日本人足
私は日本人だ。先祖代々、日本という小さな島国に生息してきた、大和の民、農耕民族の末裔。(でも、そのむかーし昔、どこから来たかは知らないけど?)で、人種的にいうと、「モンゴリアン・茶目・黒髪」だ。海外に長く住んでいていつも困るのが「靴」、これは本当に困っちゃう。だって、日本人の私の足は「幅広」「甲高」であり、ほかの国の人、特に欧米系は「幅狭」「薄っぺら」足だからだ。日本だとEとかEEとか売ってますよねぇ?欧米では、基本はB、近頃たまにあるのが「ワイド幅」で、これがせいぜいD。(Aから順に幅が広くなる)私だったら、絶対EEくらいなんだけど、なかなかないので結局大きいサイズの靴を先っぽを余らせてはくことになる。でも、これ普通のこと。さすがアメリカは人種のるつぼ、といわれるだけあって、多少は幅広なんてのも見かけるが、ヨーロッパなんてこれがないのよね~。かたくなに、幅の狭い靴を売っている。それで、大きい靴を買ってしまう・・・のは私だけではなかった。イギリス人だって幅が合わない人もいるわけで、だったら幅広の靴つくったらいいのに、と思うんだけど、そうじゃないんだな~。それがイギリスさま。伝統という2文字が大好きで、かたくなに「古いもの信奉教」の信者さまたちなのだ。同じアジア人でも、たとえば中国人とか韓国人って、結構足の幅が細いのよね。なんで日本人だけ足が「ごっつい」のでしょう?農耕民族バンザイ?(中国人にはテンソクっていうのがあったからな、大昔)反対にうちのダンナも、靴に不満がある。なんと、一般的なB幅では「広い」んだって?ま、彼の場合は中敷入れたりすれば、多少は中が狭くなるんだけどね。でも、あれぇ、ヨーロッパ人って狩猟民族じゃないの?狩猟するのに、足の幅、細くていいのかなぁ?でもね、私はそうはいかない。中敷入れたら、ますますせまくなって、履けるもんまで履けなくなっちゃう。だいたい私の足の幅は、軽く「彼の2倍くらい」ある???そんなダンナは、私の足を「アヒルの足」と呼ぶ。つまり、水がかけるくらい幅が広いってこと!水かきがついているってことじゃなくて!!いつも「ぺぺのモノマネ」だと言っては、アヒルが泳ぐフリをするのがちょっとかわいいから許しちゃうけど・・・・でもやっぱ、これ、失礼よね????