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テーマ:子連れのお出かけ(8036)
カテゴリ:川遊び、海遊び
今日で8月も終わりですね。 夏大好きの私としては、ちょっぴり淋しい気分です。 夏休み気分に浸って、すっかりblogもお休みしていました。 当初、夏休みには海にキャンプに行こうと思っていたのですが、夏の初めに一家揃って重症の風邪をひいてしまったこともあり、急遽、近くて楽な川キャンプに行き先変更。 いつも多摩川ばかりなので、今回は多摩川の支流、秋川に行ってきました。 私が子供の頃、多摩川はダムの底水を放流していたため、非常に水温が低く遊泳禁止の川でした。 なので、川で泳ぐ、といえば秋川まで足を伸ばしたものです。 今では多摩川もダム上層の水を流すようになり、水温も上がりましたが・・・。 (下流のあまりきれいではない多摩川しかイメージできない方も多いかと思いますが、羽村の堰より上流の多摩川はなかなかの清流なんですよ。) 川というのは、同じ流れでも地形によって表情がまったく異なるので、子供を連れて泳いだり水遊びしたりするのにむいている場所というのは限られてしまいます。 ある程度広い川原があること、浅瀬があり、ゆるやかな流れのあること、など、意外と「ここいいね!」というポイントは少ないんですよね。 多摩川は今でも泳ぐ川としてはマイナーで、BBQはともかく泳ぐのに向いている場所、となると結構限られているし、車もとめづらいです。 それに較べると、秋川は泳ぐのに向いているポイントにドライブインやキャンプ場があるので、泳ぎに行きやすい川だと思います。 その分、混んでいますが・・・。 今回のキャンプ地は、「生活クラブ協同村」という生活クラブ生協の組合員向け施設を利用しました。 (生活クラブについては、今度日記にとりあげたいと思っています。) 場所は、JR五日市線武蔵五日市駅から車で数分上流に行ったところです。(歩くと30分くらいだそうです。) ここは、かつてGHQのスタッフとして憲法や法制度の整備を担当したアメリカ人弁護士トーマス・ブレイクモア氏の別荘だったそうで、広い敷地内に畑や古い家屋があり、川に近い一角がテントサイトとなっています。 キャンプ場というよりは、田舎のおばあちゃんち、といった雰囲気です。 組合員限定施設なのでゆったりとした感じですが、川に降りると対岸にちょうどドライブインがあるため大勢の行楽客で賑わっていました。 川は、浅瀬の石がぬめるようなこともなく、とってもきれいです。 やっぱり水は冷たい!! ゴーグルをつけて水中をのぞくと、足元にも魚がたくさん泳いでいます。 入ってみると見た感じより結構流れが強いのですが、それが面白いようで娘は何度も流れて遊んでいました。 ところで、水遊びには危険がつきもの。毎年、海や川での悲しい事故が絶えませんね。 我が家では、万が一子供が流されてしまった時の浮力確保のために、水辺で遊ぶ時はカヤックなどで使う浮力補助用のジャケットを必ず着せています。 おすすめアイテムです。(詳しくは以前の日記をご覧ください。) 体が冷えたら石の上に寝転んで甲羅干し。 海と違ってべとつかないのが川のいいところです♪ 曇った日は、近くの鍾乳洞へ行ったり、黒茶屋というとっても素敵な店の茶房でお茶をしたり。 (黒茶屋については、来月食事に行く予定なので、その時に詳しく書こうと思っています。) 私達はやりませんでしたが、マス釣り場もたくさんあります。 キャンプしたところのすぐ近くに高い煙突が見えたので、「もしや」と覗いてみると、やはり酒蔵でした。 野崎酒造という酒蔵で、『喜正』という日本酒を醸しています。 製造石数400石のこじんまりとした酒蔵で、95%が地元で消費されているそうです。 そういえば、その辺りの飲食店や酒屋にはみんな『喜正』の看板がかかっていました。 まさに地酒ですね。 蔵の見学は行っていないのですが、小さな店舗が併設されていたので純米酒を買って、さっそくその晩飲みました♪ キャンプの夜にゆったりと飲むお酒は本当に美味! 飲む前に温泉へ! JR武蔵五日市駅を北上すると、ちょうど奥多摩と秋川渓谷の間くらいに温泉施設があります。 この名前がおかしくて、「生涯青春の湯 つるつる温泉」というのです(笑) でも、本当につるつる、つるつるする泉質なんですよ~。 (夫はせっけんが落ちていないと思って、何度もこすっていたらしい・・・) 母方の実家は福島のド田舎で、目の前が川です。 子供の頃は行く度に、その川で遊んだものです。 今、その川は川原にはアシが生い茂り、水量も減り、見る影もなく汚れています。 泳ぐどころか、川原に降りることさえできません。 こんな田舎の川が10年、20年でこれほど汚れてしまったことを考えると、とっても悲しくなります。 そして東京に多摩川、秋川のようにきれいな川があることを、とても嬉しく思います。 きれいな川で泳ぎ、温泉に入り、川の音を聞きながら地酒を飲む。 そして近い(笑) とても楽しい数日間でした♪ ■あきる野市観光協会 http://www.akirunokanko.com/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 31, 2006 11:51:12 PM
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