風力発電とエレクトーン なぜそんなことを考えたか
私の勤める楽器店では、1999年に始まった街角コンサート。(エレクトーンマラソンコンサート)はじめはデパート、百貨店など商業施設でスタートして、地域の祭り、そしてデイケアセンターでの慰問コンサートに広り、40回のべ出演者800名にまで成長しました。子供たちは、たくさんの人の前で演奏することにより積極的になり上達していきます。また、ご家族は、自ら出演を希望する子供たちの積極性に驚きながらも、とても喜んでくださるのでコンサート出演を通じて、「おんがく大好き家族」が広まってきました。これにはまりました。「子供の内なる積極性に驚く親御さんの表情が面白い!!」笑子供たちに、もっと演奏の場を提供して、もっと沢山の「音楽大好き家族」を増やしていきたいと模索している時に自然エネルギー開発会社の社長様に出会いました。エレクトーンは、電源が必要で野外の演奏には不向きなのですが、どうしても青空の下、芝生の真ん中で子供たちに演奏させてあげたい気持ちから協力を願い出ました。先日、地域役所の環境課にこの話をしたところ、”京都議定書”の目標割り当てをどのようにして達成していくかがこれからの優先課題だということを伺いました。そして、その中でも「エコはお金がかかります。エコを普及するためには、市民・県民へのエコの意識付けがもっとも重要なのですがそれをどうやって推進していくかが課題です。」と、伺いました。私は、音楽を家族レベルで啓蒙していきたい。自然エネルギー会社長は、自然エネルギーを啓蒙していきたい。自治体は、民衆のエコ意識を高めたい。「自然エネルギーで電子オルガン演奏会」を、開催すれば立場が違えど、それぞれの目標や夢を実現できる起爆剤になると思ったのでした。