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September 18, 2024
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カテゴリ:気になるTV番組
2024年NHK大河ドラマ 『光る君へ』 の感想です。

この回では主に前半では御嶽詣を舞台にして、後半では
中宮・藤原彰子(見上愛さん)が長年抱えていた帝への
思いをぶつける場面が見どころだったと思います。

わずかな供回りで吉野の金峯山に行く藤原道長(柄本佑
さん)を暗殺しようとする藤原伊周(三浦翔平さん)。
あわや!というところでどうなるのかと思ったら、伊周の
弟で今は道長を支持する藤原隆家(竜星涼さん)が道長の
盾になり、上手に嘘をついて兄と道長の双方を守りました。

自分が凋落していったのは道長のせいだとしてどこまでも
道長を憎んで恨む伊周。
兄にはすまない事をしたけど、切り替えてこの先を生きる
ために道長を選んだ弟の隆家。
兄弟二人の会話で伊周の本心が何なのかはよくわからない
部分もありましたが、これから出てくるのでしょうか。

そして中宮・彰子です。
親の命で入内して親の力で中宮になったものの、色香には
疎い彰子自身の性格もあって、なかなか帝からは本当の妻
として見てもらえませんでした。

でも本心では、帝のことが男性として好きでした。
そしてやっとの思いで、はっきりした声で、ド直球過ぎる
言葉にして伝えられた彰子でした。
不器用に、ただただ一生懸命に伝えた彰子の涙に、見ていて
思わず泣けてきました。
私はもうこの歳ではこういう場面では感動はないものかと
思っていたけど、一生懸命な姿ってやっぱ泣けますわ。

こちらでは様々な意見がでていて参考になります。
 ⇒ ⇒  #光る君へ


寛弘4年(1007)8月、左大臣・藤原道長(柄本佑さん)は娘で中宮の彰子の
懐妊祈願のために、嫡男の藤原頼通(渡邊圭祐さん)と中宮権大夫で妾の明子の
兄である源俊賢を伴い、吉野の金峯山に御嶽詣に出ました。
険しい山道を進む道中では大雨に降られて難儀もしましたが、宿坊の寺で着替えて
(たぶん風呂ももらって)落ち着くこともできました。
しかし道長の心身の疲れはなかなかとれず、また俊賢からは妹の明子の子の頼宗を
推す話も聞かされ、祈願に集中できない道中でした。
(年間降水量の多い紀伊半島で8月だから大雨になる日もあるでしょう。こういう
演出は私は好きです。)
⇒⇒と、ここまで書いて番組のHPを見たら、このシーンのロケでの、青い衣装や
山中の移動時の工夫などについて解説がありました。⇒ ⇒ こちら



人ひとりがようやく通れる細い崖道を抜け、断崖絶壁をよじ登り、険しい山中を
ひたすら進んだ道長一行は京を発って9日目、金峯山寺の山上本堂に着きました。
金峯山寺でさまざまな仏事を催し、最後は山上本堂の蔵王権現の土中に道長自身が
書き写した経典を奉納し、無事に祈願を終えることができました。
しかしその帰り道、道長を恨んで呪う藤原伊周が道長の命を狙い、配下の平致頼と
その一味が刺客として待ち受けていました。



伊周らは道長に狙いを定めて林の中に身を潜め、襲撃の後は杣道から逃げる手筈を
して待機していました。
そしていよいよ道長が近づき致頼らが矢を射ようとした時、出発前に兄・伊周の
行動を怪しんで後をつけていた藤原隆家(竜星涼さん)が寸でのところで道長の
前に飛び出し、隆家が盾になって道長は事なきを得ました。
隆家は「この辺りで落石があるかもしれないから急がれよ!」と兄の襲撃計画の
ことは伏せ、道長一行を危機から救いました。



道長一行が去った後、藤原伊周(三浦翔平さん)と隆家は兄弟で二人きりになり、
互いの心の内を語り合いました。
「お前はなぜ俺の邪魔ばかりするのだ。」ーー伊周は弟に問いました。
伊周にしたら、隆家が花山院の御車にイタズラで矢を射たあの時から人生計画の
何もかもが崩れていったという思いがあり、そして今またなのでした。
隆家は答えます。「兄上を大切に思うゆえ阻んだ。おとなしく定めを受け入れて
穏やかに生きるほうがよい。嫡男の道雅も蔵人になったばかり。花山院の事は
昔も今もすまなかったと思っているから、今回のことも阻止した。これが俺に
できるあの過ちの詫びだ。」
伊周は納得はいかなかったけど自分を思う弟の思いは受け止めました。
そして「道長は狙っていない。うつけ者め。」と言い残し、去っていきました。
(伊周は、花山院の件では可愛い弟の隆家は恨まなかったけど、その分の怒りを
道長に向けていた、ということのようですね。)



吉野の御嶽詣から京に戻った道長は娘で中宮の藤原彰子(見上愛さん)のところに
金峯山寺の護符をもって帰京の挨拶に行きました。
(大切な護符の受け渡しは手が触れぬよう、あのようにするのですね)
するとそこに、亡き定子の遺児で彰子が育てている敦康親王(渡邉櫂くん)が
やってきて、しばらく不在だった左大臣・道長にどこにいたのかを問いました。
道長が、御嶽詣をして我が国の安寧と、帝と中宮と親王の幸せを祈願してきた
と言うと、左大臣がいない間は自分が中宮を守っていたと親王は少し自慢げに、
そして嬉しそうに話しました。
笑顔で見つめ合う彰子と親王の間には確かな絆がありました。



帰京した道長は、次は物語を書き続けているまひろ(藤式部;吉高由里子さん)の
ところに顔を出し、進み具合を問いました。
まひろが一つの巻を書き上げたというのでそれを見ると、その内容は自分たちが
出会った少年と少女だった頃を題材にしていて、昔を懐かしんでいました。
そして物語の内容は藤壺の宮の不義に移り、道長がまひろにどういう心づもりで
これを書いたのかを問うと、我が身に起きたことだとまひろは答えました。
まひろが産んだ不義の子ーーしかしまひろの子は賢子一人。
局から出ていく時に道長は「もしかして賢子は…」と半ば気が付いたようでした。



少し前に姉のまひろに「越えられないものを越える」とか言っていた藤原惟規
(高杉真宙さん)は、実は斎院の中将と思い合う仲になっていて、惟規は大胆にも
男子が足を踏み入れてはならない斎院の館に塀を越えて忍び込んでしまいました。
もちろん惟規はすぐに捕まり、本来なら重い罰を受けます。
しかし惟規はその時とっさに歌を詠み、その歌がたまたま選子内親王の心に響いた
ようで、内親王の命で惟規は釈放されたとのことでした。
まひろは弟に、もう危ないことなしないよう、父・為時に心配をかけないよう忠告
しますが、惟規はまだ懲りていないようでした。



まひろが書く物語は中宮・彰子のいる藤壺で読まれ、女房たちはそれぞれに思う
ところの感想を述べあっていました。
宮の宣旨が来て今日は敦康親王はここに来ないことを彰子に伝え、そして女房
たちには仕事を命じたので、皆退室していきました。
まひろは彰子が話し相手を求めたのでここに残り、彰子は物語に出てくる紫の
君はまるで自分のようだと語りました。
彰子が紫の君の行く末を訊ねたので、まひろがどうなって欲しいのかと尋ねた
ところ、「光る君の妻になってほしい」と彰子は答えました。
その言葉に彰子が帝のことを慕っているのを強く感じ、中宮には自分の好きな
ものも何かにときめく心もふつうにあるし、父・左大臣の苦労もわかっている
(言葉や態度に出さない相手の思いも察している)、自分の正直な心の内を
帝に伝えてみてはどうか、と進言しました。



そんな話をしていたら帝(一条天皇;塩野瑛久さん)が藤壺に渡って来ました。
親王(自分の息子)が来ていないと聞いて帝が帰ろうとすると彰子が呼び止め、
突如はっきりした声で帝を見つめながら「お慕いしております!」と言いました。
まひろの助言で堰が切れたのか、今までこらえていた思いが涙と共にあふれ出し、
止まらない彰子でした。
自分への思いをはっきりと告白し、そして泣き崩れそうになっている彰子に帝は
思わず戸惑い、また来ると言って去っていきました。
やっと思いを伝えられたのに結局は去ってしまった帝の背を見送り、彰子は声を
出して泣き崩れてしまいました。



そして年の瀬になり、帝は年明けの事について左大臣・道長から報告を聞いていて、
その折に夏の御嶽詣の御利益があったのかと訊ねました。
道長がまだわからないと答えると帝は「今宵、藤壺に参る。その旨伝えよ。」と。
夜の帝のお渡り、それは彰子をいよいよ妻として迎えるということでした。
藤壺の女房たちは皆、彰子の身支度と帝を迎える準備に張りきりました。
渡り廊下から外を見ると雪が降り積もっていて、帝は空を見上げて心の中で密かに
最愛だった中宮・定子に別れを告げました。
そして彰子には女人として長い間さみしい思いをさせたことを詫び、ようやく妻
として受け入れていくことを決めました。



入内してから7年も放っておかれた娘(彰子)がやっと帝のまことの妻になれ、
道長はやっと少しだけ安堵できました。
その夜は「(彰子のことは)お前だけが頼りだ!」と言っていたまひろと二人で
月を眺めていました。
でもまひろは、帝の心を掴んだのは彰子自身、これは金峯山のご霊験、と考えて
いて、道長は何でもいけどとにかくよかったという思いでした。
しかしそんな二人の姿を物陰から密かに見ている女房がいました。






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Last updated  September 18, 2024 02:38:09 PM
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