カテゴリ:スイスでの日々
Bonjour!
昨日は8月1日、スイスの建国記念日。 近くで夜、ドーンドーンと花火がたくさん上がって綺麗でした 最近の私は、なかなか充実した日々を送り、 矢のように毎日が過ぎていっています。 7月中旬には、ドイツ語圏にお住まいの ももも。さんが、 朝早くから電車に乗って、こちらまで遊びに来てくださいました。 ブログを通じての出逢い、今年1月の初対面。 今回お会いするのが2度目だったとは、不思議で仕方がないくらい、 楽しい時間を過ごしました。 前日用意してくださった手作りの クリームパンとあんぱんを持ってきてくださり、 翌朝まるぼぁ氏と競争食い状態でした! 楽しい1日でしたね!ダンケ~! またお会いできるの、楽しみにしていまーす♪ **************************************** さてさて、 女心と秋の空。 なんて女心の変わりやすさを表す言葉がありますが、 女心とスイスの空! なんて言いたくなります。 この夏のスイスのお天気、とっても変わりやすいですね。 日本のみなさん、蒸し暑い夏本番。 夏バテせず、ウナギ食べたり(書きながら食べたくなった… お母さぁ~ん・笑)、 元気出してますか? 短い夏を満喫せねば!、という気持ちと、 スイス人ダンナが山を恋しがっているので、 最近アルプス三昧でした。 第1弾 ユングフラウヨッホとグリンデルワルト 第2弾 ル・シャトラール 第3弾 セントバーナード これ10日間のうちに行ったんです。 行き過ぎ。 お陰で本日なぁーんにもやる気が出ませんでした。 今回は、第1弾 ユングフラウヨッホとグリンデルワルト! 2001年にユネスコ登録された アルプスの明峰アイガー・メンヒ・ユングフラウが存在する ベルン州南部・ベルナーオーバーラント地方。 ふたつの綺麗な湖の間に位置するインターラーケンから登山電車で グリンデルワルトを経由し、 ユングフラウヨッホまで上がることが出来ます。 グリンデルワルトは長野県松本市の姉妹都市。 日本語観光案内所もあるし、 日本人観光客の方々もたくさんいらっしゃいました。 今回、私達はグリンデルワルトに1泊。 グリンデルワルトまでは、車で行きました。 去年車を売っちゃったので、久々のレンタカーで、 道中のドライブも楽しかったです♪ 雲がかかって今回よく見えませんでしたが、 グリンデルワルトから見えるアイガー(3,970m) 1日目はグリンデルワルトから登山列車で ヨーロッパ最高地点の鉄道駅ユングフラウヨッホへ。 グリンデルワルト~クライネ・シャイデック(アイガー北壁の麓)~乗換~ユングフラウヨッホ。 ヨーロッパ最高地点ってことで、「Top of Europe」がかなり強調されてました。 左:グリンデルワルト駅を出てすぐ。 右:グリンデルワルト~クライネ・シャイデック間 普通に上ってますけど、最終地点のユングフラウヨッホ駅は標高3,454m。 富士山てっぺん近くの高さまで登る登山列車。 って相当な偉業だと思いました。 この列車1912年より運転開始でもうすぐ100年。 スイス人、やるなぁ~。と思ったのです。 そりゃ、「Top of Europe」も強調するわ~、と共感したのでした。 この列車、アイガーとメンヒの内側に作られた7kmに渡るトンネルを通ります。 クライネ・シャイデックから途中で停車駅が2駅あって、 アイガー北壁などが眺められるパノラマ窓がありました。 えっ!どこ? 霧でね、なーんにも見えませんでした。 お天気怪しめな週末だったので、「う~む」という気持ちを抑え、 自然には敵わんのぅ~。と次へ期待。 2駅目。 「写真、向きが違う!90度回転しなきゃ。」 この写真を見る度にこう思うのですが、これぞアイガーの北壁です。 断崖絶壁。とはこのことですね。 一体自分がどの山にいて、どの山を見ているのか分らない状態でしたが、 この山々を目の前に見る感動は、日本では経験したことのないものでした。 グリンデルワルトからおよそ1時間半かけて、Top of Europeへ到着しました。 下の写真右上、ユングフラウヨッホ駅です。 Top of Europeには日本のポストも設置されていました。 富士山にある簡易郵便局との姉妹提携記念だそうです。(左上) 展望台からちょっと外に出ると、下から吹き上げる風がさぶいさぶい。 鳥さんも、毛が逆立ってました。(左下) 氷河をおよそ20mの深さまで彫って作った 氷の宮殿には色んな氷の彫刻(右下)がありました。 足元も氷で、おじさんもおばさんも子供も、みんなペンギンのように ちょこちょこと歩いてて、可笑しかったです。 展望台から見える、ヨーロッパ最長のアレッチ氷河(24km) 上る途中で下山する列車とすれ違ったのですが、 下山する人々、大勢の皆さんがぐったり眠っていました。 みなさん、長旅でえらい疲れてるのね~、と思ってましたが、 さすがにこんな高い山に登ると、酸素も薄く、眠くなるんですね。 私達も下山の際は、爆睡でした。 この夜から翌日の朝にかけて、随分と雨が降りました。 翌朝、予定のハイキングを諦めようと思うくらい悲しいお天気でしたが 「でもここまで来たんだし、一応行ってみようよ」と、グリンデルワルトから ロープウェイで30分ほど上るところにあるフィルストへ向かいました。 上り際、前のロープウェイが見えないほどの霧で凹みましたが、 アルプスに咲く小さなお花を楽しみながら、歩きました。 片道およそ1時間かけてバッハアルプゼー(湖)に到着。 ここの眺めをかなり前から期待していたのですが、 あいにくの曇りで、周りのアルプスがほとんど見えず残念でした。 結構、残念でした… でも、こんな可愛らしいお花が慰めてくれるわ~♪ ロープウェイで少し下り、途中駅からtrottibike(トロッティバイク)と呼ばれる、 サドルはなく、前輪と後輪の間にある足置き場に立ち乗りする自転車で グリンデルワルトまで下りました。 この頃から、さーーーーっと霧が引き、太陽が出てくれました。 相当楽しみながら下る私達。 最初はバランスを取るのに結構ビクビクしてブレーキを引きまくりでしたが、 慣れるとすーごく気持ちが良くて、オススメです! 「ビクビク」なんて知らないまるぼぁ氏は、勢いよく下り、 勢いよくサイドの草むらに突っ込んでましたが(爆) あ~、気持ちよかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 3, 2007 04:43:28 AM
|
|