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カテゴリ:ピアネット Alice
誰かになにかを伝える時、
頭の中できちんと整理されて、無駄なく上手に伝えられる人と、話しているうちにどんどん方向がずれて、なにを言いたいのかわからなくなる人。 文章で伝える時も、 文字が次々(勝手に)出てくる人と、考えて考えて下書きして修正して書く人。 本当に様々ですね。 私は感覚人間なので、両方とも後者のタイプです。 なので、伝えることが苦手で、考えに考えた言葉でもうまく伝わらないこともあり、だんだん書く事も億劫になったというのもあります。 また話し言葉もまとまらないので電話が苦手です。 顔を見ながら話すと、お相手が軌道修正してくれる場合も多いので助かっていますが。 同じ言葉を聞いても、それを受け取る人によって、感じ方が違うというのもよくあります。 「受け取った言葉がすべて」 N子さんによく言われました。 当人にそのつもりがなくても、お相手が違う意味で受け取れば、それはそういうことになってしまうということですね。 それは、どちらが正しいとか間違ってるとかではなく、感じ方の違い、ということなんでしょうか。 さて、先週さんまの「ホンマでっか」という番組で、「起立性調節障害」のことを話されたことで、賛否両論があるようです。 多くの人が見るバラエティ番組で話題にされたことで、細かい内容はともかく、取り上げてもらえたことが良かったと思う人たちがいる反面、内容に一部誤解を与えるような表現があったこと、茶化されたような流れに、不快に思った人たちも多かったようです。 特に、当事者のお子さんがショックを受けたという話も聞きました。 またこれも反面、なにも原因がわからず、なんとなく朝の体調が悪いと思っていた子どもたちが、もしかしたらそうだったのか、と思ったというケースもあったようです。 やっぱり人それぞれですね。 あくまでも私個人の感想ですが、取り上げてもらえて良かったと思いました。 ああいったバラエティーで正しく伝えてもらうことは不可能ですが、知ってもらえただけでもいいのでは、と思いました。 知っていただくことがスタートだと思っています。 私たちは「NPO起立性調節障害ピアネットAlice」という団体で、「起立性調節障害」という病気の正しい理解と周知を求める活動をしています。 細かい内容の誤解に関しては、今後も活動を続ける中で訴えていけたらいいと思っています。 ピアネットAliceとして、今までも新聞社やテレビ局などに働きかけをしたりして、正しく理解してもらえるように発信しています。 特にテレビ局などは、かなり長い時間取材された中で、私たちや取材した記者さんの思いとは少し違った方向に編集されることもあります。(大きく違うことはありませんが) 講演会や「Aliceの会」もその思いで企画しています。 「Aliceの会」で出しきれないかもしれない、ただしんどいお母さんの気持ちに寄り添う、という目的で今年度は「カフェありす」も開いています。 今回のことでは、番組に対して抗議をされた方も多いと思いますし、ツイッターやブログなどで発信された方も多かったのではないでしょうか。 この事がまた次に繋がっていけばいいと思いますし、団体としてできることは繋げていけたらいいとは思っています。 あくまでも私個人の考えです。 ※その「Aliceの会」ですが 来月2月2日(土)に開催されます。 詳しくはこちら 一応〆切りは過ぎていますが、まだ大丈夫です。 恒例の懇親会もありますし、皆さんご参加くださいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年01月28日 12時06分13秒
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