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カテゴリ:Cannelleの成長記
娘Cannelleも12歳、日本では中学一年生の夏休みを終えたところです。
小6秋くらいから、「あらっ?これは反抗期?」と思われる態度が見られ、 いちいち反論する面倒臭い毎日が続いていましたが。 昨日、私なりに頑張ってきたバイリンガル子育てが報われるような事をポロっと言ってもらえました。 ちなみに小6で日本に引っ越すまでの日本語は 📖日常生活で必要な語彙は聞き取れる 👉母の指示や小言は理解できる😅 📖が、発話は挨拶程度しかできない 📖漢字は小2で挫折 📖カタカナも怪しい 📖そもそも、日本語習得を望んでいない といった、絶望的なレベルでした💦 やる気のある100%フランス人の日本語学習者には漢字習得の面では完全に負けていました💦 それが、今では! 難しい「維管束」やら、「裸子植物」やらも書けるようになり (維管束なんて日常生活で使わないけどね😅)、 先日、初夏に受けた日本語能力試験JLPT2級の合格通知も届き、 思い切って日本に来て良かったなぁと感無量の日々です。 ところで、日本もフランスも中学校から英語授業が本格的に始まりますが、フランス語が母国語の娘にとっては英語は簡単なよう。 悪戦するクラスメイトを見て、 娘「私、なんでみんなより英語わかるのかな?」 私「フランス語に似てるからでしょ。」 娘「私、フランス語が母国語なのになんで日本語こんなに速くできるようになったのかな?」 私「えーっと…。 それは、あなたの母親が日本人で、ずーっと日本語で話しかけていたからじゃないの?」 娘「そっか!ありがとうママ!そしたら、英語でも話しかけてくれたら良かったのに!」 「ありがとう」が私の感じる苦労に比べてなんと軽いこと…💦 しかも英語だと⁉️どこまで楽をしたがる娘なのだ…😫 と呆れながらも、過去に聞いた様々な経験談で圧倒的に多かった例を思い出しました。 片親の母国語を嫌がるからさせていなかったのに、進路を決める年齢になって「なんで教えてくれなかったんだ」と責められるというのです。 私にとっての子育ても、日本語教育を巡っての娘との闘いと言っても過言ではありませんでした。 「本人が望んだ時にするんじゃないの」とさせないでおけば、ウチの娘は確実に100%フランス人になってしまい、成長してから「日本語?親が教えてくれなかったからね〜」と皮肉る未来が簡単に想像できました。 偉業を果たした有名人の幼少の頃の話をよく聞きますが、そういった方は小学校高学年ですでに今後のビジョンを見据えているのですね。 残念ながらウチの子は凡人のようで、楽な方にと流されるタイプ。 親はまず自分の子がどちらのタイプかを見定める必要がありますなぁ😅 まっ、親の言うことは半分しか聞かなくなっている年齢。 引き続き、世間様に迷惑をかけない人間に育てていくことを目標に、彼女の進路については親は徐々にフェイドアウトしていこうと思います😆 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.09 01:14:05
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