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テーマ:本のある暮らし(3292)
カテゴリ:本(小説)の話
先日、ノーベル文学賞の最終候補に村上春樹が選出されて話題になりましたね。
いつも思うのですが、ごうしてノーベル賞って各賞ばらばらに発表するんでしょうね? 文学賞にいたっては、発表日自体が直前まで明かされないそうです。 受賞者発表に先立つ10/4、5に朝日新聞でノーベル文学賞の舞台裏についての特集が掲載されました。 なかなか面白かったので、blogに書こうとおもったらasahi.comにも掲載されていたので、興味のある方はご覧になってみてください。 ■asahi.com ノーベル文学賞 選考の地を訪ねて 〈上〉 http://book.asahi.com/news/TKY200610050215.html 〈下〉 http://book.asahi.com/clip/TKY200610050216.html ところでストックホルムには、ノーベル文学賞選考のために世界中の20万冊の文学作品を集めた「ノーベル図書館」があり、日本の作品は300冊ほど収蔵されているそうです。 20万冊の中の300冊ってどうなのよ、というのはさておき、その主な内訳はこんな感じらしいです。 大江健三郎 45冊 三島由紀夫 25冊 川端康成 24冊 井上靖 22冊 安部公房 21冊 谷崎潤一郎 20冊 村上春樹 18冊 遠藤周作 15冊 大岡信 11冊 小川洋子 10冊 よしもとばなな 9冊 村上龍 7冊 大庭みな子 5冊 その他 幅広く 阿部和重、池澤夏樹、奥泉光、川上弘美、谷川俊太郎、多和田葉子、 辻仁成、津島佑子、古井由吉、町田康、山田詠美、吉増剛造、柳美里 などなど・・・。 故人も結構多く、上記の記事の中で、選考委員の一人が 「安部公房氏がもし生きていたら受賞したかもしれない」といっていました。 別にノーベル図書館に収蔵されているから偉いとかではないのですが、西欧社会から評価した日本文学という意味で、なかなか興味深いリストだと思いました。 実際のノーベル文学賞受賞者はこちらをごらんください。 ■ノーベル文学賞 受賞者一覧 http://www.kahaku.go.jp/special/past/nobel/plus/literature/ 本を読むと、 何も聞こえなくなってしまう娘。 (遺伝かな・・・。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 16, 2006 05:44:39 AM
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