欠だったりですが、仕事に行くのか行かないのか朝になるまでわからない状況でした。 出勤するのはいつも私が5分くらい先に家を出るのですが、時によるとユニフォームを着て仕度もできて靴を履いて家を出るばかりのダーリンを残して先に家を出たら、5分後に続いているダーリンが出勤せず、そのことにお昼どきまで気づかないでいたようなことも1度や2度ではありません。 「今年のダーリンの鬱」というイベントのような表現になるのは、もう恒例、全然驚くほどのことでないほど普通に、定期的に鬱が悪化しているからです。 回復して再発というのではなく、小康状態を保っていたのが悪化するだけで、鬱の状態がデフォルトになりつつあります。 家でも職場でも「腫れ物」扱いです。 ダーリンが病気のせいでクビになるのではないかということは、ここ数年の私の心配のタネです。ユニオンのある組織では病気を理由にクビになることは普通ないのですが、持病のために仕事に来るのか来ないのか予定が立たないようではちょっと事情が違ってきます。 「病気だから、仕方ない!」とダーリンは言い切るのですが、そう思っているのは本人だけです。 というか、本人がそれを言ったら周囲はムカッとすると思うんですけど、それすらわからないほど現実が見えていません。「病気だから~」とか「何々だから~」と言うのは周囲の人間が不満を胸に納めておくために温情で言ってくれる言葉で、本人が言う言葉ではありません。 日本から友人が来ているのですが、ここ最近やや悪い目の小康状態を保っていたダーリンが彼女の到着とほぼ同時にドッカーンと沈みました。 友人は予定より早く、別のお宿に移りましたが、どうしてこんなにタイミングが悪いんだろう? 友人が来て気を遣ったとか、環境が変わったというのではなく、ちょうどタイミング悪くある出来事が発覚し、それを契機に一気に沈んだのです。 最初は、調子悪いフリをして私の怒りから逃れようとしているのかと思うほど、卑怯なほどにタイミングのいいことです。もう何が演技で、何が本当なのかもわからない状態なのでしょう。自己防衛本能のメカニズムも働いているのではないかと思います。 鬱の薬が脳に与える副作用というのはあるのでしょうか? だんだん、小康状態の時でさえ気狂いじみてきているのですけど。 普通じゃないのは、鬱のせいなのですか? 本人のせいなのですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.06.05 05:34:55
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