こんなかんじ

Ferrari F10 - Fダクト・システム

バルセロナでフェラーリは“Fダクト”システムのフル・バージョンを導入しました。原則としてそれは、ドライバーによってコントロールされる方法は別として、マクラーレンのオリジナルのデザインと同じです。空気がエンジン・カバー上の新しい側面ダクトのうちの1つから流れ込み、電気ケーブルの穴（白い矢印）を経由してコックピットに運ばれます。そして、ドライバーが左手の甲でハンドルの横にある穴を閉鎖することによってシステムを起動させることができます。私たちがオンボードの映像で知ったように、これは通常ドライバーが同じ手で行うマシンのブレーキ・バランスの調整を妨害することになります。これによってドライバーはわずかな間、ステアリング・ホイールからやむを得ず左手を離してレースすることを強いられます。
ニューース
バリチェロのクラッシュ原因はマンホールのフタだった！
ウィリアムズとFIA（国際自動車連盟）は、
モナコGPでルーベンス・バリチェロがクラッシュした原因は、
調査を行った結果、緩んだマンホールが原因だったと発表しました。
バリチェロのマシンがマンホールのフタの上を通過した際、
フタが持ち上がり、左リア・ホイールにヒットし、
それがクラッシュにつながったようです。

トルコでヴェッテルに新シャシーを投入！
レッドブルは、モナコGPの決勝で使用した
セバスチャン・ヴェッテルのシャシーに欠陥が見つかったため、
次戦トルコGPでは新シャシーを用意することを明らかにしました。

チーム代表クリスチャン・ホーナーのコメント
「セバスチャンのシャシーに欠陥を見つけた。
トルコでの次戦では、新しいシャシーを使用する。
セバスチャンは今シーズン、好調なスタートを切った。
彼は次のレースで挽回するだろう。バルセロナとモナコではマークの方が強かった。
彼は自信を増し、マシンをより快適に走らせられるようになっている。
反対にセバスチャンはバランスに関して何度も不満を言っていた」

アロンソのシャシーは修復不可能！
フェラーリは、マラネロにあるチームファクトリーで検査した結果、
フェルナンド・アロンソがモナコGPの土曜フリー走行で
クラッシュしたシャシーが修復不可能で、
永久に使用できないことを明らかにしました。

フェラーリの声明
「土曜日の事故でダメージを受けたシャシー（No.283）は
これ以上使用できないことが判明した。
次のGPに向けフェリペ（マッサ）とフェルナンドの
どちらのシャシーを作成するかは、現時点では決定していない」

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