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カテゴリ:Cannelleの成長記
Cannelleが5歳の誕生日を迎えました
幼稚園でお祝いしてくれるというのでパパは張り切ってバナナチョコケーキを作り、大好評 お昼ごはんもお祝いムードにしてみました で、せっかくなので以前から気なっていたケーキを購入。 なんとなんと。 ヴァールVar県にパリのパティスリー・アンジェリーナAngelinaが2010年8月から上陸なのです 商業センターの集まるグラン・ヴァールGrand VarにあるプランタンPrintemps内でも小スペースにショーケースを置き、 アンジェリーナ十八番のモンブランMon-Blancやオリジナル作品を販売しています。 ショーケースの前を通る度に、気になっていたのでこの日思い切って店員さんに話しかけてみました。 「パリのアンジェリーナを名乗っているけど…どこで作っているの?パリから届くの?」 すると店員いわく。 アンジェリーナで長年勤めたパティシエがのれん分け(って言うんですかね)して イエール隣町のラ・ヴァレットLa Valetteにお店ぺシェ・ドゥ・グルマンディーズPeche de Gourmandiseをオープンしたのだとか。 自分が住んでいてこんなことを言うのはなんですが、 思わず同情して言っちゃいました。 「この辺の人は(価値が)わからないでしょう?」 店員さんは苦笑い。 パリを知っている人しか足を止めてくれないから ここのスペースもじきになくなるかもしれません、と小声でささやきました。 せっかく田舎町にパリの風が吹いても、問題は受け入れ体制なんですよね ところでモンブラン。 日本にいた時から特に感情を抱いていなかったケーキなのですが(笑) 明らかにフラ語を名乗るこのケーキ、フランス人の主人が知らないことは大きな驚きでした。 主人は日本のオリジナルケーキと思い、日本を訪れる度に必ず食べる大好物に。 彼は余程の無知なのかと回りのフランス人に聞いても同様、心得ない様子。 つまり、パティスリー・アンジェリーナを知るフランス人しか、モンブランを知らないようなのです。 ということで、初めてオリジナルの味を試してみることに。 他に、バレンタイン・デーが近かったのでハート型のオランプOlympe、 それから超スタンダードなパリ・ブレストParis-Brest。 マカロンにもあまり感情が無いので(笑・pidoo、辛党でございます) オランプは「ふうん」程度の感想でしたが、 モンブランにしてもパリ・ブレストにしても、 古き良き時代のバタークリームなんですね。 老舗の重みを感じ、しばしノスタルジーに浸りました バタークリームは味わいに重く消化にも重いので 昨今のヘルシー志向を受け徐々に消滅しつつある一品。 pidooが初めて本格的フレンチ・パティスリーに出会ったきっかけがこのバタークリームだったのでちょっと感慨深いのです 当時で既に、日本人には重いよね、と話していたなぁと。 フランスでも同様。 10年前はノエルのビュッシュも普通にバタークリームが優性だったのに 最近では見かけることも少なくなりました。 確かに1週間に1回食べるのは辛いですが、半年に1回くらいなら美味しくいただけますね …そんなお客ばかりじゃ商売にならないのでしょうけど ぺシェ・ドゥ・グルマンディーズPeche de Gourmandiseは レストラン、仕出屋、パティスリーを名乗っていて、なんとSushiまで提供。 どんなSushiなんだろう…日本の寿司でないことは確かでしょうが。 期待しないでいずれ試してみようと思います。 Peche de Gourmandise Ront-Point de La Bigue 83160 La Valette-du-Var 04.94.57.56.77. Cannelle5歳、種まきの様子 最近の一言: Cannelle「CannelleのアムルーAmoureux(恋人)はママなの。 パパのアムルーもママなの。でもママのアムルーはだれ?」 pidoo「えっ、ママの好きな人って…パパじゃないの??」 Cannelle「まさかぁ~、だってパパ、ママをおこらせてばかりじゃん」 思わず失笑。 5歳児、素晴らしい観察力です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.03.07 06:23:51
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