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カテゴリ:南仏生活
家庭菜園が大収穫を迎えています。
イチゴ、 グリーンピース、 ソラマメ、 さくらんぼ、 いんげんもぼちぼち…。 良い季節です 難を言えば、みんな一斉に旬を迎えてしまうこと。 収穫が毎日大変です 贅沢な悩みなんですが。 さくらんぼは鳥に食べられてしまう前にネットを張って死守。 一度にたくさん採れるので主人がクラフティを作り、 同じく庭に生えていたミントでお茶を淹れていただきました。 暑すぎず、寒くなく、爽やかなミストラルが吹く今が 南仏の一番良い季節です ところで先日の日本語の生徒マダム・ドミニクとの会話。 マダム・ドミニクはパリ・オペラ界隈にもアパルトマンを持つ有閑マダム。 その物腰、その姿、その品格 どれをとっても思い描いていた”フランス女性”、pidoo憧れの人です そんな彼女との共通論が~ この日、さくらんぼの木の話になった時でした。 「さくらんぼの木は最初から実をたくさん付けていた?」 と聞かれたので、変人と思われるかな、とためらいつつも告白しました。 「ウチのさくらんぼは全然実を付けなかったんだけど、 ある年、夫婦揃って、さくらんぼの木に向かって脅したの。 ”来年実をつけなかったら切っちゃうからね” って。 すると翌年から実をつけるようになったの。 リラの木もそうよ。 全然花を咲かせなかったから、 ”来年は切るよ” って脅したら翌年から満開!」 すると。 「あら!私もよ!」 とマダム・ドミニク。 彼女の南仏の家の庭にも実をつけないさくらんぼの木があって、 家族・友人揃って「切ってしまえ」と話していた時。 マダム・ドミニクがさくらんぼの木に向かって 「そんなこと私がさせないわ、来年は実を付けるものね?」 と話した翌年。 見事に実を付け、現在に至っているとか。 さらに、彼女の場合。 家の中でアリの行列を見つけると、 敢えてすぐには殺虫剤を撒かず、アリにも話すんだとか。 ”今日は大目に見てあげるけど、明日もそこにいたら、殺虫剤撒いちゃうわよ” と。 すると翌日には退散しているんですって。 …pidooならその場でつぶしてしまいますが これって日本の場合、ゴキブリに応用できるんでしょうか(笑)? ともあれ、この日の結論。 生あるものとは意思の疎通が必ずできる & 実をつけない木は脅迫すべし。 あれ? そもそも、日本語授業のハズでしたが…? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.29 07:30:18
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