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2010年04月06日
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カテゴリ:F1_2010

禁止されるボディー外側のミラー

ta_article_737
FIAはシーズン3戦目で、ボディーの外側のミラーはあまりにも危険であると宣言して、それらを禁止しました。第4戦中国GPから禁止になる予定でしたが、チームが時間の制約について不満を訴えたので、5月のスペインのレースから導入されることになりました。フェラーリは、2006年にマシンのサイドポッドの端にミラーを設置(イラストを参照)した最初のチームでした。それ以来、いくつかのチームが同様のソリューションをデザインしました。そして現在、6チーム(フェラーリ、レッドブル、ウィリアムズ、BMWザウバー、フォース・インディア、HRT)がサイドポッドの前の垂直ターニング・ベーンにミラーを取り付けています。ミラーは通常、空気力学的に適した形状になっていませんが、既にフロント・タイヤによって攪乱されたエリアから来る空気の流れの中に置くことにより、ミラーのネガティブな影響は抑えられます。それらがもたらす影響は1ラップあたり約0.05秒であると考えられます。

ニューース
レッドブルに追いつけ!
マクラーレン代表のマーティン・ウィットマーシュはこれからのレースで
マレーシアGPでレッドブルが圧倒的な力を見せたそのペースに
追いつくことができると考えているようです。
また、フェラーリのチーム代表を務めるステファノ・ドメニカリは、
マレーシアでマクラーレンが見せつけたアドバンテージをもたらす
Fダクトシステムの導入に全力で取り組んでいると明かしました。
マレーシアGPの金曜フリー走行で、
マクラーレンのルイス・ハミルトンは時速303kmを記録し、
最も近いライバルに対して時速6km以上速かったようです。

マクラーレン代表マーティン・ウィットマーシュのコメント
「レッドブルは別格だが、われわれは今とても近いところにきている。
彼らの予選ペースはとても良かった。
その理由がわれわれには分かっていると思うし、
他の者にも短い時間で達成できることだと考えている。
われわれは中国に新しいパーツを持ち込む予定で、
コンマ数秒以上を縮めることができると思う。
われわれがここ(マレーシア)で行った6項目の改定は0.3秒以上に値した。
もし中国でさらに0.3秒を縮めることができれば、
特に予選でかなりの成果となるだろう。
現時点で、われわれには満足できる勢いがある。
だが、分かっているだろう?
次のレースで誰かが"ハレルヤ"とばかりに何かを見つけ、
0.5秒から1秒くらい引き離してくるかもしれない。
しかし、われわれは中国でコンペティティブだと思っている」

フェラーリチーム代表ステファノ・ドメニカリのコメント
「マクラーレンのシステムについては
ファクトリーで全力で取り組んでいることは確か。
ある特定のコンディションではメインストレート全体を通して
本当にかなり大きな利点を得ていたことを確認したからね。
すべて信頼性があると分かれば、
このシステムが100%機能すると確信できれば、すぐに持ち込むつもりだ。
3戦を終えて誰が最速のマシンを持っているかって?難しい話だ。
数字的なことをいえば、われわれがチャンピオンシップをリードしているのだから、
われわれが最速であるべきだ。
だが、それが非常に楽観的なアプローチであることは分かっている。
われわれはそのようには考えていない。
最初の3戦の結果を見てわれわれが考えているのは、
レッドブルが3戦ともポールポジションを獲得し、
チャンスでは信頼性のトラブルに見舞われた、ということ。
ゆえに、レッドブルが最もコンペティティブなマシンという風に見える。
だが、マクラーレンもとても優れていることを忘れたくはない。
今日の状況で言うとこのランキングだ」

レッドブルがアクティブ・サスペンション使用を完全否定!
2010年シーズンのこれまでの3戦では、
エイドリアン・ニューウェイ作のレッドブルRB6が
予選で圧倒的な速さを披露しており、
予選での走行時に(燃料が少なくても)車高を低くする巧妙なダンパーシステムを
使用しているのではないかとの疑惑が浮上していました。
マクラーレン代表マーティン・ウィットマーシュは、
「この技術は違法であり、使用してはならないと考えていたが、
レッドブル・レーシングは採用しているので、
マクラーレンとしてもこのデザインと開発を推し進める」
と述べていました。
しかし、マレーシアで行われた予選後、詳細な検査が実施された公式車検で
FIAが問題なしとお墨付きを出したことを受けて、
レッドブルはすぐさまそのような車高制御システムも
アクティブ・サスペンションも使用してないと否定しました。

レッドブル代表クリスチャン・ホーナーのコメント
「我々はそういったものを使用していない。それが単純な事実だ。
もしマクラーレンが中国でそれを導入してくるなら、彼らに抗議する。
理論的に違法ということになるからね。
FIAは(マレーシアで)土曜の夜に我々のマシンを十分チェックし、満足している。
何もないのだから、何も見つけようがないよ」

グランプリシリーズ
NO.7 1/20
フェラーリ248F1
2006 ブラジルGP
フジミ模型(発売中)





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最終更新日  2010年04月06日 22時58分39秒
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