中村紀洋・FA移籍の真実~実は「戦力外通告」を受けていた!?
今回ご紹介する記事を読めば、中村紀洋選手がイーグルス入りしたのは、「FA移籍」ではなく、「戦力外通告を受けた結果」という真実が見えてくるかも知れません。イーグルスをこのような現状に突き落とした黒幕は誰なのか?この夕刊紙は、イーグルスに政権交代を迫るだけではありませんでした。では、まいりましょう。Sports Express「憎まれっ子 世にはばかる」落合中日7連勝で50勝一番乗り (ゲンダイネット)●凍りついた取材現場 今年の開幕前のことである。親会社の幹部が落合監督の取材に訪れた。その幹部は取材に先立って、野球は専門家ではないので幼稚な質問もするかも知れませんが、と謙遜(けんそん)したという。すると落合監督はこう答えた。「そうですか、そんな人と話しても仕方ないですね」 周囲が凍りついたのは言うまでもあるまい。 たとえ野球の素人であっても相手は親会社の幹部だ。監督ならば愛想のひとつも言い、相手に調子を合わせるのが普通だろう。白井オーナーの強い支持があるとはいえ、それを落合監督はやらない。それが親会社の中で自分の株を下げることになってもお構いなしだ。 ドラゴンズといえば地元名古屋の人気球団。多寡はともかくとして、年間指定席を購入している地元企業は少なくない。球団にとっては大事なお得意さまでもある。そのため、そうした企業の創立○周年といった行事やパーティーにお座敷がかかると、歴代中日監督は顔を出すのが普通だった。ところが落合監督は、「1社に出ると全部出ないといけないから出ない」 と拒否の姿勢を貫いているそうだ。 マスコミに対しても同じだ。試合後の質問にも木で鼻をくくったような答えが少なくないし、答えたくない質問には、「おめーらには関係ない」 のひと言。マスコミの背後にファンがいることなどまるで気にも留めていないのである。だから今年の中日の開幕投手を親会社が外して赤っ恥をかいても、落合監督は我関せずである。従来なら他のマスコミにはともかく、親会社には正しい情報を流してきたのに、である。そこには徹底した情報管理の考えがある。●日本一功労者にもダメ出し 要するに落合監督は「試合に勝つこと」「チームを勝たせること」が監督の仕事であり、それでしか評価されないという考えの持ち主。言葉を換えて言えば「勝つこと」でしか生き残れない立場に自らを置き、追い込んでさえいるのである。 そんな落合監督だから選手に対する見方、評価も厳しいというか非情だ。昨オフにこんなことがあったという。FA資格を得た中村紀が来季の年俸のことで落合監督に相談しに来た。FA残留する場合、現場の落合監督にバックアップを頼んだのだ。ところが落合監督は、オレには関係ない、との態度だったそうだ。確かに年俸はフロントが査定するものだが、中村が楽天にFA移籍したのは年俸だけでなく、落合監督の対応もあったといわれる。 落合監督の対応は中村の力をシビアに判断し、見限ったからでもあろう。実際、腰痛がひどく今季は楽天で打率.224、2本塁打、26打点と低迷している。自らを日本一監督(2007年)にした最大の功労者(中村は日本シリーズMVP)でさえ役に立たないとなればスパッと切り捨てたのである。●チームを把握し勝つ野球に自信「落合監督は自分のチームをきちんと把握し、こうしたら勝てるという、自分のやる野球に強い自信を持っている」 と言うのは、評論家の江藤省三氏だ。「ここまで上昇してきたのは、開幕から手堅い野球を続け、徐々に手ごたえをつかんできたからでしょう。同等に近い戦力がありながら、低迷する真弓阪神とは対照的です」 そして江藤氏は、落合監督が就任5年間で日本一1回、リーグ優勝2回を達成し、ずっとAクラスを維持し続けてきたのは、就任当初から勝つことだけに徹してきたからだという。「生え抜きの井上のように、いくらファンからの人気があろうと、実力がなければ使わない。巨人の原監督のように、新人の大田を一軍起用するなどファン受けとも受け取れる起用をするのとは対照的。親会社やマスコミへの対応もしかり。いくら文句を言われようと、必要以上に話さないし、故障者のことなど徹底した情報統制を敷いている。野村監督のようにマスコミにリップサービスもしない。『あれだけ冷たくないと監督はできない』と言う人もいますが、プロは結果を出してナンボ。私は名監督の域に達してきたと思っています」 この日(21日)の広島戦は鮮やかな逆転勝ちとなった。 六回表に4点を奪われた直後の攻撃。井端、荒木の連打の後、森野が3ラン。続くブランコのソロでたちまち同点に追いつくと、トドメは代打立浪。2死一、二塁から勝ち越しの2点二塁打を放ち、勝負を決めた。これで7連勝の中日は、両リーグを通じて50勝一番乗り。この日、首位巨人が横浜に勝ったためゲーム差は2.5ゲームのままだが、ピタリと2位キープだ。 開幕前は、エースの川上と主砲のウッズが退団。「今季はBクラス」と予想したネット裏の評論家も少なくなかった。開幕直後は下位をさまよい、5月10日には東京ドームで巨人に3連敗。8ゲーム差に開いた。その試合後、落合監督が「巨人を追いかけられるのはウチだけ」と言ったときは、ダレもが信じられなかったが、それが実現しつつある。「見ての通り。何もない」 試合後もいつもどおり淡々と語った落合監督。この「オレ流」が揺るがない限り、巨人との2.5差はあってないようなものだろう。巨人の原監督もヒタヒタと迫る中日に気が気ではないはずだ。(日刊ゲンダイ2009年7月22日掲載)[ 2009年7月25日10時00分 ] Sports Express(前説担当σ(・ω・*))今回は、日刊ゲンダイの記事ですから、ここで失礼いたします(-ω☆)ヾ(- -;)ベストな選択です(⊂((・⊥・))⊃)うっきー!(翻訳:同意!)ヾ(- -;)良く理解できてます!イーグルスに政権交代を促した日刊ゲンダイ。辞任勧告を突きつけた監督だけでなく、その弟子に対しても攻撃の手を緩めません。それにしても、この記事。最初から驚愕の文字が躍っています。>「そうですか、そんな人と話しても仕方ないですね」親会社の人間相手であろうが、己の評価向上に関係なさそうな相手に対しては、このような発言。さすが、監督就任時、ユニフォームや帽子に「中日を意味するCを加える事に同意した」だけの人物ではあります。「球団や親会社、そして己にプラスになる事はするが、それ以外の事は相手にしない」相手はパソコンやロボットじゃなく、感情を持った人間なのですけど...。で、イーグルスファンなら気になる、中村紀洋選手の事ですが、紹介しました記事に、青色の太字で強調させてみました。>落合監督の対応は中村の力をシビアに判断し、見限ったからでもあろう。このような成績しか出していないのであれば、鉄平選手や小山投手のように、無償譲渡だったら良かったのですが、「球団初のFA選手獲得で、戦力整備への本気さを見せたかった(と思われる)楽天野球団」が、結局は「FA移籍を認めて入団させてしまった」のでしょう。金銭の大小関係ナシで、儲ける事が出来たのは、間違いなく「中日球団」でしょう。東海・北陸地方の大多数の民放の主要株主として名を連ねるだけでなく、東京MXテレビや、テレビ北海道まで主要株主として名前を出す、財力充分な中日新聞社が、企業としての歴史が浅い楽天からカネを巻き上げるなんて、「企業としての先輩にあるまじき、カツアゲ行為」でしょう。やはり、一般企業というのは、「マスメディアに屈する」のでしょうか?落合は、自身の得にならない親会社の人間には暴言を吐くものの、あらゆる形で球団の得になることを考えている。親会社がメディア企業だからこそ出来る、「策略」でしょう。しかし、自身の首を脅かす唯一の行為が、個人・法人の区別なく、ファンサービス精神の欠如でしょう。>そうした企業の創立○周年といった行事やパーティーにお座敷がかかると、歴代中日監督は顔を出すのが普通だった。ところが落合監督は、>>「1社に出ると全部出ないといけないから出ない」>> と拒否の姿勢を貫いているそうだ。この日刊ゲンダイの記事が書かれる以前から、「落合政権になってから、年間指定席のチケットの売り上げが落ちてきている」と言われ続けています。中日が日本一になった後までは、好景気が続いていたにもかかわらずです。中日が日本一になった2007年11月時点で、世界経済は不景気に向かっていると判断していた経営者というのは、東海地方では限りなく少なかったと言えるでしょう。それにもかかわらず、年間指定席の売り上げが伸びなかった。これは、やはり「経営者の横のつながりで、落合の悪評が展開された」としか、言い様がないかも知れません。ただ、同時期に「親会社・中日新聞の傍系放送局である、"日本最古の民放"を自慢する中部日本放送」も、他の在名民放とは異なり、「広告収入が他社のように伸びていない」というデータがあるので、もしかすると「中日グループの評判が元々から悪いところに、落合の悪評がトドメを刺した」のかも知れませんが。出している結果だけを見れば、「名監督と呼ばれる結果だけは出している」と言わざるを得ないでしょう。しかし、プロ野球のエンターテイメント性を地に落としているのも、否定できないでしょう。落合采配は、「経営者の鏡」とする事は出来るでしょう。しかし、プロ野球を「現実社会の延長」と捉える采配術では、「人間ドラマを味わいたい野球ファンの心は、確実に離れていく」でしょう。落合采配は、「責任を選手に求める采配」でしょう。要するに、「オレの評価を下げるような人間は、決して起用しない」と表現しても、暴言ではないでしょう。「選手を育てるのはファームの仕事」落合は、このような事を言うかも知れません。落合は、選手に適切な助言をしていると言われますが、それは、「活躍を期待して良い選手だけにしか助言をしていない」という現実もあるかも知れません。そりゃ、そういう選手に狙いを定めて助言を与えていれば、「落合の助言で選手が成長した」という高評価が広まるのは、当然の話です。イーグルスファンとしては、秋田出身であろうが、このような思想で監督業をしている人物がイーグルスの監督となったら、「イーグルスのファンを止めさせて頂きます」これだけは、ハッキリと言えます。というか、それ以前に「オレの価値が上がらないチームなんて、監督を引き受ける気にもならない」と、楽天野球団は落合から足蹴にされているかも知れませんが。つくづく、中村紀洋選手は可哀想な立場にあると思います。中日から追い出され、しかも中日は追い出すことによって金儲けをして。楽天移籍後も、「チームの不振はノリにある」とファンに認識させるが如く、監督から出場を余儀なくされる...。人の事を言えた立場じゃないですが、中村紀洋選手へ。「厄払いした方が良いんじゃないですか?」こういうサイトも見つけた事ですし...。『夢結びの杜』 ☆,:∴・'よろしかったら、「厄払い、一緒に行きましょう!」