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奇   知   外   記

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2024.10.06
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鮮文大学校大学校本館奉献式における設立者「式辞」
鮮文大学校のビジョンと未来像

二〇〇二年四月十四日、韓国、忠清南道牙山市鮮文大学校牙山キャンパス

 このみ言は、今年四月十四日、韓国の鮮文大学校牙山キャンパスで行われた同大学校本館奉献式において、鮮文大学校の設立者であられる文鮮明総裁が語られた「式辞」を翻訳し、 編集、整理したものです。(文責・編集部)






Family 2002.6  40~

 天が大いに安らぎになられる里の上に、生き生きと した生命の春の気運が満ちあふれる、この美しい季節 に、鮮文大学校において、荘厳なる本館の奉献式が行 われるようになったことを。。 まず神様に感謝申し上げます。​
 今日の鮮文大学校があるまでに、これまで尽力してきてくれた李京埈(イキョンジュン)総長をはじめとする教職員、学生、 そして建設関係者たちの労苦、また統一教会の食口たちのもろもろの精誠を褒めたたえます。
 内外の貴賓の皆様、大学の教授、役員と職員、学生の皆様! きょう、この意義深い場において、大学設立者である私は、皆様とともに、国家が注目する鮮文大学校のビジョンと未来像について、しばし考えてみ ようと思います。

​ 「愛天 愛人 愛国」という建学理念において、すでに標榜されているように、私が、この大学を設立するようになった動機は、神様を愛する『愛天理念」から出発しています。​​
 "愛天”において意味する神様は、特定の宗教や宗派の教理の中に閉じ込められた神様を意味するものではありません。生きていらっしゃる、根源者であられる神様は、真の愛の本体であられ、人類にとっては、“無形の真の父母”であられ、天道と、すべての教えの根源であられます。
 私は、いち早く、生きていらっしゃる神様を知った後、いっときも、神様のその願いを忘れたことはありませんでした。
 神様の真の愛の理想である平和世界を成すために、一生を献身してきた私は、未来を導いていくビジョンある人材の養成を、重要な宿願事業の一つと思ってまいりました。
​ 迫り来る地球村時代、人類大家族社会を導いていく人材は、まず、天と人類と、国と世界と万象を愛する人でなければなりません。“真の父母”、“真の師”、“真 の主人”の三主体人格は、神様に似た愛の実践の中で、形づくられるからです。​
 もちろん大学は、創意力の啓発を通した専門人を養成する教育機関です。しかし、普遍真理の根源であられる神様と連係した人性教育を通して、三主体人格者である健全な指導者を養成する普遍教育は、何よりも絶対的に優先されるものです。
 今日の世界は、個人と集団、国家、人種、宗教までも、激しい利己主義の泥沼に陥り、お互いの壁を崩すことができずに闘争しています。利己主義によって、 個人の発展はもちろん、他人と民族、国家の発展を阻害する事件が連続している現実です。

 人の心の中にある利己的貪欲は、平和へと前進していく道にあって、非常に大きな障害となっています。 個人的貪欲は、より大きな単位の貪欲に連結され、ひいては国家間、人種間、宗教間の流血紛争を引き起こしています。
 このような状況の中で、公道を立てるべき大学教育までもが、知識教育、技術教育、職業教育の水準にとどまるとすれば、人類は、決して和平の世界を創建することはできません。
 葛藤と闘争から抜け出した平和の世界を成そうとすれば、個々人の心と各家庭から、利己心と憎悪心を克服することのできる、愛の世界観が根を下ろさなければなりません。

 家庭においても国家においても、ここに教育の根本を置かなければ、決して希望的な未来を期待することはできません。
 私の生涯を通して教え、実践してきた「他のために生きる」という真の愛の教えが、すなわち天道であり、天命であるということを、もう一度、強調します。
 ところで、この真の愛は、模範となる家庭生活を通して体得するものです。したがって、動機が先になければならず、模範が先に立てられなければなりません。

 子供の前にあって模範となる父母、弟の前に模範となる兄、弟子の前に模範となる師、従う者の前に模範となる指導者が、先に要請されるということです。

 鮮文大学校は、天理に従う、愛の実践と体値の模範となる教授と指導者たちが、学生全体を“真の父母”、”真の師”、“真の主人”の人格に教育しなければなりません。
 人類が念願とする自由と平和、統一と幸福は、知識や力や物質の豊かさだけで成し遂げられるものではありません。人間の道徳性と霊性の開発が前提とならならければならないのです。神様と霊界に対する無知は、人を不幸と破滅に導きます。
 私は、早くから、広大無辺の霊界を渉猟(広くあちこちを渡り歩いて捜し求めること)しながら、神様の心情を推し量り、体得することに、血涙の出る逆境を通過してまいりました。地上世界と天上世界を貫いている天理と公道を把握するために、サタンと血みどろの闘いをなしました。
 堕落した人類には分かりませんが、霊界は実体の世界であり、人間は、また一つの“内なる人”である霊 人体を持った、二重構造から成っています。人間には、通常の教育課程を通した知的発達とは比較にならない、別の次元の霊性啓発の境地があるということを知らなければなりません。
 霊界は、本質の世界です。霊的五官によって霊界の無限境を経験した者は、この世の知識が、どれほど制限されたものであるかということを知るようになります。現象世界の知識をもっては、決して驕慢になることはできないようになります。
 これまで、私が世界的に築いてきた可視的な宣教部門や平和運動基盤などについて、それを褒めたたえる多くの人々がいます。しかし、堕落によって複雑に絡み合い、分かれた霊界を統一的に収拾し、本然の原則で整理した業績は、神様しかご存じありません。
 新たに到来した二十一世紀は、摂理完成の世紀であり、人間は、不可避的に、霊界と身近に行き来しながら生きなければなりません。
 鮮文大学校は、私の業績を研究するとともに、世界の碩学たちが押し寄せて来て、霊界に対して研究するセンターとなることでしょう。
 また、本大学は、人間の知性と専門性の啓発だけでなく、心霊開発を通して人格を完成させる、すなわち道徳的、かつ霊的に、完璧な指導者を育て上げる世界第一の大学になることでしょう。
 私は、大学設立理想を心中に抱き、過去四十年間、国際科学者大会(「科学の統一に関する国際会議」)を継続し、「世界平和教授協議会」を各国に創設し、「世界大学連盟」を組織してまいりました。
 世界の碩学たちをして、未来世界のビジョンについて共同研究と討論の場を構築するようにしてきたことや、絶対価値の探究を継続し、科学の統一を模索するようにしてきた理由は、どこにあるのでしょうか。
 もちろん(それは)、神様と人類が共に願う理想世界を成すための準備です。しかし、それと同時に、そのすべての業績の結実が、私たちの大学において成し遂げられることを、私は期待しました。
 このように、研究と教育と奉仕活動のための素晴らしい本大学の基盤と資産は、大学が生まれる前から世界的に積まれてきたものであったということを知って、 矜持(誇り、自負)を持ってくださるようにお願いします。
 私が創設した「世界平和統一家庭連合」、「世界平和 宗教超国家連合」などの国際的な連帯活動基盤も、すべて、他の大学では持ちえない貴い基盤であるということを知らなければなりません。
 韓国のみならず、世界が抱えている問題、人類の進むべき方向について、深く研究し、苦悶した、生きた知識人たちの霊感と知恵が、今後、このキャンパスに 川のように、大海のように流れ込んでくることでしょう。
 鮮文大学校は、世界の碩学たちと、世界を導く指導者たちが、最も好んで訪れる共同研究と討論の場となって、未来の理想実現に連結されるということを確信すべきでありましょう。
 今もそうですが、今後、鲜文大学校には、世界の天才的な、最も優秀な若者たちが、雲霞のごとく集まってくるようになることでしょう。
 この大学は、韓国人のためだけの大学ではありません。世界人はもちろん、天上の霊人たちの望みまでも包括する摂理史的な大学です。(ここは、)世界の志ある若者たちが、摂理の祖国たる韓国を知り、世界平和のための真の愛のビジョンを共に分かち合う国際化教育の揺籃(揺りかご)です。
 したがって、この場所で勉強する学生たちは、世界市民、ひいては「天一国」の市民としての素養を備え、善民となって、未来世界の指導者の品格を備えなければなりません。
 大学教授と役員、職員の皆様!  本大学を、神様が散策したいと思われるキャンパスとして育てていこうと考えてみられましたでしょうか。
 専門的な知識と技術はもちろん、知恵と道徳性と霊性を練磨しながら、真の愛の人格をはぐくむ学堂としてつくり上げなければなりません。
 神様と、天意に従う設立者が願う、清い二世たちが勉強するように準備された場であるので、純潔教育の世界的揺籃をつくり上げ、父母たちが信じてゆだねる訓育および実践場となって、明るい未来に連結されなければなりません。
 愛の心で模範を示しながら、隣人のために分け与え、施すことができる奉仕の人格と、ビジョンを持った "夢の樹々”として(学生たちは)はぐくまれなければなりません。

 天宙が願う、超国家、超人種、超宗教的に開かれた教育のもと、五色人類が一つの兄弟理想を学ぶ、和合の学舎とならなければなりません。世界を健全で、美しくつくり上げる、多様な知識と技術の専門人の養成所として育成されることを願います。
 鮮文大学校が、世界の若者たちに、愛と平和の生きた知識を教え悟らせて、奉仕しつつ研究する教育機関として、日々、発展することを祈願いたします。
 皆様すべての家庭に、神様の祝福が共にありますこ とを願いながら、私の話を終わりにいたします。
​<完>


真のご父母様の御言
二〇〇二年四月十四日、韓国・忠清南道牙山市、鲜文大学校牙山キャンパス
名誉博士学位授与式での御言
神主義による教育



今年四月十四日、鮮文大学校では、大学本館の奉献式に続いて、本館六階のチャペル室で、真のご父母様への名誉博士 学位授与式が行われました。このみ言は、その場において真のお父様が語られたメッセ ージを翻訳し、整理したものです。 (文責・編集部)


 内外の貴賓、教授、学生、役員、職員の皆様!
 今日、鲜文大学校の本館奉献式を挙行した意義あるこの日、大学の教務委員会の総意によって、私が名誉神学博士学位、妻である韓鶴子総裁が名誉人文学博士学位を取得するようになったことを、神様に感謝申し上げます。 奉献式のみ言のときにも言及したように、私の教育機関設立の趣旨は、神様の真なる愛の理想の、教育と実践にあります。創造主であられる神様の根本の属性は、絶対、唯一、不変、永遠、全知、全能など、さまざまに説明できますが、根本中の根本の属性は、真の愛であられます。
 愛の理想は、相対とともに、相対を通してのみ成就されます。真の愛、それ自体の特性ゆえに、神様も、 愛の相対的存在を必要とされます。これが、絶対者であり、自存者であられる神様が、被造世界を創造された動機です。
 すべての被造物は、直接的、間接的に、神様の愛のパートナーです。その中で人間は、神様に最も近く、すべてのものを相続することのできる子女として造られました。
​​​ 人類にとって、神様は、無形の真の父母であられます。人間は、宗派や教理によって、神様をさまざまに表現しますが、根源者であられる神様は、国境と人種、 宗教と言語、そして皮膚の色と文化を超越して、すべての人類を一つに結ぶことができる真の父母であられ、"求心点”に当たります。​​​
 すべての宗教が、自身の宗教を〝他の宗教より優秀 である。」と考えるために、最近のアメリカにおける世 界貿易センタービルのテロ事件や、パレスチナ紛争に 見られるように、宗教戦争の渦中に陥っていることを目撃することができます。
 しかし、すべての宗教は、普遍的な真理を持っているだけでなく、その教えは、一人のかた、神様から共 通目標を志向しながら出てきました。一人のかたであ られる神様は、すべての宗教の決着点である主人であ られます。それゆえに、宗教人たちは、お互いに異な る点よりも同じ点を見ようと努力しなければなりません。
 宗教の中心的価値は、神様の真の愛です。真の愛は、 ために生きることであり、個人より家庭、家庭より氏族、氏族より民族、民族より世界、世界より天宙、天宙より神様と、このように、より大きなもののために 生きることをいいます。これは、普遍的な真理です。
 同様に、宗教は、他の宗教を理解して、ために生きなければなりません。私は、宗教を通した平和世界実現のために、「世界平和宗教連合」、「世界平和超宗教超国家連合」などを創設し、全世界の宗教人を一つに束ねる活動を展開し、宗教間の対話と和合を図るために、世界宗教の代表的学者たちが編纂した『世界経典』も発行しました。 
 信じ難いかもしれませんが、統一教会自体の予算の、数百倍を超教派、超宗派活動に投入してきています。
 また、神様は、すべての知識体系と真理の根源であり、出発点であられます。鮮文大学では、世俗的な物質的価値を教える前に、神様を愛する姿勢を教えなければなりません。すべての学問と価値観、そして真理の源泉が神様であるという事実を理解して、そのような姿勢で教え、学ばなければなりません。
 また、建学の理念である”愛天精神”とは、神様を中心とした正しい価値観を立てて、それを生活の中で 実践することをいいます。唯物論と無神論、そして世俗的な価値観と快楽主義が乱舞する現代社会は、実に価値観が混乱し、破壊された社会と言わざるをえません。"愛天理念”とは、価値観が崩壊した現代社会で、その代案として提示された神様中心の価値観、すなわ ち〝神主義をいいます。
 一九九一年末、私と妻が金日成主席の招請で北朝鮮を訪問したときのことです。その当時、世界的な宗教指導者であり、勝共運動の第一人者である私を除去するために、ソ連(当時)のKGB(国家保安委員会) が暗躍した時であったので、思想的に統制された北朝鮮の地に入るということ自体が、命を懸けた冒険でした。
 しかし、金日成主席との出会いは、(韓半島の)統一問題を解決するうえで、避けることのできない道であり、神様の摂理歴史において、必然的に通らなければならない摂理的要請であることを知っていたため、私は、神様だけを頼りに、北の地に入って行ったのです。 北朝鮮に入って行ったのも、何かの合作投資や事業をするためでなく、神様の願いである南北統一のために人類の真の父母として、北朝鮮の住民をだれよりも愛する哀れみの心情を抱いて、堂々と入城したのです。そして、北朝鮮の最高指導者に、「主体思想で統一は成されない。韓国と北朝鮮が、共に生きることができる"神主義”で統一しよう。」と、提議したのです。
 当時、私に随行した人たちが、"あー、生きて帰ることはできないな。”と思ったと、後に話すのを聞きました。しかし、私にとっては、生きるか死ぬかの問題ではなく、天命と天意を守り、従うことが重要であったのです。
 私が言う“神主義”とは、してもいいし、しなくてもいい、というような思弁的なものではありません。 厳然と生きておられ、役事される神様を無視したまま、無神論であるとか、唯物論であるとか、主体思想などの偽りの思想を宣伝することは、天道に逆らうことであり、歴史の前に流れていくのです。ただ、天道と正義と真だけが、歴史の前に残るのです。そのような意味で、神様の真の愛を中心とした〝神主義”だけが、 統一の基礎になることができます。
 私が主導した「科学の統一に関する国際会議」も、そうです。世界で、「我こそは」と言うノーベル賞受賞者などの碩学を、文総裁が自分のものにして、あれこれ言うことができますか?  大会を一回開くごとに、ばくだいな予算がかかる国際大会を、なぜ開催するのでしょうか?
 二十世紀に入って、驚くべき速度で発展した科学文明は、人類に豊かな生活をもたらしてくれましたが、一方では、自然と環境の破壊、大量殺傷武器の開発、 大気オゾン層の破壊などの暗い影を残したのも事実です。科学技術を利己的な動機で使用するとき、科学技術は、人類を破滅させるかもしれない凶器に急変するようになります。
 科学的理性を固く信じた人類は、二回にわたる世界大戦を経験しながら、人間の野蛮性に対して驚愕することとなり、科学的理性に対する信頼は、地に落ちることとなりました。また、現代産業社会で、人間は物質文明の奴隷となってしまったのです。このすべての 現象は、科学の誤用から来る結果です。

 科学は、科学者たちが好んで使う言葉のように、”価値中立的な学問”ではありません。科学こそ、人類のために正しく使用されなければならない価値志向的な学問」 なのです。

 私は毎回、開催される「科学の統一に関する国際会議」の主題を「絶対価値の探求」と関連して設定しました。私が提案した絶対価値とは、“神主義”に立脚した神様の真の愛を意味します。宇宙万物を創造された神様は、科学者の中の科学者であり、芸術家の中の芸術家であられます。科学者が、神様が創造された宇宙万物に対する知識の一部を知っているからといって、 おごったり自慢するとすれば、それは正しい道理ではありません。
 したがって、科学者の目標は、物理学や科学、生物学などの関連分野の研究だけにとどまってはいけません。諸学問の分野別の特性は重要ですが、学問研究は 相互協力によって補完されなければならず、その研究成果は、善なる目的に活用されなければなりません。科学が、科学だけのための盲目的なものとなるとき、過ちを犯す可能性があるからです。
 それゆえ、科学者の学問的成就は、他の学問との関連性からも扱われなければならず、さらには、社会全体に対する有用性の有無とも関連づけられなければなりません。そのような側面から見るとき、「科学の統一に関する国際会議」は、最高の権威を備えた国際会議 であり、人類社会に大きな足跡を残したと自負することができます。
 今後の世界文明を主導する思想は、現代文明で喪失した神様を再発見して、神様を中心とした絶対価値を基盤とした思想でなければなりません。西欧文明は、人間の理性を強調しすぎた結果、人本主義思想に染まり、神様を失ってしまいました。唯物論哲学は、神様からの解放を仮装しながら、物神思想の信仰に陥ってしまいました。
 しかし、神様を離れた自由は、真なる自由ではありえません。何よりまず、私たちは、神様を中心とした新しい価値観を、大学教育において教えることが急を要するというのが、実情です。
 また、現象世界を超えた本体世界、すなわち霊的世界が存在するのです。生理的五官では感知されませんが、厳然と存在する実体世界です。私は、その世界と数え切れないほど往来をして、体験的真理を話すのです。
 神様と霊界を正しく知らなければならない、もう一つの分野の学問研究が残っています。霊界と霊的現象が、徐々に可視的、体恤的に私たちに近づいてきています。
 すべての学問と教育は、究極的に神様に依存し、関連性を結ぶことが、真なる大学教育の要諦であると考えます。神様を中心とした絶対的価値体系を樹立する ことは、世界文明を主導する大学が持たなければなら ない第一次的な条件です。
 教育とは、単純な知識と技能を伝達する行為になっ てはいけません。少なくとも、道徳性と良心を開発す る教育が、その主軸を成さなければなりません。それ ゆえ、真なる教育は、機能的な知識人や利己主義者を 量産するのではなく、人格の完成と道徳性を実現するとき、その意味を持つようになります。

 ぜひとも鮮文大学校が、〝神主義”に立脚した教育思想を実践し、この国と人類文明に大きく寄与する大学 として発展していくことを祈願します。
 ありがとうございました。


<完>
Family 2002.6 52




一休さんのような機知(トンチ)ではありません。
奇知=人とは異なる知恵
すなわち神様の知恵
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Last updated  2024.10.06 19:59:07
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