ルノーがニューマシン『R30』を発表!
ルノーF1チームは31日、スペイン・バレンシアで2010年用のニューマシンR30を発表しました。ニューマシンは、ルノーが1980年代の全盛時にまとっていたブラック&イエローのカラーリングが施されています。また、ロバート・クビサのチームメイトとしてロシア人のビタリー・ペトロフを起用することを正式に発表しました。25歳のペトロフは昨年のGP2シリーズでランキング2位となったドライバーで、F1初のロシア人ドライバーとなります。同時にリザーブドライバーにジェローム・ダンブロジオとタン・ホー・ピン(董荷斌)を起用することも発表しました。R30 主要諸元シャシー:フロントサスペンション:リアサスペンション :トランスミッション :燃料システム:冷却システム:電子デバイス:ブレーキ:コックピット:全長:全高:全幅:トレッド前:トレッド後:重量:形されたカーボンファイバーおよびアルミニウムのハニカム構造モノコックはルノーF1チームによって製造され、最軽量を達成しながら、最大の強度と剛性を兼ね備える。RS27 V8エンジンも全応力パーツとして搭載。カーボンファイバー製ダブルウィッシュボーンは、プッシュロッドシステムを経由して内蔵ロッカーを制御。これはモノコック前方に設置されたトーションバーおよびダンパーに接続。アルミニウムアップライトとOZ性マグネシウムホイールを動かす。カーボンファイバー製ダブルウィッシュボーンは、ギアボックス・ケーシング上部に垂直に搭載されたトーションバーと、水平に搭載されたダンパーによって制御。アルミニウムアップライトとOZ製マグネシウムホイールを動かす。バックギア付き7速セミオートマチックのカーボン・チタニウム製ギアボックスを搭載。ギアシフトの高速化を目指す目的で“クイックシフト”システムを採用。ATL製ケブラー強化ゴム燃料タンクマシンのサイドポッドに装置された分離型オイルおよび冷却水ラジエーターと、マシンが前進する際の気流を冷却に利用。MES製マイクロソフト標準電子制御装置(SECU)ヒトコ製カーボンディスクおよびパッド、AP Racing製キャリパー解剖学的に成形されたカーボンコンポジット製の可動式ドライバーシートには、OMP製の6点支持ハーネスシートベルトを装着。ステアリングはギアチェンジ制御およびクラッチパドル一体型。5,050mm950mm1,800mm1,450mm1,400mm620 kg (ドライバー、カメラ、バラスト含む)エンジン名称:排気量:構造:重量:最高回転:ECU:燃料:オイル:バッテリー:RS27-20102,400cc90° V895kg18,000rpmMES SECUTotalElf(Totalブランド)Renault F1 Teamチーム代表エリック・ブーリエのコメント「冬の間、我々は、チームが今シーズンを最高の形でスタートするのを確実とするため、非常にハードに働いてきた。R30はコンペティティブで強くあり、信頼のおけるマシンでなければならない。我々はシーズンを通してアグレッシブな開発ストラテジーを進むだろう。今年初のテストに向け準備はできている。マシンがどのように機能するか、今から興奮しているよ」スパーク【spark】1/43ルノー RE601985 #14