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テーマ:楽天写真館(356029)
カテゴリ:南仏生活
それは先週の土曜日。 夕方18時半ごろ、散歩に出かけた愛犬キューピー(シーズー)。 私たちはレストランへ食事へ行き、帰ってきたのが22時半頃。 いつもはワンワンッと吠えながら迎えてくれるはずのキューピーがいません。 おかしいなと思い、15分ほど庭中を探し、門の前の道も見渡したものの、見つからない。 2000年から我が家に来て13年、今までそんなことは一度もなかったのでよからぬことを想像しながらもその日は眠りにつきました。 そして翌日曜日朝8時半。 しつこい電話の音で目が覚め、夫が受話器を上げると。 「野犬収容所です。お宅の犬を預かっています。 昨日の19時から電話して今朝も5回もかけました」 急いで着替えて家族3人で速攻迎えに行きましたとも! そこにはクゥ~ンと泣きながら駆け寄るキューピーが 係りの若い男性によると。 前日土曜日、夕方18時半頃、道を一匹で歩いているキューピーを通りすがりの人が発見。 迷い犬と思い、警察署にすぐに連れて行き、警察署から野犬収容所に転送されたのだとか。 野犬収容所ではキューピーの耳の裏側にある刺青で登録番号を照合し、我が家の電話番号が判明した、と言う訳です。 そうそう、フランスでは犬を買う場合、必ず身元証明番号を刺青か、ICチップにして入れる必要があります。 お陰でキューピーのように迷った犬も無事に飼い主の元に届けられる訳なんですが… ちょっと待て。 キューピーは勝手に門から出て散歩することが日課なので、迷ったわけではないのですが!!!!???? 見つけた人は親切心から捕獲して警察署へ連れて行ってくれたのでしょうけど… 放っておいてくれても絶対一匹で帰れたはずなんですが!!!??? しかも、この野犬収容所に滞在したお陰で、1日預かりで23ユーロ請求されました しかし担当の若い男性は親切な方で、土曜に入所して日曜に出所だから本当は2日分 の請求しなければならないところを、1日に負けてくれました。 さらに、もし別の厳しい同僚が担当していたら、まず日曜の出所は許されないので月曜日まで連絡も引き伸ばし、 3日分、つまり69ユーロの請求になっていただろうと。 犬の家出も高くつくものですね… 今後は「ぼく一人で帰れるから」と書いた首輪でもしようかなと考え中です…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.03.24 08:10:38
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