カテゴリ:家族/親類
韓国では5月21日は『夫婦の日』です。 21日は、ふたつ(2)が一つ(1)になるという深い意味を込めた日とも言われています。 韓国で家族の月とされる5月 子供の日5月5日、 父母の日5月8日、 先生の日5月11日、 成年の日(成人式)5月の第3月曜日、 そして1995年に制定されたのが夫婦の日です。 夫婦の日の始まりは、1981年アメリカで始まりました。“'世界結婚記念日”を韓国式に変えたものです。韓国内で1995年からキリスト教を中心に記念である制定運動が展開され、 その目的は夫婦関係の絆を再認識させ,睦まじい家庭を掘り起こすのにあるといわれています。言い換えれば夫婦の日は核家族時代の家庭の核心である夫婦が睦まじければ青少年問題、高齢化問題など各種社会問題を解決することができるという考えで出発した法定記念日です。しかし、祝日ではありません。 結婚した夫婦は良かれ悪かれ次のような七つの峠を越えなければならないとされています。 第一峠(幻想の峠)新婚から 3年頃かかって過ぎる峠で,いろいろの難しさを夢うつつに笑って泣きながら越える 涙峠 第二峠(妥協の峠) 結婚後 3-7年の間にお互いに現われた短所に対して妥協する心で、危ない倦怠期を越える 生汗峠 弟三峠(闘いの峠)結婚後 5-10年の間、 本当の相手を知った次に互いが自分と闘って相手を包容する、めまいがする ビモング峠 第四峠(決断の峠)結婚後 10-15年が経ち、相手の長所、短所を現実で認めて補助し合い、それを繰り返する むなしいタイヤ峠 第五峠(別に峠)結婚後 15-20年後に生ずる病気で一緒に暮しながら精神的に家庭内離婚の様に、別々に自分の生を諦めながら越えるアリラン峠 第六峠(筒である峠) 今まであった全てのものをお互いに覆って新しい気持で献身と責任を持って相手のために残った人生を捧げながら暮す 下り坂峠 第七峠(自由の峠)結婚後、20年が経ったって現われる完熟の段階。努力しなくても互いが気付き理解して幸せを分かち合う 天堂峠 ★この運動を韓国で起こしたのはバラを抱えた牧師として有名なキリスト教の牧師グォン ジェド氏です。 牧師は10年前子供の日に、TVに出演した子供が 別居中の両親について、 「私の願いはパパとママが一緒の家で暮らす事です。」と言うシーンに衝撃を受けて夫婦愛キャンペーンを決心したといわれています。 牧師は愛情表現が下手で、ぎこちない夫婦に対して、21日の夫婦の日に、 バラの花をプレゼントすることから始めて見なさいと勧めています。 ご主人は妻に情熱の意味で赤いローズを,妻はご主人に愛と尊重の意味を兼ねてローズピンクのバラをプレゼントして恋愛時代の暖かい心を思い出して下さい呼びかけています。 牧師が提案するもう一つの方法は連れ合いに送る手紙です。 『去年開催された “夫婦キャンプ”で手紙を書いて朗読する時間があったが皆、感動して涙した。』と話しています。 『誤解を招く即興的な言葉を百並べるより、自分の心情をたんたんと綴った短い手紙一枚のほうが夫婦の間に積もり積もった高い壁を崩してくれる。』とはなしてます。 クリスチャンが多いソウルの教会では、“夫婦で歩く大会”に始まりに“夫婦フォークダンス”、“私の主人・妻の3分間スピーチ”、“夫婦で愛の告白”、“夫婦で愛のカード送りあい”など夫婦が参加するイベントが目白押しです。いかにも韓国らしい“情”の社会が映し出されたニュースでしたので、書いてみました。 自分自身に置き換え、反省したり、考えさせられた記事でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.24 18:03:11
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