【映画『隣る人』自主上映会@神崎町、開催のお知らせ】
12月8日(土)に、神崎町で映画『隣る人』を自主上映します。なに?どんな映画なの???という方に、以下、私が『隣る人』を鑑賞した日のブログです。『隣る人』は、ジャーナリストの刀川和也氏が児童養護施設『光の子どもの家』の日常を8年間撮り続けたドキュメンタリー映画です。この映画に出てくる児童養護施設『光の子どもの家』で暮らす子どもたちは、いろいろな事情があって親と暮らすことができない子どもたち。母親が存在していても、親子一緒に暮らすことが難しい、むっちゃん。実の母親が、むっちゃんと再び一緒に暮らしたいと思って、『光の子どもの家』にやって来ても、最後はむっちゃんは施設での暮らしを選びます。血がつながった、顔もそっくりな実の母親との暮らしよりも、『光の子どもの家』で、保育士のまりこさんと暮らすことが、むっちゃんにとっては安全で、安心な、毎日の暮らしなのです。それは、血のつながりとは、関係ないものなのですね。子を生み、母となった私にとって、衝撃的なシーンでした。そして、ラスト、『光の子どもの家』でむっちゃんが10歳の誕生日を迎えるのですが、まりこさんの様子、言葉に、私も涙が止まらず、スクリーン半分くらい見えてませんでした。子どもを出産した瞬間には、分娩台の上で、『元気に生まれてきてくれただけでありがとう!』と思ったはずなのに、いつの間にか、いろいろな欲が湧き親としてのエゴを、押しつけようとしてしまいます。勉強も出来て欲しい。性格もよくあって欲しい。スポーツもできて欲しい。などなどなどなど。「どんなあなたでも、ずっと大好きだよ」という単純なこと、それが一番一番、大事なのだと改めて思い出させてくれた、素晴らしい映画です。特に、小学生のお子さんを持つ父、母の皆さまには、是非ともご覧になっていただきたいなぁと思います。という私の思いを共有してくれた親友たちと、神崎町で自主上映会を開催できることとなりました。千葉県でいっちばん小さな町、神崎町。小さな町で、子育てをする母たちに、また、その母たちを見守る存在である皆さんにも是非見てほしい。どうぞお誘いあわせの上、神崎町にお越しくださいませ。◇発酵の里こうざき 『隣る人』上映会のお知らせ◇日時:12月8日(土)13:00~場所:千葉県香取郡神崎町 神崎ふれあいプラザ料金:前売り券¥1,000、当日券は¥1,200 ぜひこちらのお申し込みフォームから事前にお申し込みください。 ※満1歳から小学3年生のお子さま連れの方には、ボランティアスタッフによる託児室をご用意しております。(託児中の事故等の責任は負いかねますので、ご了承ください。) 当日は、「色育」の先生によるぬり絵も体験いただけます。託児ご希望の方は、お申し込みフォームにてお知らせください。(1歳未満の赤ちゃんは抱っこして一緒にご覧ください。 )紙オムツが必要なお子様には、当日、オムツセット(紙オムツ・お尻拭き・ポリ袋)をお忘れなくお持ちください。