えごころ
最近、絵が描きたい。でも、描こうと思うようにはかけない。助産院でしりあったお仲間たちは、美術に長けている方が、多い。だれか、教えて!というのも、ほとんど毎日、モモからの「描いて」攻撃にあっているのでございます。描くものは様々、紙にびっしりと、私のつたない絵で埋め尽くされ、眠気にも襲われ、まさに拷問のよう。。。でも、描いてといわれれば、かいてしまふ。わんわん、にゃーも、に始まり、「堺のおじいちゃん」トーマス、トーマスががっちゃんしてるところ(連結部分らしい)ヘリコプター、飛行機、おにぎり、しそジュース・・・そして「富のおばあちゃん」(↑故人。モモはあったことない。お盆から登場回数最多 冷~ )ふとんに寝転がりながら、要望は延々とつづく。一度など、プラスチックの容器に隙間なく描き続けた。それを、まねしてか、昨日はおNEWの靴に「なまえかくの~」と油性ぺんで落書き....置いといた、私がばかだった。一通り、書かされた後、絵本。その絵本、先日オットさんは出張だし、暑いし、ということで久々に図書館にいった。モモ連れの図書館には少々トラウマがあったので、緊張していったけど、日曜の図書館は、モモもかすむほど、大盛況。よそのしらないお母さんに紙芝居をよんでもらっている間に、私は、私好みの絵本を。モモは、しこたまトーマス。ええかげんにして。だいたい。絵本で読むトーマスって、あんまりええ子ちゃうし。で、私が引かれたのは、やっぱり 角野栄子さん。ナナさんのいい糸いろいろ 角野栄子さんは、作家なので、絵は描きませんが絵本は多く手がけていて、その、どこの国なのか、日本なのかわからない、設定が大好き。そして、コラボしている絵もなんか、惹かれます。絵本のジャケ買いとでもいうのか。そく、借りました。やっぱりヒット。で、その絵に、なんとなく自分も絵を描いてみたい気持ちにさせられた、ヘタウマなかんじ。その上、色使いが私ごのみだったのです。もう一冊「チリとチリリ」は色鉛筆だけのやわらかいだけでない、タッチに、こんな絵かいてみたい。と、惹かれました。角野栄子さんにはなしは、もどりますが、代表的なのは魔女の宅急便ですね。先日、第5巻までがやっと出て、お話にひと段落が。一緒に、ワクワク、どきどき、ホロホロさせられました。一緒に、成長している、そんな気分にさせてくれたのです。で、ネタバレですが、最後にどうも、身ごもっている。この5巻目を読む前に、「魔女のお産ってどんなだろう。あるいみ助産婦さんたちは現代の魔女だけれど」と、キキのお産がとっても気になって仕方ないのですが、お産は文中にはでてきませんでした。新月の日に種をまいて、満月に刈り取って、魔法の薬をつくるというキキの魔法は、お母さんから受け継いだもの。私達世代は、そんな魔法をいくつ受け継いでいて、どれだけ残せるのかなあ、と思いをはせてみたり・・・せめて、お産は「かつては、月経血をトイレでだして、コントロールできたらしいよ」みたいに、「かつては、会陰切らずに産めたらしいよ」と、伝説みたいにならなければ、いいなあ。などと、いらぬことまでおもったのでした。