国内外の拉致に国境はない!! --Part.3--
[世界フォーラム]北朝鮮の日本人拉致と人権<世界日報>日,対北朝鮮政策最優先順位当然 宗教である拉致にも関心を持ってこそ2002年9月平壌(ピョンヤン)を訪問した小泉純一郎日本総理はキム・ジョンイル北朝鮮国防委員長から思いがけない謝罪を受けた。 キム委員長が"特殊機関一部が妄動主義,英雄主義に出て行ってそんなこんなである仕事をしてきたと考える"故日本人拉致事実を認めて謝ったのだ。 日本の経済支援に対する期待のためだというが北朝鮮最高指導者のこういう歩みは異例なことと受け入れられた。北朝鮮工作員による日本人拉致事件は小泉総理の北朝鮮訪問以後日本で主要関心事に浮び上がった。 北朝鮮側の解明と違い拉致被害者がもっとあるという便りが伝えられて,世論が沸き立ち始めたのだ。 現在北朝鮮は1970∼80年代拉致した日本人が全13人でこの中8人は死亡したし生存者5人は2002年日本に帰ったという立場だ。 しかし日本は拉致被害者が17人で北側が主張する死亡者数字も信じることができないとし,これらの素材を再調査して,帰国させなければなければならないと主張している。確かめてみれば確認されなかった拉致者がごく少数に過ぎないが日本政府と市民団体がこれらを救い出すために傾ける関心と努力は行き過ぎたと思うほど格別だ。 歴代政府は拉致問題解決なしでは北日修交も経済的支援もないと背水の陣を敷いた。 北朝鮮の核問題解決のための多者機構の6者会談にまでこの問題を連係させたりもする。 北朝鮮の核問題解決に拉致問題が障害物として作用するという指摘が少なくないが意に介さないという雰囲気だ。 民間団体らも韓国と米国報道機関に拉致問題解決を訴える広告をのせて,休戦ライン向こう側で対北朝鮮ビラを飛ばして送ることさえする。日本政府と民間のこういう姿は日本が堂々としている先進社会であることを見せてくれると言う。 拉致被害を直接当てられる立場で日本がこの問題を対北朝鮮関係で最優先視するのはもしかしたら当然のことだ。 だが最近国内主要言論媒体らが相次いで報道している日本統一教も拉致·監禁事件は果たして日本が成熟した国かという考えを持たないわけにはいかなくする。報道によれば1966年初めての拉致事例が発生した以後44年間日本で拉致·監禁された被害者が何と4300人余りに達する。 初めての拉致が北朝鮮の日本人拉致事件とほぼ同じ時期になされたがその間の被害者数は比較にならないほど多いことだ。 しかも日本政府は去る8年間北朝鮮による日本人拉致事件解決にあらゆる努力を傾けながらも,本来自国内で強行された数多くの反人権的犯罪は無視してきたことが明らかになったもようになった。実際事例を覗いて見れば先進国という日本で起きたとのことが信じられないほど衝撃的な場合が少なくない。 鉄パイプと電気衝撃期を動員して,女性信徒を拉致した後,1年3ヶ月や監禁しておいて結局信仰を放棄するようにある場合が代表的だ。 しかも過去全体主義の亡霊がよみがえったことでないかという背筋が寒くなった事例もある。 12年5ヶ月間拉致·監禁されて,迂余曲折を体験してかろうじて解放されたある男性被害者の写真の中の姿は並んでのせられたプヘンバルトゥナチ強制収用所労働者らと全く区分にならないほど皮と骨だけやせこけている。こういう蛮行は強制改宗専門家を自任する過激派キリスト教牧師と左翼弁護士らが被害者家族を引き込んで,両親と子供間の問題に追い込むから警察取り締まりがまともになされないという。 だがこの問題の背景には宗教的発源地が日本植民地であった韓国という点,そしてはやい教勢拡張と冷戦時期勝共運動などに対する日本社会の危機感が席を占めていると見る。 特定集団を対象に長い間の期間にわたって,拉致·監禁と強制改宗が横行するのは論議と葛藤の素地がある宗教や理念,国家利益の問題で完全に抜け出すことができないためという話だ。事実北朝鮮の日本人拉致事件も韓半島の南北対峙状況と無関係ではない。 北朝鮮は6·25直後直接養成した対南工作員を派遣したが韓国の警戒強化で潜入が難しくなるや在日朝鮮人を送ったし,その後には日本人を活用することにして,拉致問題が発生した。日本国内拉致被害者らが宗教や理念に先立ち人類の普遍的価値の人権を前に出して事態解決を促したことは非常に適切な措置と見る。 事実日本政府と民間団体らもその間北朝鮮に対して日本人拉致は重大な人権侵害と主張してきた。 そうであるから日本と北朝鮮の拉致問題が理念と宗教,国家を超越して,早く解決されることができることを期待してみる。 短冊(クリック)に願いを込めてお願いしますにほんブログ村 07/08追記:月刊誌「財界にっぽん」8月号に拉致監禁問題の掲載月刊誌「財界にっぽん」8月号に、今回で5回目となる拉致監禁・強制改宗に関する特別レポートが掲載されました。 ……