カテゴリ:楽しき日々(mumbling)
お弁当に、カレーうどんを用意した。 オットは、カレーうどんを食べると 必ず、シャツにしみをつけるので 「よだれかけして食べてね。」 と、言ってお弁当を渡したら 「よだれかけ」が何だかわからなかったオットは 「ヨダレをかけるのは、イヤです。」 と、言った。 そういえば「よだれかけ」って変な名前だなぁと思って それをふと、日本人の知り合いに言ったら 「いやぁねぇ、まったく浦島なんだから。 今は、スタイって英語使ってるよ。」 と、言われた。 少なくともアメリカ英語では「よだれかけ」は 「ビブ」と呼ばれていて 「スタイ」という言葉に「よだれかけ」の意味はまったくない。 けれども、彼女が言うように 楽天の商品検索をすると ヨダレカけよりも、スタイの方が製品が多いのだ。 ウィキペディアで見てみたら 『ベビー用品輸入販売のグランドール社によると、同社が1992年にスウェーデンのべピービョルン社製プラスチックエプロンを販売する際、これを「スタイ」と名付けたのが初出であるという。これが大ヒット商品となったためこの語が普及し、赤ちゃん用よだれかけの総称として定着した。ただし「スタイ」の由来については同社でも確かなところはわからなくなっている。』 と、書かれていた。 念のためにベビービョルンのスウェーデン語のサイトで 当のプラスチックのよだれかけを見てみたら やっぱり「スタイ」という名前ではなく 『Mjuk Haklapp(直訳:柔らかいよだれかけ)』という名前がついていた。 「スタイ」は英語でもスウェーデン語でもなく 何語なのか、語源が何なのか、全然わからないまま 日本にしっかり定着して いまや「ヨダレカけ」を駆逐しつつあるのだ。 という話を、オットにして、 どうも、日本語では最近「ビブ」のことを 「スタイ」っていうらしいよ。 と言ったら、 オットは「もっとイヤです!!」 と、きっぱり言った。 2011 Tabitha All rights reserved. ちなみに「スタイ(sty)」という言葉には、 アメリカ英語では2つ意味がある。 ひとつは、豚小屋(または豚小屋のように汚い場所) もうひとつは、目にできるモノモライのことである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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