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カテゴリ:南仏生活
昨年夏前より某フランス語学校で講師をさせていただいておりますが。
日々学ぶことが多く、本当に毎日貴重な経験を積ませていただいています。 私自身が万年フランス語学習者ですので 「どうしたら早く上手になれるのか」と願う生徒さんたちの気持ちは痛いほど良くわかりますし、 数ヵ月後、1年後には今よりもっとすごい自分になれると信じる気持ちを私自身も常に抱いています。 ええ、まだまだ大きくなりますよ~! これもイメージトレーニングですね さて、今日は目からうろこの出来事がありました。 私はフランス語の一言一句をくまなく理解して、どんな文章構成なのかがわからないと不満なタイプなのですが。 だからわからない文章があると常に紙の上もしくは頭の中に書き出し、ぶった切りにして 主語、述語、目的語。 名詞、動詞、前置詞、形容詞、副詞… と分けて理解する方法を今までずっと実践して生徒さんにもそれを習慣づけるように助言してきたんですね。 そして何よりこれが上達する方法と信じて止みませんでした。 ところが世の中には音楽畑の方などずいぶん耳の良い方がいらして 彼らはこういう理解の仕方ではないと言うことに今更ながら気付いたのです。 耳から覚える。 これはある意味正論ですよね。ネイティブはこうやって育つのですから。 そういわれれば日本語で説明できない文法は山のようにあります・笑 で、耳から覚えるタイプには、必要以上の文法説明は必要ないんですよね。 むしろ邪魔。 耳から覚えるタイプの方は早い会話でも理解できます。 逆にゆっくり話すと気持ち悪いみたいです、がーーん。 私は一言一句を理解してもらいたくてゆっくり話すのですが、それが裏目に出ます。 彼らには彼らのリズムがあるのですから当然です。 音楽センスがある方は全体のバランスが良いので、わからない単語も前後の関係で補うことができるのです。 ところが問題もあって、 文章構成ができないから少し込み入った文章を作ることができないのです。 ここをどう乗り越えるか…。 乗り越えられた時には大威張りで報告しまーす 試行錯誤は続きます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.28 07:31:40
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