テーマ:パラグライダーを楽しむ(24)
カテゴリ:かやばとダンナのパラグライダー
では、山沈の練習に行きましょうか~?
行きましょうか~? 行きましょうか~? リフレインが叫んでいる もう、ね 本当、一瞬日本語理解できませんでしたよ だって、山に沈没する『山沈』を練習するんですよ? って、コトは一度山に突撃しろってコトですよ? てっとり早く言うなら、死ね!ってコトですよ? そんな心も体もホットにして下さったインストラクターに連れられて行った場所 初級者にはハードルが高いテイクオフの場所 ムリだって! それでなくても、前回かやばフーフより上のクラスの方だって辞退した場所ではないですか? そこを飛べってか? しかも、その場所に辿りつくまで自力でハーネスやらキャノピーやらを持って行けってか? 挙げ句、前日雨だったらしく、この前より道がぬかるんでいるってか? そうです、ワタシがヘンなおじさんですってか? ともかく、半泣き状態でハーネス背負ってキャノピーが入った袋を抱え、悪路を進むかやば みなさんが、準備をしている横を通り抜け、ライズアップの場所へ もう、ね 本当に高いのよ 標高150メートルはあるね でも、高さに対してはそれ程恐怖心はないのよ ナニが恐怖かって、地形ですよ! 前回簡単に書きましたが、まず滑走する場所がない ロープで下まで下りて行くと、3段ほど階段になっているのですが、その一番下がやや広くなってまして、そこで滑走しろ、と… しかし、やや広いと言いましても、所詮崖っぷち 3歩走れば地面とは、サヨナラ・さよなら しかも、その数メートル下には林がありまして… …山沈って、その林に突っ込めってコト? いや、もームリだよ! まだ、ライズアップもロクにできないんですよ? そんなコトを0.5秒で考えているかやばに向かってインストラクターが放った一言 「早く準備してくださいね~」 ナニ?コレ??死刑判決ってこんな気分??? いや、せめてポケモン映画を観てからでは遅いですかね? そんな言葉を心にしまい込み、マジ泣き状態で準備するかやば そして、反してワクワクするダンナ 「いや、オレ(山沈なんかしないで)飛ぶよ」 わかった、ダンナの漢(おとこ)っぷりは嫁に伝わった! だから、代わりに嫁ギブアップを伝えてくんない? うん、却下 音速で却下 ソニック・ザ・ヘッジホッグもビックリな早さで却下 恐怖とバトルしながら待っていたら、ダンナの番 相変わらず器用に飛んでいったよ いいんぢゃよ、あのオトコはA級ライセンス持っているよ かやばは、まだ持ってないよ だから、取り敢えず見学でもよいですか? そんな思いを込め目線を送ってみた すると、インストラクターが思いも寄らぬ一言を… 「はい、次奥さんの番ね~」 …なんも、伝わっちゃいねー 死刑判決を受け、執行を受ける気分でロープをつたい降りるかやば いい風も吹き、手伝ってもらってライズアップ 「今!」 そう言われて、走ったかやば そして、浮いた!! ビビりだけど、飛んだ! しかも、気持ちいい~! この気分があるから、パラっていいんだよね~ 誘導されながら、何とかランディング場所に到着 気持ちよさを味わっていたら、早速「もう1本行くよ~」 え?かやば、ちょっと休みたいな~ それに、お昼食べてないし そんな思いはあっさり断ち切られ、かやばの道具が車に詰め込まれる ま、気持ちよかったし、飛んだら時間かかんないからすぐランチ食べられるからいいか~ そんな風に楽観していた そして、それが後悔の前奏になるのでした… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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