一般公開前に見ちゃった♪
今日は、NHKに行ってきました。いやいや、「オンバト」でも「POP JAM」でもないですよん。今月2つ目の「ブログを持っている人いらっしゃい」的イベント。来年度のNHKイチオシの「語学番組の目玉」、リトル・チャロの放映前試写会&企画説明会を聞きに行ってきました。※以下追記。大事なこと=番組情報を書くのを忘れてました。放送時間はNHK教育テレビ (月) 午後11:30~11:50NHKラジオ第2 (月)~(土)午前7:00~7:15※いずれも、再放送が複数回ありです。今日に限って、「納品物」を仕上げるのが遅くなり、本当に仕事を巻いて出たのに、肝心のNHKの場所がわからなくて、渋谷についてから迷いに迷い、大遅刻(まあ、こういう「副音声」的情報は、後日メインブログに書きます。たぶん。)それで、早速試写室?のような場所に案内されると、すでに「エピソード・2」。NYで迷子になったチャロが「日本まで“歩いて”帰ると、どのくらい?」とボクサー犬にきいて、「はぁ?」的な顔をされているところだった。(ちなみに私は、その直前30分以内に、「NHKはどこですかっ」と2回も別なおじさんに聞き、「またかよ」とも「やれやれ」ともとれる表情をされながら、割と丁寧に教えてもらった。コンビニのおじさん、何も買わずにスイマセン)結構、ターゲットの「学校卒業してからご無沙汰だけど、英語をやり直したい人」っていうのに対しては、エピソードが長め?のような気がした。この時点では、テキストもスクリプトも見ていないので、そう感じただけかもしれないけど。「エピソード・3」まで見た後(スターウォーズじゃないか)、暗い試写室を出て、会議室のような明るい場所に移動。しばし、休憩。NYが舞台のアニメ、しかも、ベーグルが番組内に出てくるというので、軽食として、ベーグルが出てきました照り焼きチキンベーグルという、「日本向けローカライズ」のベーグルがあったけど、これが結構、イケました。休憩の間に、写真を撮ってよいというので、撮影会も。パワーポイントのスライドを見ながら、プロデューサーに、制作に至った経緯、コンセプト、レベル、展開などを聞く。ターゲットは、「学校で英語を学んだものの、卒業後使えずに挫折し、やり直したいと思う人」ポイントとしては、3つだそうだ。1.NHKオリジナルの英語アニメ2.物語の世界を構築するプロ集団3.NHK初クロスメディア1.は、海外の放送局が作ったものを配信しているのではないということですね。2.は、今回、物語の脚本をプロが書き、専門家が監修し、主役チャロの声優を女優の純名りささんが努めているとのことです。(ちなみに、最初は「ご自身の実力よりヘタに話してください」とわざわざお願いしたそうです。)3.クロスメディアというのは、(教育)テレビとラジオ(第二)両方で放送する。難易度やレッスン内容を変えて、ほぼ同じ素材を違ったアプローチで学習する、とのことです。(ラジオのほうが、難易度は高め。)それと、3/31からはWEBサイトで日々のフレーズや、ミニテスト、出席簿を使って、予習や復習ができるそうです。テレビ版の収録風景の映像(これも番組宣伝用だったかな)と、ラジオ版の初回の放送内容をWMAで再現したあとパワポのプレゼンが終了。つぎに、本日のスペシャルゲスト登場。TV版の進行役、マイケルがやってきた。ハワイ出身のハーフだそうだ。彼の自己紹介と、どんな風に番組が進行するかを紹介してもらい、早速プチレッスン開始。最初、「彼が言ったセンテンスの意味を日本語で答える」というクイズが、2,3問。参加者の方々のレベルが高く、挙手であててもすんなり訳されてしまう。予想以上に進行が早くて、マイケルも司会のアナウンサーさんもびっくりしている。(あー、わかるよ。教育実習のときの研究授業がそうだったもん。時間配分がわからないんだよね。)急遽、ロールプレイングをすることに。それで、なぜかあずーろ、初回のお相手を担ってしまいました。こんなことは、小学生のときの「英語暗誦大会」以来です。ついでに、役割練習なんて、いっつも、NHKラジオの末端で聞いていたときにやるものだったのに。そして、言えなくて噛んじゃったところを、スタジオのネイティブの先生に応酬されて、「そんな10秒未満でいえるかー、こんなもん」といつもすねていたのだ。よもや、その十ウン年後に、東京のNHKの会議室で、番組進行キャスターを相手にスタンドマイクの前で相手役としてテキストを読むとは思わなかったわ。まあ、番組収録じゃないし、口さえ回れば、なんとかなるわよ。と思いつつ、人が見ているので、ひざはガクガク。これなら、アメリカのどこぞのスタジオで、日本語ボイスオーバーやったときのほうがまだ気がだいぶんラクだった。その瞬間のことは、あまり覚えていない。とりあえず、そんなにトチらずにすんだらしい。2人目のかた(も参加者のうちの一人)は、難しいほうのパートを担当。海外で育った、と言っていた。ペラペラといっても、海外滞在経験でペラペラな経歴の私とは違うなぁ、でした。なんせ、帰国子女に比べたら、私は存在のコンセプトが「照り焼きチキンベーグル」のようになにか元来の要素と別のものが渾然と交じり合ってますから。最後に、マイケルとチャロのぬいぐるみ撮影会&テキストへのサイン会をして、おしまい。順番待ちの列がかなり長かったので私は意地汚くもベーグルにかぶりついていて、「あ、そうだ、プロデューサーの方に聞きたいことがあったんだ」と思って、お話を聞いていたら、撮影会は終わっていて、マイケルは居なくなっていた。聞きたかったこと、というのは、・NHKのほかの上級語学番組に比べて、音声スピードが若干遅いように感じられたこと・ほかの番組より、テレビのエピソード内の日本語の字幕の字数が多いように見受けられたことで、確認した結果は、・最初からナチュラルスピードで音声を入れてしまうと、中級学習者レベルでは厳しい・テレビ版の字幕はセリフの対訳であり、一般的な字幕ではないので、なるべくセリフの英語の情報を落とさないように日本語の字幕の字数制限をゆるくしているとのことでした。私は勝手にアニメの語学番組=子供向けだと思っていたんですが、それは違うような気がします。ちなみに、50週、1年でこの物語は完結です。というわけで、「もう一度英語をやろっかなー」という大人の皆さんには、オススメです。