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2010年04月10日
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カテゴリ:F1_2010

McLaren MP4-25 - 変更されたディフューザー

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マクラーレンは、FIAからルールを明確化された結果、MP4-25のリア・ディフューザーを修正しなければなりませんでした。中央セクションの水平な開口部(左の矢印)は、単に外部エンジン・スターターにアクセスするだけにしては、必要以上に幅が広いと見なされました。彼らは、開口部は小さくしましたが、ほぼ同じ形状(挿絵と写真を参照)を保ちました。

ニューース
FIAが「車高調整システムは違法」とチームに通達!
FIAは、レース中にマシンの車高を調整する
いかなるシステムも違法であるという通達を全チームに送付した模様です。
レース中の給油禁止に伴い、
今年はマシンにレース・ディスタンス分の燃料が搭載されていますが、
燃料が軽い予選時にマシンを路面に近付けて走行することができれば、
ダウンフォースが増すことになり、
単純ですが効果的な空力上のアドバンテージが得られることになります。
レッドブルRB6には車高調整システムのようなものが搭載さていて、
予選時にマシンの車高を低くしてダウンフォースを増やしているという疑惑が、
いくつかのチームで沸き起こっていました。

FIAの声明
「マシンがパルクフェルメ規定下にある時は、
サスペンションのセットアップを変更する目的や効果を持ついかなるシステム、
デバイス、処置も、スポーティングレギュレーション第34.5条に
違反するものとみなされる。
いかなる手動調整ダンパーシステムも、
テクニカルレギュレーション第3.15条に違反する可能性がある」

第34.5条に違反して予選終了後からレースまでの間に
マシンに手を加えた場合にはピットスタートになり、
第3.15条は空力に関する規定のようです。

レッドブル代表クリスチャン・ホーナーのコメント
「われわれが中国GPに持ち込むマシンは、
序盤3戦とまったく同じ構造をしたものだ。
FIAのレギュレーション明確化はわれわれのマシン構造に対して、
なんの影響も及ぼさない。
基本的に言って、われわれのマシンは速い。
チームスタッフは素晴らしい仕事をしてくれたし、
競争力があるチームに対しては、ライバルたちが異議を唱えるものさ。
しかし、私はそれを賛辞だと受け止めるね。
もし、われわれが14位あたりを走っているのであれば、
こういった告発などされなかっただろう。
FIAは状況を明確化する必要があると感じたのだろうし、
彼らは責任を持って正しいことをやってくれたと思う。
それに、この分野の開発を急いで行った場合は開発費が高くつくから、
それを避けることもできるだろう。分別あるルールだ。
研究開発にチームがかける膨大な費用を抑えることにつながるし、
もしどこかのチームがこのシステムを使った場合は、
レギュレーション上で明確な違反になる。
FIAの評決には大変満足しており、われわれは多いに支持する構えだ」

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最終更新日  2010年04月11日 00時35分52秒
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