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カテゴリ:南仏生活
今日は前回話したレオの妹ローズのお話。
4歳児同士ともなると日々の会話が非常に面白い。 が、ローズは4歳にしてかなり毒舌… 意地悪… 最近二人の間で流行っているのがお姫様ごっこ。 お姫様の衣装や丈の長いワンピースを身に付け、 "Regarde comme je suis belle" (見て、わたしきれいでしょ) と見せあいっこ。 二人とも女の子ね~、かわいらしいな~と眺めていると、 ローズが冷めた声で。 "Non! T'es pas belle!" (全然かわいくない!) ええっ!!?? 凍りつく周囲。 別の日は。 Cannelleが自分で作ったビーズの首飾りを見せながら、 "Il est joli mon collier, hein?" (私の首飾りきれいでしょ?) と言えば "Ce n'est pas a toi! C'est a moi!" (あなたのじゃないもん、わたしのだもん!) と返すローズ。 ええ~~~~~ ちょっとローズ、あなたって性格悪い… なんでなんで? まだ4歳でしょ? 何でこんな風になっちゃったの?? と主人に後から尋ねると。 「僕の妹の子供だから」 いやいやいやいや。 お世辞にも決して性格が良いと言える彼女ではないにしても(笑)、 まさか娘に向かってそんな口は聞かないでしょ。 一体誰が誰に言うの??? と注意して子供たちの会話に耳を澄ませると。 レオがローズにまったく同じことを言っていた!!!! そうか、兄妹げんかに端を発していたのか…。 そう言えばレオはローズが生まれた時軽いジェラシーを感じていたっけ。 義母伝いに聞いたいくつかのエピソードが思い出される。 Cannelleは一人っ子だし、四六時中べったりの友達もまだいないので、 こういうやり取りには全く免疫がない。 なので正面から受け止めて、フリーズしてしまうか、泣き出すか、 はたまた手が出るか。 私はといえば、フランス社会に出れば 毒舌で意地の悪い人間なんて山ほどいるので、 良い練習になるかな、と 「手を出すのはやめなさい、言い返しなさい」 と言っている。 そこでタイムリーにも週刊誌で読んだ、皇室愛子さまのイジメ問題。 同級生の毒舌に言い返せるだけの強さがあれば…。 私自身も子供時代は内向的でためるタイプ、つらい思いをたくさんしたので、 是非とも娘には言い返せる人間になってもらいたい。 ま、これがエスカレートすると小生意気で一言も二言も多いフランス人になっちゃうんだけど バランスも大事。 子供からは学ぶことがたくさんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.03 15:45:58
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