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今年の寒さでかなり遅れ気味の梅の開花・・・。
花見で全国的に盛り上がる桜に較べると、梅ってちょっと地味めですよね。
「花見」という言葉のラフさに対して、「観梅」という単語はなんだかお堅い雰囲気も？


私も昔は特に梅の花を見に行ったりはしていなかったのですが、ここ10年ほどは毎年行っています♪
最初のきっかけは、以前の日記にも書いた奥多摩のカヌークラブに入ったこと。（今は全然乗ってませんが・・・。）
そのクラブのすぐ近くに吉野梅郷とよばれる梅の名所があるのです。
（住所も「青梅市梅郷（おうめしばいごう）」なんですよ。美しい地名ですね。）

+ 吉野梅郷 +

交通：JR青梅線日向和田駅より徒歩15分。 広いエリアに渡る吉野梅郷ですが、中心となるのは「梅の公園」。 梅の公園の最大の特色は丘であることです。 ゆるやかな丘一面に植わった1500本の梅は、平らな梅園では見ることのできない壮観です。 ぜひ満開を狙って行きたいところです。 やはり奥多摩は寒いので、見ごろは毎年遅めの3月後半です。 出店は色々出ていますが、ちゃんとしたお店に入って食べようと思うと、あんまりまともな店はありません。 紅梅まんじゅうが有名な紅梅苑と、梅料理の九兵衛くらいかな・・・。 4駅先の沢井駅には以前の日記で紹介した澤乃井（小沢酒造）や豆腐料理店があります。 酒造見学や玉堂美術館などと組み合わせて、奥多摩小旅行、というのもおすすめです。 ただし奥多摩には杉が非常に多いので、花粉症の方は要注意！！ ■青梅市観光協会　開花情報あり 　http://www.omekanko.gr.jp/

という訳で、毎年恒例で吉野梅郷に行き、観梅に開眼（笑）
毎年行っていたのですが、子供が生まれてからは、もうちょっと近場でアップダウンのないところ（笑）に行きたいね、と行き始めたのが府中市郷土の森公園です。

+ 府中市郷土の森博物館 +

交通：府中駅、府中本町駅からバス。駐車場あり。 こちらは広い公園内に梅林ゾーンがあるのですが、注目すべきはその規模。 なんと1100本、ということで、例えば湯島天神の300本、神代植物公園の200本に較べると、その本数の多さが感じられるのではないでしょうか。 見事な枝垂れなど種類も多く、なかなか見ごたえがあります。 公園内には、移築した古い建物やプラネタリウム、広い原っぱなどがあります。 古農家では昔遊びや体験教室も開催されているので、子連れで遊ぶのに最適です。 すぐ近くにユーミンの歌にも歌われたサントリーのビール工場があります。 電車できて、ビール工場見学に行くも良し♪ 郷土の森の駐車場は無料ですが、観梅時期には混むので朝は早めの出発がおすすめです。 ■府中市郷土の森博物館　開花情報あり 　http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/

大規模なところを2箇所後紹介しましたが、ここ数年の我が家のお気に入りのスポットは谷保天満宮です。

+ 谷保天満宮（谷保天神） +

交通：JR南武線谷保駅徒歩3分。駐車場あり。 正直言って、遠くからでもぜひどうぞ！というようなところではないのですが、こじんまりして鄙びた雰囲気がお気に入りの天神様です。 初詣も毎年ここに来ています♪ 実は菅原道真の第三子が道真を祭ったのが起こりといわれる由緒のあるもので、関東三天神の一つだそうです。 でもその他の湯島天神、亀戸天神にくらべると、かなり知名度は低いですよね・・・。 その分、のんびりと観梅気分に浸れます。 湧水に恵まれた社叢が都の天然記念物に指定されているんですよ！ 梅の本数は不明ですが、さして大規模なものではありません。 先週末に遊びに行ったら、咲いている梅は5本くらいでしたが、梅の下で野点のお抹茶を頂いてきました♪

桜のお花見に較べて、観梅の魅力といえば・・・
・なんといっても香りが良い！
・一つの梅園に色々な種類の梅が植わっていることが多いので、見るのが楽しい
・花の下で酒盛りをするにはまだ寒いので、大騒ぎというよりは、風雅に花見ができる
といったところでしょうか。
（桜の花見も大好きですけどね♪）


その他の多摩の観梅スポット
●都立神代植物公園
●都立小金井公園
●国営昭和記念公園
●京王百草園
●高尾梅郷

百草園、高尾梅郷はまだ梅の時期に行ったことがないので、そのうちぜひ行ってみたいと思います。